『奈落を砕いて、逆さまに振って』


メインログ | 雑談

◆Preplay

■トレーラー

この街で何かが起きている。
繰り返される日常はすでに失われつつある。

誰もがそんな予感を抱いているが、その正体はわからない。
――新たな事件が起きたのは、そんなある日のことだった。

「ローディーズ・ドア」。
そのドアを叩く者は救われる。
悩める者の求めに応じ、その原因を拭い去る、奇跡の扉である――という。

事実、街には「ローディーズ・ドア」に救われたと主張する人々の声が聞こえ始めた。
だが、その実態まつわる不穏な噂は多い。

「ドアの向こうは死体でいっぱい」。
「救われるには対価が必要」。
「霧の深い夜にだけドアは開く」。

UGNはこの事態を看過できないものとして認識する。
そんな中、N市第13支部――治安の劣悪な廃棄物処理場のある地区から連絡があった。
……「救援要請」だ。
---
阿形雪実キャラシート(PL:ファサズ)
虹咲奏キャラシート(PL:優水)
秋塚譲治キャラシート(PL:大塚零)
梁田麗佳キャラシート(PL:森田)

【Index】

◆Opening
01:阿形雪実
02:虹咲奏
03:秋塚譲治
04:梁田麗佳
◆Middle Phase
01:合流
02:情報収集
03:ベンサレム
04:下降
05:戦線
06:深化
◆Climax
Climax:崩落
Backtrack
◆Ending
01:虹咲奏と梁田麗佳
02:虹咲奏
03:梁田麗佳
04:秋塚譲治
05:阿形雪実
---
GM:それでは徐々に初めて行きたいと思います。
GM:まずは自己紹介からお願いしたいです。
GM:PC番号は特に振っていませんが、ハンドアウトを記述した順で自己紹介をやっていきましょう。
GM:まずはPC1、阿形雪実さん! 宜しくお願いします。
阿形雪実キャラシート
阿形雪実:キャラシとか貼ったといた方がよかったでしょうか、取り敢えず一応!
GM:あっ、それをお願いしたかった! ありがたい!
阿形雪実:はい!阿形雪実16歳、若さ爆発女子高生UGNチルドレンでございます!
阿形雪実:シンドロームはエンジェルハイロゥ/バロール。高い行動値で機先を制する射撃型!
阿形雪実:今時の女子高生的な、明るく軽いUGNチルドレンです。大元の所属はRラボですが……
GM:研究所出身……!
阿形雪実:今回任務の一環として、大N市に派遣されました。強力な空間歪曲能力を持って戦う、色んな街に仕事で派遣される
阿形雪実:オーソドックスなチルドレンですね。しかし13もの支部が集まる大都市はさすがに今回が初。一体どんな事件が待っているのか……!
阿形雪実:クラスメイトの大都佳苗ちゃんをロイスに、事件に関わって行くことになります。こんな感じでよいでしょうか!
GM:はい! とすると、街には来たばっかり、みたいな感じで大丈夫でしょうか?
阿形雪実:街に来て、大N市は大まかには見て回って、さて任務に向けて一旦待機中……みたいなイメージでした
阿形雪実:もちろん、来たばっかりでも全然OKです!
GM:了解!じゃあ学校ではまだ「転校生」、みたいな感じで通ってることにしましょう。半年は経ってない感じで!よろしくどうぞ!
阿形雪実:「思った以上に広くて、思った以上に混沌としてる街だぞ」みたいな所感を抱いていたところですね。は!了解です!
阿形雪実:よろしくお願いします、以上です!
GM:はい!そんな阿形さんのハンドアウトはこちら。
■阿形雪実ハンドアウト
シナリオロイス:大都 佐苗(おおつ さなえ)
願いを叶える奇跡の扉。「ローディーズ・ドア」にまつわる真実。
きみの任務はそれを調査することだ。
実際に「ローディーズ・ドア」の扉を叩いたと噂される人物が、きみの通う星辰館高校の剣道部にいる――
そんな噂を聞きつけ、きみは剣道部に接近する。

だが、そこできみと同じく、「ローディーズ・ドア」の真実を調べているという女子生徒と遭遇する。
彼女の名は大都佐苗。自称・都市伝説研究会の唯一の部員であるという。
きみは彼女の旺盛すぎる好奇心と対峙することになる。
GM:がんばってもらいます。
GM:そして次はPC2、虹咲奏さんお願いします!
虹咲奏:はい!
虹咲奏キャラシート
虹咲奏:虹咲奏、UGN支部長です。
GM:クールな成人男性で支部長も実はすごく珍しい気がしてきました
虹咲奏:大N市においては、第一区画を担当しています。
虹咲奏:そうなのだろうか…
虹咲奏:ちょっと頬の辺りに骨が張ってるので、やつれた感じにも見える。
虹咲奏:で、色々なことを先んじて予測したりするので、プロフェット・エイトと呼ばれていますが
虹咲奏:これは豊富なイージーエフェクトを利用したものですね。特に人の感情を読んでそこから何をするか導き出したりとかします。
GM:5個もある…
虹咲奏:実際のところ、その本領は戦闘での妨害と攻撃誘導、高い防御で味方を守ること。
虹咲奏:ダイス減少エフェクトとか色々ある!
GM:ショウタイム強いな…
虹咲奏:そして設定面ではあと、後天的起源種でその時の事故で恋人を食い殺したり、
虹咲奏:鳥のキュマイラだったのが始祖鳥の起源種になったり強い飢餓衝動があって人前では食事を取れなかったり
虹咲奏:などがあります!
虹咲奏:今回は起源について研究してた元部下が絡んでくるそうで
虹咲奏:どきどきしています。
虹咲奏:以上、よろしくお願いします!
GM:あ、そうそう! シナリオロイスの元部下ですが、
虹咲奏:はい!
GM:N市における「崩落戦」という大規模な戦い以降、失踪した設定です。
GM:虹咲さんは崩落戦の前から支部長でした? それともその頃は通常スタッフ?
虹咲奏:支部長ですね
GM:了解です!では崩落戦の前から支部長で、シナリオロイスの三芳さんはその部下だったおいうことで!
GM:問題なさそうなのでそのままハンドアウトをはります。
■虹咲奏ハンドアウト
>シナリオロイス:三芳 孝一(みよし こういち)
その日、きみは探偵事務所に足を運んでいた。
所長の筧正臣という男が提示してきた、無視できない情報のためだ。
筧は、一人の男の行方を尋ねてくる――彼の名は三芳 孝一。
きみのかつての部下で、研究職にあった、冷静さと人の好さを兼ね備えた男の名だ。

彼の専門は「レネゲイドの起源について」。
きみにも無縁の分野ではなく、個人的な付き合いもあったかもしれない。
かつてのN市を巻き込んだ「崩落戦」と呼ばれる戦いで死亡扱いとなったはずだが、
筧が言うには、つい最近彼の姿がN市13地区で目撃されたという。
GM:よろしくどうぞ!
GM:それでは三人目、秋塚譲治さんお願いします!
秋塚譲治キャラシート
秋塚譲治:はい! 秋塚譲治二十一歳独身、彼女募集中!
GM:これが……秋塚という男!
秋塚譲治:真面目にするときは真面目に、そうでないときは結構軽い性格の軽薄な男です。
秋塚譲治:どんな危険な任務であろうと生還する生還者であるため、あまり深刻に考えすぎるということをしないこと
秋塚譲治:目を離すとめちゃくちゃ死にに行きそうな、そういう人間と出会うともしかしたら真面目になるのかもしれない。
秋塚譲治:戦闘エージェントして活動しており、素手白兵を行う! それしか出来ない。
秋塚譲治:本当に素手白兵はキツイ! もうちょっとなんとかして欲しい!
GM:エグザイルを選ぶしかないかな…
秋塚譲治:エグザイルでもきつくない……? そもそも素手変更する意義が……
秋塚譲治:という様々な葛藤を打ち払ってここに立っております! 頑張るぞ!
秋塚譲治:とにかくどんな任務が来ようと生還者である限り無敵! かかってこい! 以上!
GM:秋塚さん、勝手にN市にいまは住んでることにしましたが、
GM:こちら問題ないですか? 街の外でもある程度仕事をしていたエージェント、という想定でハンドアウトを作ってみましたが!
秋塚譲治:OKです、全然問題ないです!
GM:はい!ではそのハンドアウトがこちら!
GM:はい!ではそのハンドアウトがこちら!
■秋塚譲治ハンドアウト
>シナリオロイス:《クロームパレード》成塚 時恵
N市で暮らすきみの下に、傷ついた女性が現れる。
彼女の名は《クロームパレード》成塚 時恵。
彼女はFHエージェントであり、かつて新人だった頃のきみと戦ったこともある。
そのときはほんの少女で、結局のところ決着はつかずじまいだったが――。

彼女は得体の知れないジャームに追われており、負傷しつつもきみに告げる。
全面的に降伏する。きみたちの側に亡命したい、と。
このままでは誰も生き残れないだろうという彼女の言葉を、きみはどう感じるだろうか。
GM:そして、4人目!
GM:梁田麗佳さん!お願いします!
梁田麗佳:いえい!
梁田麗佳キャラシート
梁田麗佳:以前からチョロチョロ登場していた、第五支部長梁田さんです!
GM:ぶんなぐり達成値ウーマン……
梁田麗佳:厳しくビシビシ周りを指導していくタイプの叩き上げキャリアウーマン!己を反省しろ!向上心を失うな!
梁田麗佳:フェイタルブレーーーーード!!
梁田麗佳:と見せかけて、ティーンエイジャー以下の子供には大変甘いです。シュークリームとか配る。
梁田麗佳:分かりやすいキャラ。
GM:狂官……
梁田麗佳:性能的には上でも言われてるように、主にオート達成値支援が持ち味
梁田麗佳:味方のダイスや達成値を臨機応変に高めて、戦線を安定させるのが得意技だ
梁田麗佳:申し訳程度の殴りも出来るぞ!
梁田麗佳:今回は…ぐへへ…どんなかわいい子供たちに出会えるかなァ~~ッ
梁田麗佳:以上です。
GM:支部長をやっている期間的には、どんな感じですかね? 崩落戦より前から?
梁田麗佳:そうですね、現行メンバーだとかなりのベテラン
梁田麗佳:あ!GM!
GM:はい!
梁田麗佳:13支部長の好きなケーキってなんですか
GM:ブッシュドノエルです。(チョコレートが好きともいう)
梁田麗佳:かわいい
梁田麗佳:では買っていきます
GM:OK!そんな梁田さんのハンドアウトはこれ!
■梁田麗佳ハンドアウト
>シナリオロイス:《ケイヴマン》
13地区支部長――《ケイヴマン》から救援要請が届いた。
その後、彼との通信はほとんど途絶している。
多くの人間が姿を見たこともない第13地区支部長と接触するため、
きみは湾岸地区のさらに先、埋め立て区域の13地区を訪れることになる。

いびつな繁栄を謳歌する街を踏み越え、
信じがたい姿の「協力者」に案内され、たどり着いた先は廃棄場の入り口。
きみはそこで切迫した状況――廃棄場に存在する支部の意味を知る。
GM:以上!宜しく頼み申す!
梁田麗佳:イエス!

◆Opening01:阿形雪実

GM:OPもハンドアウトの記述順でいきます。
GM:なので最初は阿形さん。登場ダイスをお願いします。
阿形雪実:オッス!
阿形雪実:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+6[6] → 43

GM:OK!
---
GM:願いを叶える奇跡の扉。「ローディーズ・ドア」。
GM:いま、きみに与えられている任務はその調査だ。
GM:依頼元は第五支部。支部が数多くするこの市は、きみにとってもいまだ慣れないことばかりだ。
GM:だが、きみは調査によって、「ローディーズ・ドア」と接触した人物を探り当てることに成功する。
GM:その人物は、きみの通う星辰館学園の高等部二年生――剣道部の男子生徒だという。
GM:剣道部のエース、前田克樹。きみはその人物を尋ねて、剣道場まで来ている。
剣道部員:「……」 部活はそろそろ終わったようだ。日も暮れ、剣道部員たちが帰り始めている。
阿形雪実:(「……と、いうワケで剣道場までやって来たあたしなのだ!」)
GM:阿形さんは話しかけてもいいし、様子を見守っていてもいい。
阿形雪実:「ま、この街に来て初めての仕事がトシデンセツの調査ってのはヒョーシ抜けだけど……」
阿形雪実:「いや、実際、上のヒトたちにとっては看過できない事態が起きてるってことだもんね」
阿形雪実:「ならあたしも、やることやりますか!」 と、声を掛けますよ
剣道部員:「あー、もう最悪。また俺が戸締りかよ……」 ぶつぶつ言いながら、最後の一人が剣道場から出てくるのも見える。
阿形雪実:「こんにちはーっ、すいません、もう部活……終わっちゃった?」
剣道部員:「……あれ? そうだけど。なに、誰か待ってた? もう誰もいないけど?」
阿形雪実:にっこり、和やかに部員に話しかける
阿形雪実:「ああー、マジか……。ごめんね、真が悪かったかな。んとね、前田克樹くんに用があるんだけど」
剣道部員:「あっ、そう、前田……俺じゃなくてね。やっぱりそっちかあ」 ちょっと落胆する。 
阿形雪実:「あたしこの間転校してきた阿形っていうんだけど……あ、大丈夫?何か手伝う?」
剣道部員:「いや、いいって。大丈夫、もう鍵かけるだけだし! ……前田ね、あいつなら、今日も来てたよ」
阿形雪実:「あっちゃー、ごめんね。んんと、君あたしと同じ一年だよね?片づけ大変だよねえ。お疲れ様」
剣道部員:「やっぱり人気あるんだよなあ、あいつ……怪我治ってから調子いいもんな……」
阿形雪実:「あ、来てた!?本当?入れ違いになっちゃったか……」
剣道部員:「入れ違い? あれ? うん? さっき出てったはずなんだけどな」
阿形雪実:「怪我……」
GM:剣道部員は不思議そうに周りを見回す。阿形さんは気づくだろう。
阿形雪実:「んん?」つられて辺りを見る。気づくよ!
GM:さっきからずっとここで見ていたが、「前田克樹」に一致する容貌の生徒は出てこなかった。顔くらいは写真で確認済みだ。
剣道部員:「五分くらい前に出たと思うけど。見なかった?」
阿形雪実:(「……待って。あたし大分前からここ見てたよな」)
阿形雪実:「見なかったけど……あれ、おかしいな。特に急いでたりとか様子の違う所なかったよね?」
剣道部員:「んー……たぶん。職員室の方にでも行ったのかな。でも悪いんだけど」
剣道部員:「俺、これからすぐ部室の戸締りに行かないといけないんだよね。もし気になるなら後で聞いとくよ」
剣道部員:「明日にでも会えるんじゃないかな。もうすぐ試合だから絶対来るし」
阿形雪実:「そっか……ん、ありがと。そうね、じゃあさ、あたしもちょっと剣道の試合とか興味あるから、会ったらよろしく伝えといてよ」
剣道部員:「はいよ。じゃ、また明日にでも」 剣道部員は片手を振って去っていく。そして――
大都佐苗:「――そして。後に残るのは、私ときみというわけだ」
阿形雪実:「今日はありがとねー!部活、頑張ってー!」去りゆく背中に声を投げる
阿形雪実:「……うわぁ!」
GM:阿形さんはいきなり背後から声をかけられる。
大都佐苗:「実に興味深い話だったじゃないか。ホラーの予感がしてこない?」
阿形雪実:「び、びっくりしたー。え、ええと……え、何?ホラー?」
大都佐苗:「うん。消えた剣道部員エース。怪我から治ったはずの彼はどこに? ずっと見てたはずなのに?」
阿形雪実:(「き、気づかなかった……あ、あたしが……ショック……何なのこの子……!」)
大都佐苗:「……さっきの彼が勘違いしてるだけで、ふつーに渡り廊下から職員室の方にいっただけなのかもしれないけどね?」
阿形雪実:「ずっと見てたはずって、いやいや、あたしついさっき来た所だし。そんな暗いことしてないって~」
大都佐苗:「またまた~。見てたくせに! かくいう私もずっと見張ってたから間違いない!」
大都佐苗:「あ。自己紹介遅れて申し訳ない! 私は大都佐苗。高等部一年で、都市伝説研究会の会長です。そっちは?」
阿形雪実:でまかせだ!自分同様、この子はあたしのことを見ていたのか。誤魔化す!
阿形雪実:ダメだ。やっぱり見られてた!
阿形雪実:「いやいやまたまた~~~……ちっ、ばれてたか。あはは……阿形雪実。アイスの実の「実」と書いて、サネね」
大都佐苗:「よろしくよろしく。私はこの通り、京極堂とか西尾維新とか好きです。宜しくねぇ~」
大都佐苗:「その趣味が限界突破しちゃって、こうやって都市伝説調べてるわけ」
阿形雪実:「1年〇組。何か月か前にこっち来たとこなの。ふぅん、大都佐苗ちゃんね。都市伝説研究会、か……」
阿形雪実:「あはは、スキモノってやつだ(笑)。で、その都市伝説研究家さんが、剣道部の前田くんに会いに来たあたしにコンタクトを取って来た……」
大都佐苗:「うん。さては同好の士だと思ってね。調べてるんでしょ」 「『ローディーズ・ドア』のこと」
阿形雪実:「佐苗ちゃん……あたしも雪実でいいよ、も、やっぱり前田くんが怪しいって……」
阿形雪実:「! ああー、うん、やっぱりそこに行くよねえ。ローディーズ・ドア」
阿形雪実:「……まあね。うん、あたしもさ、街で最近よく聞くんだよね。それのハナシ」
大都佐苗:「そそうね。雪実くんもいいセンスしてるよ。怪我が治ったって聞いて、おやっと思ったわけ。じゃあ、これは聞いたことあるかな?」
阿形雪実:「……んん?」何だろう?
大都佐苗:「前田克樹くん。アキレス腱断裂の大けがしちゃったらしいよ。一週間前に」
大都佐苗:「それが部活やってて、試合にも出るつもりだったってことでしょ。それって普通じゃありえなくないかな?」
阿形雪実:「一週間!?」それは完治はさすがに不可能だ
阿形雪実:「それは……うん、ないわ……」普通なら。だが自分はそれを可能にするものを知っている
大都佐苗:「だよね。気になるよね~。なんとかして会えないかな、前田くんに。ローディーズ・ドアの手掛かりだけでも」
大都佐苗:「どう? 雪実くんも気になってるなら、我が都市伝説研究会で一緒に調べてみない? 大歓迎するよ!」
阿形雪実:「なるほどね。そりゃ都市伝説研究家の佐苗ちゃんとしては、放っておけないケースなワケだ」
阿形雪実:少なくとも彼女は、この街に来て間もない自分よりは、この学校の学生と、街の噂には詳しいだろう
阿形雪実:ならば情報源として、組む価値はあるか。……危険には巻き込まないよう、よく見ておく必要があるが
阿形雪実:「……いいね!実はあたしもさあ~。気にはなってるんだけど、前田くんとかどうコンタクト取って行けばいいか、正直決めあぐねてたんだわー」
大都佐苗:「おっ! 話がわかる、いいノリだよ雪実くん! 私たちはきっといい友達になれる!」
大都佐苗:「それじゃあ彼の交友関係を調べてみるよ。アキレス腱断裂した彼が自力でローディーズ・ドアに接触しに行ったとは考えづらいしね! すごくない、私の推理!」
阿形雪実:「おおー、そうね!確かに手助けがいるわ。やるじゃん佐苗ちゃん!」
阿形雪実:「なら前田くんの周りから当ってみよう!こういうのは、人手もいるでしょ?じゃんじゃんあたしの使っていいからさ!」
大都佐苗:「よし! 明日にでも会いに行こう! でも……気をつけて。ローディーズ・ドアってね」
阿形雪実:「なんなら学校のオカ研には知らないトコロとかも、あたしならイケるからね~にっへへ」
阿形雪実:「……ん」
大都佐苗:「……願いをかなえてくれるけど、相応の対価を求めるらしいよ。都市伝説らしいね? ぞくぞくするよ」
GM:大都早苗がそう言って笑ったとき、阿形さんのスマートフォンが音を鳴らす。第五支部長からの呼び出しだ。
阿形雪実:「……ははっ、まあそれもよく聞く話っしょ。ビビっててもしょうがないって!それじゃあ……ん、ゴメン。デンワ」
GM:集合を求めるメッセージ。
阿形雪実:とる 「……あちゃあ」
GM:座標が指示されている――N市、第13地区。きみもまだ足を踏み入れたことのないエリアだ。
大都佐苗:「どした? バイトか塾か習い事かな?」
阿形雪実:「ごめん、今日ちょっと用事が出来ちゃった。あたしのアド(レス)渡すね。何かあったらいつでも連絡してよ」
大都佐苗:「OK。また明日。こっちも何か仕入れたられんらくするよ!」
大都佐苗:「よろしくね、雪実くん! いやあ、今日はいい日だなあ!」
阿形雪実:「まあーそんなこと。……うちの“ママ”がね、話があるんだってさ。まずいなあー……アレがばれたかぁー……?」
阿形雪実:特に大したことではないが、こっそりやってるアレそれだ!
阿形雪実:「ん、それじゃあね。佐苗ちゃんも気をつけて帰ってよー!」
大都佐苗:「ママか。いいねえ。家族は大事だ。そっちこそ、お気をつけてね!」
阿形雪実:特に何事もなければ、携帯をしまって去る!背中で手を振ろう
GM:ここではロイスの取得のみ可能です。
阿形雪実:では佐苗ちゃんにロイス。同行者 大都佐苗 〇庇護/隔意 だ!
GM:OK!
阿形雪実:「さて、いったい何の用事かなあーママ……」 以上です!

◆Opening02:虹咲奏

GM:次は虹咲さんのOPです。登場ダイスをお願いします。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:33->36)
GM:OK。
---
GM:この日、きみは街の片隅にある探偵事務所へ足を運んでいた。
GM:理由はただ一つ。
GM:この事務所の所長である筧正臣という人物――UGNエージェントでもある男が、ある情報をもたらしたからだ。
GM:データのやりとりではなく、直接訪れたのは、万が一を防ぐためだ。UGN内部ですら信用できない――このケースの場合は。
筧正臣:「……わざわざ来てもらって悪いな」
GM:意外なほど片付いた室内で、きみは筧正臣と対峙している。
虹咲奏:「いいや、気にすることはない。こちらとしても確実なところが知りたかったからな」
筧正臣:「そりゃどーも。名前とコードネーム、どっちで呼ばれるのがお好みなんだ?」
筧正臣:「これ聞いとかねーと、いきなりキレるやつもいるんだよな」
虹咲奏:「確かに、名前で呼ばれたがらない者も、その逆も一定数いるな」
虹咲奏:「……虹咲でいい。筧正臣」
虹咲奏:じっと、感情の動きを見ている。(《七色の直感》)
筧正臣:「サンキュー。秘密組織っぽくない方が助かるよ、ミスタ?虹咲。いきなり本題に入っていいかい?」
GM:緊張しているのがわかる。それと若干の困惑。
GM:手にした情報を持て余しているように見える。
虹咲奏:「ああ、構わない。その方がシンプルだ……」
虹咲奏:「……余程の情報らしいな」
筧正臣:「よし。天気の話も、駅前のケーキ屋の話もまた今度ってことで。……お察しの通り」
筧正臣:「……あんた、崩落戦を覚えてるか? この街でかつてあった、でかい戦いだ」
虹咲奏:「ああ。直接は居合わせなかったが、私がこちらに来たのもそれがきっかけだったからな」
筧正臣:「そうかい。あの戦いでこの街のFHは事実上壊滅し……、UGNにも損害は出たと言われてる。何人か行方不明扱いになったしな」
筧正臣:「……その、行方不明になった連中が問題なんだ」
虹咲奏:「何か事件にでも関わっていることが判明した、か?」
筧正臣:「たぶんな。行方不明になっていたはずのUGN職員が目撃された。第13地区でだ」
虹咲奏:問題。思いつく推測を口に出す。
GM:虹咲さんは知っているだろう。
GM:第13地区。このN市の中でも特に治安の悪いエリアだ。
GM:事実上のスラムと化しているスポットもある。
虹咲奏:「第13地区……」
筧正臣:「重大な問題だぜ、これ。UGNに生存を知らせないまま潜伏してたってことだ。本人の意志かどうかは知らないけどな」
虹咲奏:「……相応の『事情』があったと見える。良きにつけ悪しきにつけ」
虹咲奏:「あまりいい予感はしないがね」
筧正臣:「いい勘してるぜ。さらなる問題は、これがあんたの元部下だってことだ」 写真を差し出す。その神経質な顔の男に、きみは見覚えがあるだろう。
GM:彼の名は三芳 孝一。きみのかつての部下で、研究職にあった、冷静さと人の好さを兼ね備えた男だった――はずだ。
虹咲奏:「三芳…………」
GM:では、ここで回想しましょう。
虹咲奏:はい
GM:崩落戦以前。街を離れる前にきみが彼と話した、ほとんど最後の会話だ。
---
三芳孝一:「――支部長。あなたの意見を聞きたい」
三芳孝一:「もちろん直感的なもので構わない。重要なのはサンプルだ。素体だ」
GM:三芳孝一は、彼のデスクで一心不乱にキーボードをたたきながらきみに尋ねたことがある。
三芳孝一:「世界最古のレネゲイド……それが存在すると仮定して。それはどんなものだと思う?」
虹咲奏:「――――」
虹咲奏:「……ヒトには扱いきれないものだ」
虹咲奏:「暴風のようなものだ。大きな力の前に、飲み込まれるしかない」
三芳孝一:「シンプルだが、悲観的でもある。あなた自身が扱いを持て余しているように聞こえるな」
虹咲奏:「事実、その通りだよ。あの実験で『起源の種』を植えつけられてから、」
虹咲奏:「……その直後から、私には自分で制御できない部分が存在するようになった」
三芳孝一:「あなたのレネゲイドは知っている」
三芳孝一:「その種は災いだけをもたらしたと思うかな」
虹咲奏:「……この力ゆえに、守ることができたものは多い。今も、その力がなければ」
虹咲奏:「恐らくここには立っていないだろう」
三芳孝一:「……俺も、その力の良い面を見ていたい」
三芳孝一:「レネゲイドを制御すれば、災いは防げる。見てくれ」 彼はモニタを指さす。
虹咲奏:モニタを覗き込もう。
GM:巨大な石斧のような物体が表示されている。
三芳孝一:「ジュラシックレコード。遺産と呼ばれるオブジェクトだ」
三芳孝一:「これが最古のレネゲイド・オブジェクト――だと考える者もいる」
虹咲奏:「話には聞いたことがある」
三芳孝一:「かなり広範囲にわたって発掘された形跡がある。最古の遺産。……だが、俺の意見は違う」
三芳孝一:「この形に加工される前に、何かが確実にあったんだ。人がそれを使えるようになる前に……そうでなければ順序がおかしい」
三芳孝一:「俺はその鍵が、あなたのレネゲイドに……ジュラ紀の境目を越えた、あなたのレネゲイドにあると考えている」
虹咲奏:「……つまり、起源の力を備えたレネゲイドを、制御し、加工せしめた者がいると…」
虹咲奏:「…鍵」
三芳孝一:「……もうすぐ、大きな戦いが始まりそうだ。それが終わったら、あなたのレネゲイドを本格的に研究させてほしいと思っている」
虹咲奏:「………私がそれにあまりいい顔をしないことは知っているだろう」
三芳孝一:「知っているが、そう頼まずにはいられない」
三芳孝一:「あなたは俺が知る限り、もっとも優しい起源種の持ち主だから」
虹咲奏:「ふ」
虹咲奏:思わず笑いが漏れる。自嘲の笑いだ。
三芳孝一:「気分を害したら済まない。俺は他人に配慮するのが苦手だ。おかげで永遠に生涯いち研究スタッフだろう」
虹咲奏:「ああ、いや。君のそうした性質はわかっている」
虹咲奏:「ただ、他の起源種がどれだけ凶悪なものなのかと思ってね」
三芳孝一:「さて――噂に聞くと物騒だからな。会ってみれば、あなたと同じくらい愉快な人たちかもしれない」
虹咲奏:「私のことをそう形容するのは君ぐらいのものだ。……だが、そうだな」
虹咲奏:「『優しい起源種』もいるかもしれないと、思うぐらいは許されるか」
三芳孝一:「俺はそう信じたいね」
---
筧正臣:「……で、だ」
虹咲奏:「……ああ」顔を上げる。
筧正臣:「あんたにはぜひこの人物を探し出してほしいと思う。人違いなら、それが一番いい」
筧正臣:「こいつは依頼じゃない。俺の個人的な情報提供で、懸念事項を伝えただけだ。あんた次第だが――どうする?」
虹咲奏:「捨て置くことはできない」
虹咲奏:「……行ってみようと思うよ。筧、情報提供感謝する」
筧正臣:「幸運を祈る。まあ、その、なんだ……」
筧正臣:「死ぬなよ。あんたいい人そうだし」
虹咲奏:「………」目を細めて。
虹咲奏:「ありがとう。それでは、失礼するよ」
虹咲奏:穏やかに笑い、立ち上がる。
GM:ロイスの取得のみ可能です。
虹咲奏:元部下/三芳孝一/信頼/隔意:○/ロイス
虹咲奏:これで取得します。
GM:はい!ありがとうございました!
GM:――――

◆Opening03:秋塚譲治

GM:それではOP3です。秋塚さんは登場をお願いします。
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+10(1d10->10)した (侵蝕率:35->45)
GM:Oh...
GM:OK!
秋塚譲治:大丈夫大丈夫、俺生還者だから
---
GM:エージェントとしてUGNで働くきみは、現在のところN市に拠点を置いている。
GM:それはこの街にトラブルが絶えないからでもあり、
GM:より大きな何かが動いているのを感じているからでもある。
GM:今日もきみは定期的な巡回と任務報告を終え、自宅のマンションに帰宅する。日常のルーチン――そのはずだった。
成塚時恵:「……”クロックワークス”」
GM:きみはマンションの自室の入り口で、一人の少女がうずくまっているのを見るだろう。
GM:きみは彼女をよく知っている。”クロームパレード”。かつて何度か交戦したFHチルドレン。見た目は、あの頃からまるで変っていない――ローティーンの少女だ。
秋塚譲治:「……おっと、こいつは珍しい顔だ。“クロームパレード”」
成塚時恵:「ずいぶん……待たせてくれましたね。帰宅が遅すぎます。UGNってのはどうなってるんですか? 就業規則は?」
秋塚譲治:「いやいや、そいつはFHには言われたくないね。お前さん達の方が全くどうかしている」
秋塚譲治:「もうちょいホワイトだったら俺たちもそうなってる。――お前、家に上がれよ」
秋塚譲治:「全くらしくない、最後に見たときはもう少し元気だったような気がするぞ。そんなんじゃ、決着もつける気がしない」
成塚時恵:「……あなたの家に気安く入るほど、頭の中がお花畑じゃありません」 ため息をつく。
成塚時恵:「あなたのチームは? ここにいないでしょうね?」 周りを警戒する。
秋塚譲治:「そいつはいい。その方が口説き甲斐がある。で、どうなんだ?」
秋塚譲治:「さてな? ま、俺の言葉をどう信じるかどうかはお前の勝手だが……」
秋塚譲治:「野暮なことは、まぁ、ないと思ってくれ」 と冗談めかして言う
秋塚譲治:「お前がその気ならな」
成塚時恵:「ジャーム殺しの狂人だとか、隻眼の鬼だとか、トリガーハッピーだとか……はあ。まあ、いたら悠長に話してませんね」
秋塚譲治:「ハッ、なんだそりゃ。そんな奴らとは付き合いないさ、こう見えても付き合う相手は選ぶんでね」
成塚時恵:「では、正直に話しましょうか? 忌憚のない意見を」
秋塚譲治:「どうぞ」
成塚時恵:「……亡命したいの」
秋塚譲治:「…………」
秋塚譲治:表情が変わる。
成塚時恵:「私の所属していたセル――”シャンバラ”はもうない。跡形もなく消えました。そのことはご存知でしょう?」
秋塚譲治:知ってます?
GM:知っていてもいいし、知らないことにしてもいいです!
秋塚譲治:了解!
秋塚譲治:「そいつは――初耳だな」
成塚時恵:「……本当に知らないんだとしたら、UGNの情報遅滞も相当なレベルですね。とにかく、この街のFHは散々です」
成塚時恵:「ジャーム化して野良犬同然に暴れまわるか。死ぬか。あり得ない再起を誓って潜伏するか……私はどれも受け入れられません」
秋塚譲治:「どうも、この街はゴタゴタし過ぎなんだよ」
秋塚譲治:「とするともう諦めたってことか?」
成塚時恵:「そっちについた方がまだマシってことです。最悪。こんなことになるなんて……だって」
成塚時恵:「追われてるんですよ。野良犬みたいに追い立てられて。ほら……いまも!」
GM:秋塚さんは気づいてもいい。
GM:マンションの屋上から、何かが降ってくる。
GM:人間の頭ほどもある、昆虫のような影だ――恐らくはジャーム。
GM:それも複数。
秋塚譲治:「ああ、まぁ、そりゃしょうがないわな」
成塚時恵:「保護してほしくて、ね。そういうわけです」 ”クロームパレード”の掌に銃が生まれる。
GM:ジャームは当然、秋塚さんにも襲い掛かってくる。自由に迎撃可能です。
秋塚譲治:「了解、UGNとして保護を求めてきたオーヴァードは……ッ」
秋塚譲治:ジャームの懐に入り、掌底で頭部を打ち上げてから肘打ちで吹き飛ばす。
成塚時恵:「助けてくれる、んでしょう? 私にも選択肢なんて、ない!」 ”クロームパレード”は弾丸を湯水のようにばらまく。ジャームの何匹化を叩き落す。
秋塚譲治:「助けないわけには行かないだろっ!!」
秋塚譲治:そのまま別のジャームに捻り込むように拳打を打ち込み吹き飛ばす。
成塚時恵:「さすが」 ぎっ、と唇の端をあげて笑う。
秋塚譲治:「お前もな」
成塚時恵:「変わっていなくて良かったです。……見てください、これ」 撃墜したジャームを拾い上げ、きみに差し出す。
秋塚譲治:「そうか? お前ほどじゃあないぜっと」 ジャームを見る
秋塚譲治:なにかわかります?
GM:それは奇妙な物体だ。子供の頭くらいのビニール製のバルーンに、
GM:やはり大きな虫の羽のようなものが移植されている。
成塚時恵:「この手のジャームが街に解き放たれています。こいつらはオーヴァードを襲う性質がある」
秋塚譲治:「なるほどな、こんなものがあったら単独のオーヴァードじゃキツイだろう」
成塚時恵:「私はこれを、融合型ジャームと名付けました。物質と生命の融合」
秋塚譲治:「物質と生命の融合ね……そのあたりのことも、知ってたり?」
成塚時恵:「遺産のように、レネゲイドが無機物を浸食しています。詳しいことはわかりません。ばらばらになった私たちを、こいつらが襲い始めて……」
成塚時恵:「残ったのは、目の前にいる一人だけ」 自分のこめかみに拳銃を押し当て、示す。
秋塚譲治:「そうか」
秋塚譲治:「じゃあ、拾った命は大事にしないとな」
成塚時恵:「ええ。放っておいたら、たぶん、誰も生き残れないでしょう。UGNもFHも、こいつらには関係ない」
成塚時恵:「私の話、届けさせてくれませんか?」 「――UGN第13支部の、支部長さんに。その人が一番詳しいはず」
秋塚譲治:「OK。理由は明快、土産話もあれば……よほどの変人でなきゃあ文句はないだろう」
秋塚譲治:「で、13支部? それって13地区だよな」
成塚時恵:「ええ。何か問題でも?」
秋塚譲治:「あー、まぁ、お前なら問題ないだろ。“クロームパレード”」
秋塚譲治:「……っと、そういやお前の名前なんだっけ」
成塚時恵:「……。……成塚時恵」 ため息をつく。 「そう名乗ってます」
成塚時恵:「少なくとも、いまは。人間社会で20年も30年も、同じ見た目で生きるのって大変だから」
秋塚譲治:「ははーん? なるほどね、それじゃとりあえず成塚時恵ってこっちでも呼ばせてもらう」
秋塚譲治:「保護相手をコードネーム呼びだと堅苦しくて好きじゃあないんでね」
成塚時恵:「……じゃあ、それでいいです。もう。仮にも亡命する側ですからね」
成塚時恵:「他に何かご注文は? 亡命の意思の証に、手錠でもされてあげましょうか?」
秋塚譲治:「そいつは、結構。とりあえずは――そうだな」
秋塚譲治:「俺のことも名前で呼んでくれ。コードネームだと肩が凝っちまう」
秋塚譲治:「ということで秋塚譲治だ。よろしくな」
成塚時恵:「了解、秋塚さん。……これでいいですか?」
秋塚譲治:「上等、それで十分さ」
GM:ロイスの取得のみ可能です!
秋塚譲治:-元敵/成塚時恵/尽力:○/不信感/ロイス
秋塚譲治:このままだったら普通に力貸すけど、それはそれでなにか抱えてるかもなぁくらいの気持ち!
秋塚譲治:以上!
GM:はい!

◆Opening04:梁田麗佳

GM:OP4です。梁田さん、登場お願いします!
梁田麗佳:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 10[10]+31 → 41

梁田麗佳:高い!
GM:WAO
GM:だがやれる!GOだ!
---
GM:N市。第13地区。
GM:N市の中で、最も治安の悪いエリアといって間違いないだろう。
GM:駅から大通りを一つ越えれば、そこはとても同じN市内とは思えない。
GM:だが、きみはそのエリアに足を踏み入れている。
GM:第13地区からの救援要請、それに応じるためだったのだが――
梁田麗佳:埃っぽい路地を、大凡似つかわしくないピシッとした印象のスーツの女が
梁田麗佳:片手に白い菓子箱を下げて、仏頂面で歩いていく。
ピアスの男:「――なあ、姉さん。今日はなによ、どこ行くの?」
GM:そんなきみの傍らに近づいてくる男がいる。ピアスだらけの金髪の男だ。
梁田麗佳:「何か、用件か?」
梁田麗佳:じろりと怜悧な視線で見渡す。
ピアスの男:「用っていうかさ、こっちの方なんもないよ、公園とホームレスとガキばっかり」
梁田麗佳:「……そうらしいな。」
梁田麗佳:「急でなければ、失礼したい。こちらは仕事がある」
ピアスの男:「いやいやいやいや! 案内するよ、マジで迷いやすいからさここ。とりあえずメシとかどう?」
ピアスの男:「あっちの方、少しは綺麗な店あるよ。いやほんとマジで」 裏通りの先を指さす。
梁田麗佳:「必要ない。お前たち……そういう商売か?」
梁田麗佳:眉を顰める
梁田麗佳:「まともな仕事をしろ。こんな昼間から」
梁田麗佳:「今はどこも人手不足だ、探せばきっと職も見つかる」
ピアスの男:「仕事してるって! お姉さんみたいな綺麗な人をスカウトするのが仕事!」
梁田麗佳:「まともな、と言った」
ピアスの男:「だからまともだって。ちゃんとしたお店だよ、ほんとマジだって」 梁田さんの腕を掴む。
梁田麗佳:「いいか、こういう仕事は世間一般では…」
梁田麗佳:ぐいっ!がきっ!
梁田麗佳:話すまま、流れるように腕を撚る
ピアスの男:「ついてきなよ、いいじゃん! こんなところ来るぐらいなんだか、らッ!? エッ!?」
梁田麗佳:「……続けるぞ。ともかく、お前は両親にこの仕事について」
梁田麗佳:「面と向かって話したことはあるか?話せるのか?」
梁田麗佳:ぎりぎりぎり
梁田麗佳:「それが出来なければまともな仕事とは言えない。分かっているのか」
ピアスの男:「だだだだだだだだだだっ!? いたい! っつーか痛い! やめて! 折れちゃうから!」
ピアスの男:「俺が悪かった! 何が悪いかわかんないけど謝りますゴメンナサイ! だから許して!」
梁田麗佳:「……おい」
梁田麗佳:「何が悪かったのか分かっていないのに謝るな!!!」
梁田麗佳:「反省の色が見えない!!私を馬鹿にしてるのか!お前!」
梁田麗佳:ぐぃっ!ぐいいいっ!!
ピアスの男:「反省! 反省!?」
梁田麗佳:「まともな仕事を探せ!!」
梁田麗佳:「それを言っている!!」
ピアスの男:「何かわかんないけど、してます! それ! してますから! 離して! 仕事も探します!」
ピアスの男:「明日から地道に! 地道な仕事で仕事しますから!」
梁田麗佳:「……よし」
梁田麗佳:ぱっと腕を放し
梁田麗佳:「そうして聞き分けをつけて、己の道を改めることが出来るというのは」
梁田麗佳:「お前の中に、そうしたいという気持ちがあったからだ。必ずやり直せるはず」
ピアスの男:「は、はあ……えっと? あの。ども……」 とりあえず頭を下げる。
梁田麗佳:「……行っていいぞ。過ちを繰り返すな」
梁田麗佳:腕を組み、やたらと穏やかな表情でそれを見送る
ピアスの男:「はいっ。アヤマチヲクリカエスしませんっ!」 脱兎のごとく去っていく。
GM:では、そんな梁田さんの傍らで、
GM:拍手の音が聞こえる。
ニット帽の少年:「おおーーーー。すげっ」
梁田麗佳:「さて……ん?」
梁田麗佳:「ここらの子供か」
ニット帽の少年:「助けようかと思ったけど、いらなかったね。そうだよ。ここらのコドモ」
梁田麗佳:「そうか……その正義感は感心するが」
梁田麗佳:「お前くらいの歳で大人の諍いに入り込もうとするのは危険だ」
梁田麗佳:「そういう時は、まず別の大人を呼ぶことを考えるといい」
ニット帽の少年:「別の大人がいたらね。この辺だと、そうじゃないことも多いから」
梁田麗佳:「……1人か?こんな昼間に」
梁田麗佳:「親はどうしている」
ニット帽の少年:「親? 親はね、まあね……なんていうのかなあ。ぼくの事どころじゃないって言うか」
ニット帽の少年:「自分の生活でいっぱいいっぱいだから。ぼくはぼくで、やることやってるんだよね」
梁田麗佳:「やること?」
ニット帽の少年:「うん。お姉さん、シブチョーでしょ」
ニット帽の少年:「第5支部長。合ってる?」
梁田麗佳:ぴた
梁田麗佳:身にまとう空気が変わる。先程チンピラを捻り上げていた時とは全く違う
梁田麗佳:刃の切っ先のように張り詰めた鋭い気配が発せられる。
梁田麗佳:「……そうだと言ったら?」
梁田麗佳:じろり、と小さな体躯を見下ろす
ニット帽の少年:「……うん」 顔に笑いを張り付けたまま、体を震わせる。冷汗が出ている。
ニット帽の少年:「別に。何もない。ただ、案内するだけ……。これ」
ニット帽の少年:「”ケイブマン”に会いに来たんでしょ」 小さな丸いボールのついたキーホルダーを投げる。
梁田麗佳:ぱしっと受け取る
梁田麗佳:「これは?」
ニット帽の少年:「それ、本当はコンパスなんだけど、ちょっといじってある。」
ニット帽の少年:「”ケイブマン”のいる方向を教えてくれる」
梁田麗佳:「成る程……案内人か」
梁田麗佳:「全く、連絡くらい寄越せ……いや、あちらを責められもしないな」
梁田麗佳:「今、”彼”はどうなっている?」
ニット帽の少年:「ここのところ、ぜんぜん姿を見てないんだよね。ぼくらも心配してる」
梁田麗佳:「そうか……」
梁田麗佳:頷き、少年に視線を合わせる
ニット帽の少年:「たぶん仕事してると思うんだけど。お姉さん、もしも会えたら言っておいてくれる?」
梁田麗佳:「?ああ、言伝なら聞いておこう」
ニット帽の少年:「ハリボー一袋分はやく返せって」
梁田麗佳:「……ふふ。分かった。確かに覚えたよ」
ニット帽の少年:「会えるといいね」 手を振る。
梁田麗佳:「ああ、待て」
ニット帽の少年:「なに?」
梁田麗佳:少年を呼び止める
梁田麗佳:「脅かしてすまなかった、仕事柄、な……」
梁田麗佳:しゃがみ込み、少年と視線を合わせて
梁田麗佳:「非礼の埋め合わせだ、好きな物を取れ」
梁田麗佳:菓子箱を開く。
梁田麗佳:色とりどりのタルトや、シュークリーム、ケーキがひしめき合っている。
ニット帽の少年:「すっげえ!」
ニット帽の少年:「お姉さん、さすが支部長だね!」
梁田麗佳:「おべっかはいい。ほらさっさとしろ」
梁田麗佳:「気が変わるかもしれないぞ」
ニット帽の少年:「じゃ、こいつもらおっと」 ブッシュドノエルを手に取る。と、いうが早いか、一口齧っている。
梁田麗佳:「あっ……いや、まあいいか」
ニット帽の少年:「うまっ。弟には一切れ、妹には二切れだな……」 半分くらい食べながら歩いていく。
梁田麗佳:「転ぶなよ。ふふ」
梁田麗佳:手を振って少年と分かれる
GM:では、きみの手の中にはキーホルダーのコンパスが一つ。
梁田麗佳:コンパスに従って、町を進んでいきましょう。
GM:指し示すのは、斜め下の方だ。このまままっすぐ行けば、”そこ”にたどり着く――るまり
GM:つまり
GM:”ケイブマン”のところに。
---
GM:地下に下る階段を、4つほど降りただろうか。
GM:小さな部屋だ。雑然とガラクタのような電子機器が散乱している。
GM:きみはそこで、壊れかけた大型のスピーカーと、ノイズだらけのディスプレイに対峙する。
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:かつてのN市UGNの取り纏め役である旧第二支部長から、再編後の13支部に配属された「ケイヴマン」の存在は伝えられている。
梁田麗佳:しかし情報だけで、どんな人物なのかは、一切が不明だ。
梁田麗佳:思案を巡らせつつ、階段を降り、ディスプレイに対峙する。
”ケイヴマン”:「……よお。呼びつけて悪かったな、《エインヘリャル》」 スピーカーから声が聞こえる。
梁田麗佳:「お初にお目にかかる。貴方が”ケイヴマン”か?」
”ケイヴマン”:「そう。俺が”ケイヴマン”! 第13支部の……ハハ。長だよ。一応ね」
”ケイヴマン”:「ちょっと面倒なことになってる。おかげでそっちに顔も出せない」
梁田麗佳:「……ホットラインは確認した。第四の情報班でさえまるで状況を把握できていない」
梁田麗佳:「この地区で、何が起きている?」
”ケイヴマン”:「はっきりと一言で言うのは難しい。あえて言うなら、”漏出”かな」
梁田麗佳:「”漏出”?」
”ケイヴマン”:「この13地区の地下から、あふれ出てくる。」
”ケイヴマン”:「俺はそいつの対処で手一杯……根本的な解決ができないから、そっちを呼んだってわけ」
梁田麗佳:「成る程、飲み込めてきた。つまり」
梁田麗佳:「その対処は、基本的には貴方にしか難しい。そうだな?」
”ケイヴマン”:「あー……そうだな。」
”ケイヴマン”:「格好よく俺だけで始末できればよかったんだが。主人公でもあるまいし。……無理な話だ」
梁田麗佳:「いや、以前から聞いている……第十三地区は特別であると」
梁田麗佳:「この区画に急事が迫っているとすれば、それは我々全体の問題だ」
”ケイヴマン”:「そいつは話が早い。こっちで抑えてるうちになんとかしてくれ。どうにかできるはずだ」
梁田麗佳:「重責を貴方独りに背負わせている事実、正直以前から居心地悪く感じていた」
梁田麗佳:「やれるだけの事はさせてもらおう。今回の件を皮切りに、今後共だ」
”ケイヴマン”:「ありがたい申し出。たまらんね。そろそろバッテリーが切れる……できるだけの戦力を集めるよう努力はしてみた」
”ケイヴマン”:「頼むぜ、今回はあんたらが主人公だ」
梁田麗佳:「了解した」
梁田麗佳:「……それと」
梁田麗佳:菓子箱を突き出す
梁田麗佳:「要請にあった、支援物資だ」
”ケイヴマン”:「あ!」 「駅前の成田サンところのブッシュドノエル!」
”ケイヴマン”:「買ってきてくれたわけか!?」
梁田麗佳:「……すまない」
梁田麗佳:「ブッシュドノエルだけは、その……来る途中に落としてしまった」
梁田麗佳:「他にも色々用意はあるので、支部の皆で分けてほしい」
”ケイヴマン”:「……」
梁田麗佳:「……すまない」
”ケイヴマン”:「……クリスマス……」
”ケイヴマン”:「クリスマスには絶対ブッシュドノエルだからな! これ他の支部長にも伝えてくれよ! 畜生ッ!」 ――ブツッ
GM:通信は切れる。
梁田麗佳:「約束しよう」
梁田麗佳:憮然とした表情で、階段を登ろうとして
梁田麗佳:「あ」
梁田麗佳:「グミの伝言を忘れたな……」
梁田麗佳:と、独り言ち、そのままディスプレイの部屋を後にする。
GM:間もなく、人が集まってくるだろう。必要な人員が。
GM:ロイスのみ取得可能です。
梁田麗佳:ロイス!
梁田麗佳:仲間/ケイヴマン/尽力○/隔意/ロイス
梁田麗佳:以上!
GM:ありがとうございました!
梁田麗佳:お疲れ様でしたー!

◆Middle01:合流

GM:全員登場のシーンなので、みなさんダイスをお願いします。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:36->40)
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:45->51)
阿形雪実:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+10[10] → 53

梁田麗佳:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 4[4]+41 → 45

GM:OK.
---
GM:阿形雪実がそこへたどり着いたとき、すでに彼女はそこにいた。
GM:梁田麗佳。いまのところ、きみの暫定的な上司という形になっている。
GM:ローディーズ・ドアに関する調査指示も彼女から出ていた。
阿形雪実:「失礼しまーす。おはようございます、阿形雪実ただ今到着しました!」
阿形雪実:明るく、ほどよく力の抜けた様子でやってくる
梁田麗佳:スッと背筋を伸ばした姿勢で座っている。
梁田麗佳:「……オニキスガーデン」
梁田麗佳:「こうして顔を合わせるのは初めてという事になるか。私が第五支部長の梁田だ」
梁田麗佳:「まず、仮配属という半端な扱いになってしまっている現状を詫びておきたい」
梁田麗佳:「早く支部や管轄を案内してやりたいが、この所少しごたついていてな」
阿形雪実:「おっと……こほん。初めまして、梁田支部長。この度お世話になります、Rラボ預かりのチルドレンです」
阿形雪実:「至らぬ所もありますが、色々ご教授の程、よろしくお願いします!」 軽く背筋を伸ばして、敬礼。にっと笑う
梁田麗佳:「礼節のある態度は感心するが、畏まる必要はない」
梁田麗佳:「何故なら、これから我々はチームとして動くことになる」
梁田麗佳:「……緊張は無いようで、それは何よりだ」
梁田麗佳:こちらは終始仏頂面だ。
阿形雪実:「……へへ。まず最初はしっかりアイサツしとかないと、とは思いまして」
梁田麗佳:「正しい心構えだ。大切にして欲しい。さて、任務について話をする前に」
梁田麗佳:菓子箱を取り出す。
阿形雪実:突然の菓子箱!
阿形雪実:「……そしてチーム、さっそくおシゴトになります?13地区って……おお?」
梁田麗佳:「シュークリームだ」
梁田麗佳:最後の一つを阿形さんに。
梁田麗佳:「案内も行き渡らない内に仕事を回す埋め合わせと言ってはなんだが」
梁田麗佳:「状況の整理には脳に糖分を回さなくては」
梁田麗佳:ニコリともせず差し出す。
阿形雪実:「成田ベーカリーのシュークリーム!?うわ、ここ気になってたんだー!もらっちゃっても?ありがとうございまーす!」
阿形雪実:ぱっと顔を輝かせて受け取る。市内のめぼしい洋菓子はチェックずみだ!
梁田麗佳:「……ああ」
梁田麗佳:もしゃもしゃ食べる姿を横で見ていて
梁田麗佳:ようやく少し笑みをこぼす
阿形雪実:「うふふ、うれしーい!あ、支部長、お茶淹れる?」
阿形雪実:「給湯室とか教えてくれれば、紅いのも緑のも、何ならマッチャでも、あたし何でも淹れられるよ~」
阿形雪実:一気に敬語が消える(笑)
阿形雪実:「……いや、まあ、これからチームとしてシゴトなわけだけど」
阿形雪実:もしゃもしゃ食ってる自分の状態に、若干気まずそうに
梁田麗佳:「状況は未だに不明な部分が多い」
梁田麗佳:「この第十三支部の支部長、”ケイヴマン”曰く」
梁田麗佳:「起きているのは”漏出”らしい」
梁田麗佳:「4年前、このN市のUGNが13区に分かれた時から」
梁田麗佳:「”ケイヴマン”には特別な役割が与えられている。恐らくそれに関わることだろう」
阿形雪実:「13地区、ここのことだよね。あたしもざっと見た感じ、市内でもイシツな感じはあったけど」
阿形雪実:「”漏出”。ニュアンス的には何か収められてたヤバいものが起きて来た感じだよね」
阿形雪実:指のクリームをなめとり、携帯ウェットティッシュで拭いつつ
虹咲奏:では、その辺りで
虹咲奏:降りてくる足音。間も無く、男が姿を現す。
虹咲奏:「…遅くなった。気になる情報提供があったものでな」
虹咲奏:「『初めまして』、第五区支部長、”エインヘリャル”」
虹咲奏:「虹咲奏だ」
虹咲奏:「第一地区の支部長を務めている。…そこのお嬢さんも、よろしく頼む」
梁田麗佳:「……確かに、こちらもこうして顔を合わせるのは初見になるか」
梁田麗佳:「改めて、これからよろしく頼む。虹咲支部長」
阿形雪実:「は!アイサツが遅れてすみません、第一区虹咲奏支部長……ですよね。」
阿形雪実:「チルドレン阿形雪実です。よろしくおねがいします」にっ
虹咲奏:「よろしく。元気なチルドレンがいるのは頼もしい」微笑んで
梁田麗佳:「チームは主にこの3人となる。様々なリスクを照らし合わせて選ばれた人員だ」
梁田麗佳:「支部長が二人がかりという事で、既に察しは付くかも知れないが……」
梁田麗佳:「それだけ”ケイヴマン”から要請が降りるということは我々の間で大事だと認識されている」
梁田麗佳:「状況には細心の警戒を。私からは以上だ」
虹咲奏:「ただ事ではないことは伝わってきている。……個人的な事情も絡むことになった。」
阿形雪実:「第13支部長ケイヴマン……資料でもよく分からないヒトって印象ですケド」
阿形雪実:「支部長が支部長に、それも二人もって時点で相当な事態だよね」
阿形雪実:「あたしが思ってる以上にヤバげってことか……」
梁田麗佳:「さて、次だが」
秋塚譲治:四回のノックの後に
秋塚譲治:「緊急の情報があります、失礼ながら入室させていただきます」
秋塚譲治:と少女を連れた男性が入ってくる。
成塚時恵:「……」 秋塚さんに続いて、不審げな顔つきで入ってきます。
秋塚譲治:「“クロックワークス”秋塚譲治、13支部長に連絡を――」
梁田麗佳:「……?」
梁田麗佳:「”クロックワークス”か……お前は確か」
梁田麗佳:「13地区の管轄ではなかったはずだが、どうした」
梁田麗佳:※市内の正規エージェントは大体記憶している。
虹咲奏:こちらも秋塚さんに視線を向けよう。
虹咲奏:市内に移ってきたのは最近なので知らない!
秋塚譲治:「っと、いつから十三支部は掃き溜めから天使と女神がお茶をするカフェテラスになったのかな」
梁田麗佳:「……???」
梁田麗佳:怪訝な顔をしている。
成塚時恵:「……」 秋塚さんを見てため息をつく。
成塚時恵:「口の減らないエージェントですよね……」
秋塚譲治:「これは失言。まさか第五支部の支部長殿がいらっしゃるとおもわなかったもので」
阿形雪実:「ええー?何それお兄さんそれナンパ?」からから笑って
秋塚譲治:「挨拶みたいなものさ。お嬢さん」
阿形雪実:「ありがと。でもさ、あたしはスルーできてもこっちの支部長は……」
梁田麗佳:「初対面故に忠告しておいてやるが」
梁田麗佳:「私はそういう機嫌取りは好まない」
阿形雪実:「……ほらね」梁田支部長の様子に
秋塚譲治:「気分を悪くしてしまったのなら申し訳ない。とはいえ俺は嘘はつかない男と思ってほしいね」
成塚時恵:「『嘘はつかない』と『面倒臭い』は同時に成立し得ますよね」
秋塚譲治:「第一支部長もいるな……これはとんでもない状況に出くわしたか?」
梁田麗佳:「ああ……”ケイヴマン”の要請だ」
梁田麗佳:その名前で、市内のエージェントにはある程度状況の深刻さは伝わるはずだ
梁田麗佳:「迅速にそちらの状況説明を頼む」
秋塚譲治:「それではこちらの事情を先に話させていただく、こちらの事情を話したほうがそちらも対応しやすいでしょうから」
秋塚譲治:と横の成塚さんを見てから
秋塚譲治:「FHからの亡命、それとこれから起こる事情を彼女は知っている」
阿形雪実:「亡命?いや、どっちかっていうとその後の方が大事か。これから起こる事情、ね」成塚さんから目を離さずに
梁田麗佳:「聞こう。何を知っている?」
梁田麗佳:じろりと視線を成塚さんへ。三白眼気味。
成塚時恵:「わかりました。自己紹介をしても?」
秋塚譲治:「OK、そちらからしてくれると助かる」
成塚時恵:「では簡潔に。”クロームパレード”成塚時恵。FHエージェント……”元”がつきますけどね」
成塚時恵:「”シャンバラ”セルが壊滅したため、UGNへの亡命を希望しています。その理由は」
成塚時恵:「器物と融合したジャームの大量発生と、それに襲われていること。彼らにはオーヴァードを狙う性質があります。」
成塚時恵:「なんとか、彼らへの対処の専門家と連絡を取りたかったのですが……」
成塚時恵:周囲を見回し、顔を曇らせる。 「……どうやら”ケイヴマン”は不在のようですね」
虹咲奏:「もし嘘をついていても私が見ればわかる。安心しておくといい」
虹咲奏:《七色の直感》で嘘がないかどうか見ている。感情の動きでその辺りは多分何となくわかるはず。
GM:虹咲さんには嘘はついていないだろうと推測できる。
GM:冷静を装いながら、ひどく怯えているのは確かだ。
虹咲奏:「相当に恐ろしい体験をしたと見える。……現時点で嘘は含まれていない」
梁田麗佳:「成る程……”シャンバラ”か」
梁田麗佳:「8区の第二次崩落戦未遂だな。こちらでも確認している」
阿形雪実:「8区の崩落戦未遂事件、支部がまるまる一つ壊滅したって」
阿形雪実:「ハナシでだけは聞いてるケド……」
梁田麗佳:「しかしお前がまだ説明していない点が2つある」
梁田麗佳:「『誰が』お前を狙っている?”シャンバラ”もそれを潰した”キャンサー”も既に無い」
成塚時恵:「……”キャンサー”のことを知っていますか? なら話は早い。あれも延長上のものですよ」 
成塚時恵:「仮面の軍隊。電子機器と、生体脳の融合」
成塚時恵:「AIDA。我々”シャンバラ”も研究していましたから。物質と生体を融合させたジャーム……」
成塚時恵:「”キャンサー”はその技術を、いま私を襲っているジャームたちから得たのかもしれません。本当のところはわかりませんが」
梁田麗佳:「……そういう事か」
梁田麗佳:「奴の技術は別のセルにも繋がり、類型として根を張っている。斃れて尚、厄介な女だ」
梁田麗佳:「しかしそうなるとジャームたちはあくまで手段でしかなく、主体ではないはずだ」
秋塚譲治:「統率があって然るべきだと?」
梁田麗佳:「ああ。少なくとも”キャンサー”はそうして動いていた」
梁田麗佳:「”司令塔”の目星はついているのか?」
成塚時恵:「いいえ。私もそれが気になっています」
梁田麗佳:「……動機は不明か」
秋塚譲治:「というのが現時点で起きていること、そしてこれから大きくなることってところですかね」
梁田麗佳:「虹咲、ここまででどうだ」
梁田麗佳:視線を送る
梁田麗佳:感情の動きに不審はないか聞きたいぞ!
GM:虹咲さんが感じる限り、不審な点はない。
GM:怯えているのがわかるだけだ。
虹咲奏:「……信用していいだろう」
梁田麗佳:「……分かった」
阿形雪実:「なるほど、それでもうセルがないお姉さん(そんなにあたしと変わらないっぽいけど)がUGNを頼りに亡命して来たわけだ」
成塚時恵:「セルのメンバーが全滅したいま、私に頼れる手掛かりはほかにありませんでした。」
成塚時恵:「やむを得ず、”クロックワークス”に連絡をとったというわけです」
秋塚譲治:「やむを得ずねぇ、縋る思いってことにしない?」
虹咲奏:「縋る思い。そうだろうな」
秋塚譲治:「あ、本当!? 嘘じゃないですよね!」
虹咲奏:「嘘はない。……彼女を守る存在が必要だ」
成塚時恵:「あんまり調子に乗らないでください。皆さんもこの”クロックワークス”を乗せないで」
梁田麗佳:「思いはともかく、組織の理念として、我々は助けを求める者を見捨てはしない」
梁田麗佳:「お前を保護する。私達の職務に賭けて」
成塚時恵:「……だと助かるのですが。”ケイヴマン”がいないのは……正直予想外ですね……」
梁田麗佳:「ああ、そこがこちらの疑問の二点目だ」
梁田麗佳:「何故”ケイヴマン”を探している。『専門家』とはどういう意味だ」
阿形雪実:「13区支部長が、何か関係があるの?」
成塚時恵:「我々”シャンバラ”セルは、とある場所――あるいはモノ――を探していました」
成塚時恵:「ローディーズ・ドア。理想郷に続く扉だと、セル・リーダーは言っていました。具体的にはわかりませんが」
成塚時恵:「13地区の支部長はその番人で、我々は調査を行う度に退けられました。」
成塚時恵:「だから『専門家』と」
阿形雪実:「待って、ローディーズ・ドア!?」
秋塚譲治:「聞いたことあります? ローディーズ・ドア……って、どうかしたかい。お嬢さん」
阿形雪実:「驚いた……ううん、元々あたしがオオセつかった任務だよ。この街に広がる、ローディーズドアの噂の調査」
阿形雪実:「噂でも指令が出たってことは実際の被害があったってことだろうけど、まさかこんな所で……」
梁田麗佳:「ああ、例の噂、まさしくその言葉だ」
梁田麗佳:「だが何故その”ローディーズ・ドア”がここで出てくる……?」
成塚時恵:「まさか。一般人にまで? それはどんな噂ですか?」
阿形雪実:「聞いたことない?『ローディーズ・ドア』……」成塚さんに街の噂を伝えよう
阿形雪実:「……ってハナシなんだけどね。あたしも軽く調べてみたら、実際ちょっとまたキナ臭い感じなんだわこれが」
成塚時恵:「ここのところ、一般社会とは切り離されていましたから。……なるほど。それは……」
秋塚譲治:「成塚の知っていることと同義か?」
成塚時恵:「私たちの知るローディーズ・ドアとは大きく違いますね。ある種の”巣”または”廃棄場”だと思っていました」
成塚時恵:「物質と生体の融合したジャームが繁殖している、一種のガラパゴス……放棄された研究室のフラスコ……」
梁田麗佳:「!!」
虹咲奏:「放棄された……研究室……」
成塚時恵:「”シャンバラ”はその情報を手に入れて、ローディーズ・ドアを探索していました。オーヴァードの進化に繋がるはずだと考えて」
成塚時恵:「私をいま襲っている特異なジャーム群も、そこに由来するものと考えています」
梁田麗佳:「それは、実体として、現実の座標として存在する場所なのか?いや、あるいはオルクスやバロール能力によって……」
梁田麗佳:「いや、そんな事は重要ではないか」
梁田麗佳:「そんな場所に繋がる”扉”が市内にあるとすれば……!」
阿形雪実:「まずいじゃん、それ!」
虹咲奏:「待て。……この地区で、ある研究者が目撃されている」
虹咲奏:「この件に関係している可能性はゼロではない……はずだ」
梁田麗佳:「研究者だと?……それが例の”情報提供”か」
秋塚譲治:「それは第一支部の知人かなにかで?」
秋塚譲治:「歯切れ悪そうだったから、ついね。癇に障ったのなら申し訳ない」
虹咲奏:「ああ。私の元部下で、崩落戦で行方不明になった筈の人物だ」
梁田麗佳:「そうか……名前は?」
虹咲奏:「三芳孝一という。……オーヴァードの起源に興味を持っていた。あるいは、…進化とも言えるか」
虹咲奏:「太古のレネゲイド。それを扱えるようにした鍵となる存在が起源種であると」
虹咲奏:「そう考えていたようだ」
秋塚譲治:「そいつは……あまり嬉しくない符号の付き方ですね」
梁田麗佳:「仮にその三芳……或いはそれに連なる者が、何らかの形で”扉”へと接触し」
梁田麗佳:「封じられていた物たちを、解き放ちつつある」
梁田麗佳:「現状見えている部分からの推測だが、もし当たっているとすれば」
梁田麗佳:「”漏出”というケイヴマンの表現にも納得がいく」
成塚時恵:「いずれにせよ、これ以上ローディーズ・ドアに接触する者がいたら危険です。私は死にたくない」
阿形雪実:「そこなんだけどさ」
秋塚譲治:「なんだい、お嬢さん」
阿形雪実:「あたしの学校でさ、それと接触したって話の子(前田くん)がもういるんだよ。」
虹咲奏:「……”接触”」
梁田麗佳:「それというのは、”ローディーズドア”のことか」
阿形雪実:「うん。ローディーズ・ドアと何かあったって情報があった子。」
阿形雪実:「腱断裂の酷いけがしたって話だけど、一週間で治ったって」
秋塚譲治:「その子はオーヴァードかなにかかい?」
虹咲奏:「腱断裂が1週間で……?オーヴァードでもなければそんなことは……」
秋塚譲治:「元からそうだったなら、まぁ、変な事情に関わりがなくて非常に素晴らしいと思うんだが」
阿形雪実:「もちろんオーヴァードでも何でもない普通の子だよ」
阿形雪実:「この話、やっぱあたしの想像以上に深刻かも。」
阿形雪実:「ローディーズドアと13区の漏出が関係あるなら、もう一般のヒトにまで影響が出てる」
秋塚譲治:「そうだな。現状でも十分危険だが……このままだと、相当やばい」
梁田麗佳:「状況は楽観出来そうにないが、直近の手がかりは見えた」
梁田麗佳:「よくやってくれたな、阿形」
梁田麗佳:「さて、秋塚」
秋塚譲治:「何でしょうか、第五支部長」
梁田麗佳:「参考人及び保護対象の移送から、継続してこの事態へと当たってもらう」
梁田麗佳:「問題ないか?」
秋塚譲治:「了解。その任務、確かに受けさせていただきます」
秋塚譲治:「問題はありません。美人からの希望とあれば、これ以上は」
成塚時恵:「……本当に口が減らない……」
梁田麗佳:「そういう冗談はいい。ともあれ」
梁田麗佳:「感謝する。ではこれでチームは四名となった」
秋塚譲治:「ああ、それと融合ジャームは既にある程度出回っていると見ていると思ってもいいでしょう。交戦してます」
梁田麗佳:「先程の話からして、そうだろうな。予断は許されない」
梁田麗佳:「指揮は私が取る。補佐は虹咲。各員、ローディーズ・ドアに関わる情報を集めつつ、発見次第融合ジャームの対処」
梁田麗佳:「現在共有しておくべき情報がこれ以上に無ければ、実働に移る」
虹咲奏:「それで構わない。私は三芳の情報について当たってみるつもりだ」
虹咲奏:「この市の事情は梁田の方が詳しいだろうからな」
虹咲奏:「もちろん、補佐の手を抜くつもりはない」
虹咲奏:「……よろしく頼む」
秋塚譲治:「こちらこそ、第一支部長」
阿形雪実:「ちーっす!よろしくね虹咲支部長!」びしり敬礼
阿形雪実:「こっちも了解、阿形雪実、迅速に対処に当たります!」
阿形雪実:「秋塚さんも、成り行きかもしれないけど、よろしくね!」
秋塚譲治:「ああ、こちらこそ。よろしく、阿形ちゃん」
秋塚譲治:「それと極めて個人的な知りたい情報が一つありまして、いいですかね?」
虹咲奏:「?」
秋塚譲治:「二人の好みってどんなタイプ?」 梁田さんと阿形ちゃんに
虹咲奏:「………」なるほど、という顔で見ている。
阿形雪実:「ナカミ的には、頼りがいがあってホーヨー力のあるヒト。」
阿形雪実:「外見的には最近のブームはクリス・プラットかな!」
梁田麗佳:すこーん!!
梁田麗佳:秋塚さんの額にプラスチックのデザートフォークを投げる。
梁田麗佳:「未成年にそんな事を聞くな!!貴様!!どういう了見だ!!大人として恥ずかしいと感じないのか!!」
梁田麗佳:「阿形も答えるな!全く!」
阿形雪実:「ジョージさんは、今の所いいお友達って感じかな~」あははと笑って
秋塚譲治:「そいつは残念。だけど程々に力も抜けたんじゃあないですか?」 投げつけられたフォークを回して
虹咲奏:「……阿形も秋塚も、いいムードメーカーになりそうじゃないか」
虹咲奏:「こう言った深刻な任務にはそうした人間も必要だ。我々のような堅物だけでなく、な」
梁田麗佳:「ふん……分かっている。個人的に反りが合わないだけだ。」
阿形雪実:「ありがと!虹咲支部長は、ジョージさんよりはイイ感じかも」
梁田麗佳:「その話はもういい。さあ、往くぞ」
阿形雪実:「……あ、最後に情報伝達的に、ひとつ伝えておくね。」
阿形雪実:あたしの学校で、このローディーズ・ドアについて調べてるオカ研の子がいるの」
阿形雪実:「あたしの方で見ておくよ。この件が本格的にクロだったら、近付くにはヤバすぎるし」
GM:---
GM:ロイスの取得と調達が可能です。
GM:PC間ロイスは 阿形さん→虹咲さん→秋塚さん→梁田さん→阿形さん でとっていただけるとスムーズかと!
GM:よろしくどうぞ~
秋塚譲治:それじゃあPC間ロイス的に梁田さんにとろう
秋塚譲治:-上官/梁田麗佳/好奇心:○/脅威/ロイス
秋塚譲治:仲良くなりたいけど怒ると怖いなぁという気持ち
梁田麗佳:怖いぞ!キャンキャン言うぞ!
秋塚譲治:でも俺はナンパし続ける
梁田麗佳:それでこそだ
梁田麗佳:こっちは阿形さんに!
梁田麗佳:信頼○/庇護で!
虹咲奏:とります
虹咲奏:仲間/秋塚譲治/連帯感:○/厭気/ロイス
虹咲奏:軽薄だなーと思うけど仲間としてはありがたいという
阿形雪実:あたしは虹咲支部長だ。同行者/虹咲奏 〇連帯感/隔意 で!
GM:OK!
GM:調達もどうぞ(あれば)!
虹咲奏:応急手当買います
虹咲奏:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

虹咲奏:雑魚
虹咲奏:起源種社会1なのでその辺りは役に立たないぞ!
秋塚譲治:応急手当買います、縮退使いには命綱
秋塚譲治:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

秋塚譲治:雑魚二号
阿形雪実:攻撃の度にHP削るんで、こっちも応急手当てを狙います
阿形雪実:1dx+2>=8
DoubleCross : (1R10+2[10]>=8) → 7[7]+2 → 9 → 成功

阿形雪実:1x+2>=8
阿形雪実:よっしゃ
梁田麗佳:浸蝕に余裕ある今の内にアームスーツ行っとこう
梁田麗佳:援護の風を自分に!浸蝕+2で47!
梁田麗佳:7dx+6
DoubleCross : (7R10+6[10]) → 10[2,4,6,7,8,9,10]+1[1]+6 → 17

梁田麗佳:オッケーバッチリ成功!装備!行動値5!
虹咲奏:強い!
阿形雪実:侵蝕が増えてダイスが積まれたら、防具も買おう
GM:OK!強い!
GM:次は情報収集シーンです。
阿形雪実:すごい!
梁田麗佳:オーケー!
秋塚譲治:押忍!
虹咲奏:はーい!

◆Middle02:情報収集

GM:シーンプレイヤーは虹咲さんですね。まずは4つの情報収集項目が存在していることを予告しておきます。
GM:そのうえで、登場する人はダイスをどうぞ!
梁田麗佳:出る出る~
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:51->56)
梁田麗佳:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 1[1]+47 → 48

梁田麗佳:,
梁田麗佳:いい感じ
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:40->41)
虹咲奏:ひくい
阿形雪実:四つあるのなら出てあたしも振って行こう
阿形雪実:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 3[3]+53 → 56

GM:OK
---
GM:情報収集項目は以下の通り。
■情報収集項目
□第13地区の調査 《交渉》難易度7
□大都佐苗について 《情報:噂話》難易度6
□ローディーズ・ドア接触者について 《情報:噂話》難易度9
□三芳孝一について 《情報:UGN》難易度8
梁田麗佳:よっしゃー
GM:各自、自由に項目に挑んでください!
虹咲奏:コネがUGNしかないので
虹咲奏:三芳さんで行きたいな、ロイス的にも
秋塚譲治:いいんではないでしょうか
梁田麗佳:よかと思います
虹咲奏:では振っていこう
虹咲奏:3dx+1>8
虹咲奏:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[9,9,10]+9[9]+1 → 20

虹咲奏:…?
虹咲奏:すごい出目
梁田麗佳:めっちゃご存知だった
阿形雪実:20w
GM:虹咲さんツヨイ……
梁田麗佳:ではローディーズドア接触者について風で行ってみます
梁田麗佳:セルフ風!浸蝕50に!
梁田麗佳:無敵の力よォ~
梁田麗佳:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,3,4,8,8,10]+1[1] → 11

梁田麗佳:こっちも危なげなく成功
秋塚譲治:じゃあ13区画の調査しよう。ダメ元ジャイ
秋塚譲治:《紡ぎの魔眼》でダイスを増やして……
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+1した (侵蝕率:56->57)
秋塚譲治:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 8[4,7,8] → 8 → 成功

秋塚譲治:ダイス増やして成功じゃったな…‥・
梁田麗佳:パーフェクツッ
阿形雪実:あたしは佐苗ちゃんについて。ちゃんとしらべて、深入りしないよう見ておかないと
GM:やさしさのチルドレン…
阿形雪実:1dx+1>6
DoubleCross : (1R10+1[10]>6) → 10[10]+7[7]+1 → 18 → 成功

阿形雪実:成功。1個振りで18……
GM:狂ってる……全員一発で突破……
梁田麗佳:ふははは!
梁田麗佳:大人しく開示せよ!
GM:情報項目をカイジします 準備ing
梁田麗佳:ざわ…  ざわ…
□第13地区の調査
海岸を広範囲にわたって埋め立てたエリア。
後に廃棄場が建設され、N市の中でも治安は悪化の一途を辿っている。
ホームレスが集まり、実質的なスラム街となっている区画もある。
ジャームが一種のコミュニティ――「巣」を形成している目撃例さえあった。
彼らは物質と生物が融合したような見た目をしており、
暫定的に融合化ジャームと呼称されている。
→「融合化ジャームについて」を調査可能になりました。

□大都佐苗について
どこか浮世離れしたところがある、星辰館学園の2年生女子。
「都市伝説研究会」に所属していると自称するが、
学園はその部活動の存在を認知していない。
成績優秀で欠点らしい欠点はないが、これといって親しい人物はいないし、
作らない素振りがある。
最近、第13地区でよく姿を見かける。
ローディーズ・ドアと呼ばれる都市伝説を追っているらしい。
→「大都佐苗について2」を調査可能になりました。

□三芳孝一について
「崩落戦」が発生するよりも前、かつての第1支部に所属していたUGN職員。
研究職であり、主な研究テーマは「レネゲイドの起源について」。
その過程で、旧日本陸軍の研究にも触れていた。
最後に彼が求めていたのは、『无号計画』という謎めいたプロジェクトの記録だった。
彼が失踪したため、プロジェクトの詳細は謎のままだ。

□ローディーズ・ドア接触者について
ローディーズ・ドア接触者は、把握できる限り市内に7名。
膝を壊したバスケットボール部のエースは怪我が治り、
事故により指を失ったピアニストさえ回復したという事例は確かにある。
病院の治療記録でもその記述が存在した。
接触者本人たちは「奇跡が起きた」と言及している。

――だが、ローディーズ・ドアの噂の主である接触者全員が
失踪していることが明らかになった。
晴れやかな顔で「救われた」と言い、
家族や友人を驚かせてから平均して2~3日後には姿を消している。
彼らに「奇跡」が起きる直前、
第13地区の「ベンサレム」と呼ばれるクラブでの目撃例がある。
調べるとしたらそこだろう。
→次のシーンでは「ベンサレム」の調査シーンが発生します。

GM:補足:剣道部の前田克樹も自宅に帰っていません。すでに姿を消しています。
GM:というわけで、これらの情報を各自もちよって共有していただきたい!
GM:第13地区で落ち着いて密談できる場所はあんまりないため、結局、13支部に戻ってくることになるだろう。
梁田麗佳:では十三支部へ戻りましょう
梁田麗佳:「……やられた」
秋塚譲治:「その様子ですと、結果は芳しくないようですね」
秋塚譲治:そう言いながらお茶の用意をしよう
梁田麗佳:「前田克樹は既に姿を消している。それだけじゃない」
梁田麗佳:「市内でドアと接触したと思しき人間が、七名まで行方不明だ」
梁田麗佳:「……先手を打たれたという事らしい。腹立たしい」
阿形雪実:「7人って。やっぱりもう大事じゃん。まずいなあ……」 書類を見、梁田支部長の話を聞きつつ
虹咲奏:書類をめくっている。
虹咲奏:「7名もか。家族の様子はわかるか?」
虹咲奏:「捜索届などが出されていてもおかしくはないと思うが」
GM:捜索届はもちろん出ている。
GM:だが、警察の動きは鈍い。つい最近、構造に大ナタがふるわれたばかりだ。
梁田麗佳:「警察の捜査も始まっているようだが…無論アテにはならないだろう」
梁田麗佳:「R案件というだけではなく、市警察の動き自体が鈍い。先月の”霧”の事もある」
虹咲奏:「……あの事件については把握している。内部構造が大きく変化したと」
虹咲奏:「こちらで動くしかない、か」
梁田麗佳:「しかし有益な情報もあった」
梁田麗佳:「7名はいずれも、共通して失踪の直前ある場所で目撃されている」
梁田麗佳:「『ベンサレム』……十三区画内のクラブだ。」
梁田麗佳:店の外観の写真を取り出す
梁田麗佳:どんな感じの店ですか?
GM:かなりアウトロー寄りの店だ。規模は大きいが、その分客層も悪い。
秋塚譲治:「そこで彼らの障害が治ったと?」
秋塚譲治:それぞれに紅茶を配膳する
虹咲奏:紅茶ありがたい。ゆっくり味わうように飲むぞ。
虹咲奏:「ありがとう、秋塚」
秋塚譲治:「どうも、こういうところでポイントを稼ぎたい性質なんで」 と笑う
阿形雪実:「ありがとジョーさん。いやー紅茶沁みるわー」美味しそうに飲み
阿形雪実:「あ、この店あたし知ってるよ。前にここ来た時外から見た。」
阿形雪実:「趣味じゃなかったからそれっきりだったけど、結局ヤバヤバの店じゃん……」
成塚時恵:「クラブですか。そんなところにローディーズ・ドアが……確かに盲点ではありました」
成塚時恵:「思いつきもしませんでしたね」
虹咲奏:「……噂によってやってきた者はともかく」
虹咲奏:「最初に訪れたものは何の用があったのか……いや、そこに大きな理由はないのかもしれないが」
GM:治療が発生したと思われる直前、そこに姿を見せているのは確実だ
梁田麗佳:「治療との関連性は不明だが……」
梁田麗佳:「手がかりを求めに行く価値はあるはずだ」
梁田麗佳:「私からは以上だ」
秋塚譲治:「それじゃあ、こっちからも一つ。そこに向かうならだいぶ警戒したほうが良い」
秋塚譲治:「ここの治安の悪さはもちろん、例のジャームが相当数出回っているみたいだ」
秋塚譲治:「巣、なんかも出来てるって話」
梁田麗佳:「……敵との接触は覚悟の上だ、しかし」
梁田麗佳:「危険を感じるのであれば、支部に残ってもいい」
梁田麗佳:「狙われている成塚の護衛もある」
梁田麗佳:「聞き込みだけであれば、私独りでも十分事足りるからな」
阿形雪実:「あたしも大丈夫だよジョーさん。今更この手の店にビビったりとか、ないわ(笑)」
阿形雪実:「切った張ったに期待されてるチルドレンが、荒事に引いてどうすんだってのもあるしね」
秋塚譲治:「いやー、第五支部長からの優しさが染み渡りますね」
秋塚譲治:「まぁ、その辺りは危険度次第ってところですよ。」
秋塚譲治:「女神や天使を悪魔の巣窟に送るなんて男にあるまじきってなもんで」
成塚時恵:「私は……、結局、皆さんと一緒にいる方が安全でしょう?」
成塚時恵:「私は長生きしたいです。女神や天使や悪魔はどうでもいいですけど」
梁田麗佳:「双方了解した、そちらの判断に任せよう……それと余計な媚は売らなくていい。逆効果だ」
梁田麗佳:いつものむすっとした仏頂面で熱い紅茶をごくごく飲む。
秋塚譲治:「媚ねぇ、俺としては正直なつもりなんですがね」
虹咲奏:「そうだろうな」
秋塚譲治:「いやー、さすがは第一支部長分かってくれますか!」
虹咲奏:「これが秋塚の自然体なんだろう」
秋塚譲治:「ということで俺からの調査報告は以上」
虹咲奏:「ならば、こちらからも報告を」
梁田麗佳:「頼む、虹咲」
虹咲奏:「今回との関連性はまだ不明だが、近辺で目撃されたという三芳についての情報が入った」
梁田麗佳:「例の研究者か」
虹咲奏:「レネゲイドの起源について研究する過程で旧日本軍の研究にも触れていたそうだ」
虹咲奏:「『无号計画』、という」
梁田麗佳:「日本軍だと?確か、霧事件の前身は……」
梁田麗佳:「まさか、関連性があるのか……?」
秋塚譲治:「随分と大層な名前の計画ですが……どんなもんで?」
虹咲奏:「詳細を知るのは三芳ぐらいだろう……不明だ。ただ、きな臭いことは確かだ」
梁田麗佳:「分かった。引き続き調査を続けてくれ」
梁田麗佳:「ハッキリとした接点はまだ見えないが……何か」
梁田麗佳:「三芳孝一、この状況で捨て置くべきではないと感じる」
虹咲奏:「了解した。」
成塚時恵:「旧日本軍。物質と生体の融合技術の出所は、そんなところだろうと思ってましたけど……かなりレガシィですね」
成塚時恵:「レネゲイドに浸食された義肢の持ち主を見たことがあります。あれも旧日本陸軍のテクノロジーだったとか」
虹咲奏:「……無機物との融合。確かに旧日本軍にはその技術があったということか」
虹咲奏:「ならば、十分に関わっている可能性はあるな」
虹咲奏:「阿形の方はどうだ?」
阿形雪実:「あたしの方は特には。……もうしわけない。でも、この間話したオカ研の子だけど」
阿形雪実:「オカ研自体が学校の方で認知されてないらしいんだけど、これはまあ一旦置いといて」
阿形雪実:「最近、13地区によく来てるみたいなんだよね。」
阿形雪実:「ベンサレムが関係あるなら、ローディーズ・ドアのことを調べてそこに近づいてるってのは道理だけど」
虹咲奏:「神秘に関心を持つものはレネゲイドに関わる危険性と隣り合わせだが」
虹咲奏:「すでに、か。放っては置けないな」
阿形雪実:「やっぱり危ないよね。ちょっとユーチョーに見てはいられないかも」
梁田麗佳:「秋塚の報告にあったジャームのコロニーの噂もある」
梁田麗佳:「発見次第、こちらで保護しよう」
阿形雪実:「ありがとう支部長。うん、実際そこの所UGNが助けてくれるなら、あたしも安心だわ」
成塚時恵:「……あの。一つ、いいでしょうか?」
秋塚譲治:「なんだ? 成塚」
成塚時恵:「旧日本陸軍で思い出したことがあります。大戦の時期、私も彼らの研究対象になっていました。」
成塚時恵:「……見た目よりも、私は多少長生きですから」
梁田麗佳:「……!?」
梁田麗佳:「いや、さらりと言われたが」
梁田麗佳:「かなり驚いたぞ。そういうオーヴァードだとは思っていなかった」
秋塚譲治:「あー……そうか、やっぱりと思ってたけど予想以上だな」
秋塚譲治:「お前、古代種ってやつか?」
成塚時恵:「女性の年齢を聞かないのは”クロックワークス”の貴重な美徳ですね」
阿形雪実:「えっ、お姉さんそんなに(歳)いってるの?」
成塚時恵:「多分、あなたよりも少しはね。お嬢さん。……話を進めます」 咳払い
虹咲奏:「研究の内容は……君のレネゲイドに関することか?」
成塚時恵:「そうですね。私のレネゲイドを抽出して、何かをしようとしていました」
梁田麗佳:「起源の力を……」
虹咲奏:「立ち入るべきではない領分を侵しやすいのは、研究者の好ましくない点だな」誰ともなく呟く
成塚時恵:「不老不死。その秘密が起源種にあるとでも思っていたなら、愚かですが。」
成塚時恵:「彼らはその何かを『アーティファクト』に関する研究だと呼んでいました」
梁田麗佳:「アーティファクト、とはなんだ?」
成塚時恵:「それは……わかりません。私からは以上です」
梁田麗佳:「古のレネゲイド、融合ジャーム、それに加えて『アーティファクト』か」
梁田麗佳:「この1件の『根』、どこまで繋がっている……いつから……」
秋塚譲治:「起源種、古代種どちらも現在では変異する前のレネゲイド」
秋塚譲治:「より、レネゲイドのオリジンに近い種だ」
虹咲奏:「そうだ。私もその移植実験を受けたことがある」
成塚時恵:「……あなたも?」 虹咲さんを横目に見る。
虹咲奏:「ああ。後天的なものだから純粋なものとは異なるかもしれないが」
虹咲奏:「随分と悩まされているよ」
虹咲奏:具体的な事は言わない。
成塚時恵:「……そう。悩まされている。控えめな表現ですね……」
虹咲奏:「そうだな。あまり直裁には言いたくないものでね」
虹咲奏:苦笑する
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:(前第一支部長……虹咲聖氏の研究分野も古のレネゲイドにあった)
梁田麗佳:(研究者三芳は、聖が在籍当時の部下……全ては繋がっている、か)
阿形雪実:「はえー……。や、でもお姉さんも大分苦労してんのねえ。」
阿形雪実:「お茶請け、よかったら食べる?まだ手を付けてないよ」
阿形雪実:親身。研究対象とか被験体とか言う言葉には、シンパシーを感じてしまうのだ
成塚時恵:「ありがとう、お嬢さん。でも、今日はこれだけにしておきます。体質上、代謝には気を付けないといけませんから」
阿形雪実:「ん。わかるわー。そこは乙女の敵だもんね」>代謝
秋塚譲治:「あまり考えすぎても前に進むには余計かと、第五支部長次の方針は?」
梁田麗佳:「ん……ああ」
梁田麗佳:「そうだな。我々に今課せられているのは状況の根本を探る事ではない」
梁田麗佳:「まずはひとつずつ、目の前の手がかりに対処しよう」
虹咲奏:「そうすれば……全貌が見えてくる。そうだな?」
梁田麗佳:「そうだ。まずはベンサレムで例の失踪者について探る」
GM:情報はローディーズ・ドアへ向かって収束している。その焦点は、間違いなく「ベンサレム」にあるだろう。
梁田麗佳:「各位、異論はないな?」
阿形雪実:「了ー解っ!まずは目の前の怪しい所をシラミ潰しね!」
秋塚譲治:「異論はもちろんありませんとも。しかし一つだけ言うのなら……」
秋塚譲治:「女性三人とクラブに行くのならもっといいところに行きたかったというところですね」
阿形雪実:「そこは同感。あたしももうちょっとジョーヒンなクラブが好みかなー」
梁田麗佳:「……全く、誰も彼も緊張感に欠ける」
秋塚譲治:「第五支部長を信頼してのことですよ」
梁田麗佳:「余程出世に興味があるらしいが」
梁田麗佳:「他を当たれ、と言ってもやめないのだろうな。ここまでくれば」
秋塚譲治:「出世よりも第五支部長に興味がありますね」
梁田麗佳:「……根負けだ。受け取ってやるが見返りは期待するな」
梁田麗佳:「出世にも、その”興味”とやらにもな」
秋塚譲治:「はは! 見返りを期待するほど狭い男じゃあないですよ俺は」
成塚時恵:「……」 ため息をつく。
成塚時恵:「これほど口の減らない人は、史上稀にみるレベルだと思います」
秋塚譲治:「口が減ってなくなるなら黙るけど。そうじゃないからな」
梁田麗佳:「では方針は固まった。『ベンサレム』に向かう」
梁田麗佳:「羽目を外しすぎるなよ」
虹咲奏:「ああ。それと、阿形の友人のことも、早めに手を打ちたいが」
阿形雪実:「言って聞いてくれなさそうなコではあるけど、見つけ次第なんとかするよ。……あたしのガッコの子だもんね」
秋塚譲治:「それは頼むよ、阿形ちゃん。大人三人じゃあどうしても面倒になるかもだしね」
阿形雪実:「だよね。特にほら、ジョーさんのナンパ殺法とか、傍から見るとヤバいし(笑)」こちとら未成年だからな!(笑)
秋塚譲治:「いい女が居たら話しかけないとそちらのほうが失礼だろう?」 などと成塚さんに向かって言って笑う。
成塚時恵:「……そうですね」 またため息をつきました。
阿形雪実:「わー、それそれ、そう言う所(笑)」楽しそう
阿形雪実:「よし、じゃああたしも行きますか!」立ち上がる。行動に移るぞ!
---
GM:ロイス、調達が可能です。
秋塚譲治:ロイスは様子見、応急手当狙います。
秋塚譲治:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

秋塚譲治:一つゲットー!
梁田麗佳:ロイス、秋塚さんに!
梁田麗佳:感服/噴懣○!
梁田麗佳:でもって調達はえーっと
梁田麗佳:虹咲さんって防具あったほうがいいです?
虹咲奏:あるととても嬉しいです!
梁田麗佳:ふぁはは!では戦闘用きぐるみを!
阿形雪実:戦闘用着ぐるみ!
梁田麗佳:援護ブレスを自分に!
梁田麗佳:7dx+15
DoubleCross : (7R10+15[10]) → 10[1,2,2,2,2,8,10]+2[2]+15 → 27

梁田麗佳:やりすぎちまった
阿形雪実:ら、楽々成功
虹咲奏:すごい
虹咲奏:リアクティブアーマーがかえる
梁田麗佳:では虹咲さんにパス!以上!
虹咲奏:センキュウ!
虹咲奏:自分では応急手当を
虹咲奏:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

虹咲奏:ゲット!
虹咲奏:梁田さんにロイスとっておこう。
虹咲奏:同僚/梁田麗佳/有為:○/不安/ロイス
阿形雪実:ではボディアーマーを狙いましょう
阿形雪実:1dx+2>=12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 8[8]+2 → 10 → 失敗

阿形雪実:ぐえー
阿形雪実:ロイスは……取っておきたいけど残り枠は二つ、ちょっと様子を見ておきたい……!
阿形雪実:以上です!!
GM:OK.
GM:次のシーンだ。

◆Middle03:ベンサレム

GM:シーンプレイヤーは虹咲さんです。ベンサレムで情報収集を行うシーンです。
GM:人手が必要なシーンはミドルを除けばここまでかな。
梁田麗佳:当然出るッ
梁田麗佳:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+3[3] → 55

虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:41->43)
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:57->62)
秋塚譲治:俺は最強の生還者だ
阿形雪実:情報なら行くぜ!
阿形雪実:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+4[4] → 60

GM:ではOK!GO!
GM:クラブ「ベンサレム」。第13地区の東部に位置する、はっきりいって治安の悪いクラブだ。
GM:まずは入場の際、きみたちはチェックを受けることになる。
梁田麗佳:「チェックだと?」
梁田麗佳:眉根を寄せる。
受付の男:「……ああ、そうだよ」
受付の男:「ガキを連れて入るのか?」
GM:受付の男は、阿形さんと成塚さんを一瞥した。
秋塚譲治:「ああ、まぁね。この地区じゃあ目を離すことの方が危険だろ?」
梁田麗佳:「……問題でもあるのか?」
受付の男:「かもな。……問題が起きても、俺たちは何もしねえ。そこんところ、わかってもらいたくてね」
秋塚譲治:「ちょいとワケありなんで見逃してほしいんだが」 胸元にチップを捻り込む
受付の男:「話がわかるな、兄ちゃん」 嬉しそうに笑う。
梁田麗佳:「……!おい!」
梁田麗佳:秋塚さんを睨む
虹咲奏:「すまないな。秋塚、助かった」
秋塚譲治:「いえいえ、適材適所ってなもんでしょう」
虹咲奏:「梁田」
梁田麗佳:「……ああ、分かっている!」
梁田麗佳:「勝手なことを……ぶつぶつ」
秋塚譲治:「おっと、気に食わなかったですかね。 これは配慮が足らず申し訳ない」
梁田麗佳:「気に食う食わないの話が出来る猶予がないことくらい理解している」
梁田麗佳:「だが、今後はせめてこちらにも手段の確認は取れ」
梁田麗佳:「……子供も見ている」
梁田麗佳:背後の阿形さんを一瞥
秋塚譲治:「こりゃご尤も。 教育上のことは頭から抜けてました」
虹咲奏:「阿形もそのぐらいの分別はついているだろう。」
虹咲奏:「歳若くてもしっかり立っているのだから」
阿形雪実:「あはは、ありがと支部長。気を遣ってくれてるんだ?」
阿形雪実:「あたしは大丈夫だってこれくらい。」
阿形雪実:「むしろジョーさんが言いださなければどう言いくるめようか考えてたくらい」
虹咲奏:「ほら、な」
受付の男:「話はまとまったか? ガキから目を離すなよ、何が起きても知らねーぞ」
受付の男:「さっきも一人入って行ったが、今日はやけにガキが来る日だな……」
梁田麗佳:「何だと?まさか……」
梁田麗佳:「急ぐぞ」
梁田麗佳:四人に視線を送り、店内へ
虹咲奏:頷いて、梁田さんに続こう
阿形雪実:「……ちょっとちょっと」
阿形雪実:受付の言葉に調子を変え、支部長の後に続く。急ぐ
秋塚譲治:万が一に備え最後尾に続く
秋塚譲治:「……どうやら手っ取り早い方法で正解だったみたいですね」
梁田麗佳:「認めるしかないようだな。そうらしい」
梁田麗佳:早足で歩きながら
GM:店内はクラブというより、実体はライブハウスに近い。
GM:DJブースはお飾り程度で、ステージの上でひどい騒音に近い演奏をしているグループもいる。
阿形雪実:「ま、治安の悪いクラブってこんなもんよね。ひゃータバコくさっ」
梁田麗佳:「阿形、私から離れるなよ」
梁田麗佳:グッと抱き寄せながら歩く
阿形雪実:「っとと、大丈夫だって支部長ー。さすがに支部長よりかは慣れてるからさ」
梁田麗佳:「いいや。いざという時に距離があっては…」
虹咲奏:少し困ったような表情でそれを見ている。
虹咲奏:「梁田……そこまですると阿形も動きづらいだろう」
虹咲奏:「私もちゃんと注意を配る。放してやれ」
GM:もしも誰かを探そうとするなら、《知覚》で判定してください!難易度は内緒だ。
梁田麗佳:知覚だとォ~~?
梁田麗佳:やっちまってくださいよ阿形の旦那ァ!
梁田麗佳:一応素振りします
梁田麗佳:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+1[1] → 11

梁田麗佳:いい感じだ
秋塚譲治:さすが支部長殿だぜ
虹咲奏:こちらも知覚!やってやる
虹咲奏:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[2,3,7] → 7

虹咲奏:うーん
秋塚譲治:じゃあ素振りしよーっと
秋塚譲治:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[1,3] → 3

秋塚譲治:女の子の際どい服みてました
虹咲奏:www
GM:ひどい達成値の理由w
秋塚譲治:「そうそう……お、虹咲サン。あの子すごい格好してますよ」
秋塚譲治:全然、注意力がない。
阿形雪実:支部長について、あたしも周りを探ろう。オッス!!>やっちまってくださいよ
阿形雪実:60いったんで1個増える!
阿形雪実:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[3,4,5,6,6,7,7,8,10,10]+5[3,5] → 15

阿形雪実:やったぜ。でも10個振った割に少なめか……!?
GM:阿形さんやはりすごいな……
GM:では、阿形さんと梁田さんは気づく。
梁田麗佳:「!」
梁田麗佳:顔を上げる。
大都佐苗:「……あれ? 雪実くん! 奇遇じゃないか!」
GM:大都さんを発見する――向こうも気づいたのか、声をかけてくる。
梁田麗佳:「いたな……大都佐苗」
虹咲奏:「阿形……彼女が?」
阿形雪実:「佐苗ちゃん!?っちゃー、遅かったか……」
梁田麗佳:「いや、間に合ったと言うべきだ」
梁田麗佳:「これまでの情報から考えて、この場所は十分危険だ」
秋塚譲治:「そうですね、それとなくここから連れ出してくれると助かるかな」 と阿形ちゃんに視線を送る
阿形雪実:「……そうね、うん」梁田支部長に小さく頷き
阿形雪実:ぱっと明るい顔に直って佐苗ちゃんに近づく
虹咲奏:肌感覚などが鋭いわけではないので、一応《猟犬の鼻》なんかも使って警戒しておこうかな。
虹咲奏:異変などに気付きやすいように。
大都佐苗:「やー、きみもここまで来るとはねえ。しかも男の人と? ひぇー、すごい!」
阿形雪実:「おおー、こんな所で遭うなんて珍しいじゃん。やっほやっほ、佐苗ちゃん、こういうの趣味だったの?」
阿形雪実:いかにも偶然友達と遭ったみたいな顔で
大都佐苗:「違う違う! ここにローディーズ・ドアの手掛かりがあるって確信があるんだ。」
大都佐苗:「ローディー。バンドの機材スタッフの意味なんじゃないかなあ」
阿形雪実:「バンドの機材スタッフ……っあー、そうか、やっぱり佐苗ちゃんもか」
阿形雪実:「実はさ、あたしもそんな噂を掴んで……」
大都佐苗:「やっぱり!きみもそれを探りに来たわけだ」
梁田麗佳:「いいや、全く違う」
梁田麗佳:横から割り込む
梁田麗佳:「お前を探しに来たんだ。大都佐苗」
大都佐苗:「うわっ。あれ、きみのお姉さん? え、どういうこと?」
梁田麗佳:「お姉さん?保護者だ!」
阿形雪実:「(ちょ、ちょっと支部長……!)」
阿形雪実:「あー、そそ、うちのね、お姉さん……っていうかお世話になってる所のおねえさん?」
阿形雪実:「実際保護者みたいなもんかな」
梁田麗佳:「年頃の娘がこんな場所に1人で来るな。親の所に戻れ」
梁田麗佳:腕組みし、ジッと威圧!
大都佐苗:「え、いやそれは」
秋塚譲治:「ちょ、ちょ梁田サン……っ」
梁田麗佳:「(保護するにも、まず店をでなければ始まらんだろう)」
梁田麗佳:「(誰か、店の外まで運ぶ役を)」
梁田麗佳:小声で言いつつ後方2人に目配せ
秋塚譲治:「(強引すぎるって話で……)」
梁田麗佳:「(強引結構。この年頃の娘にはハッキリ具体的に言わなければ伝わらん!)」
虹咲奏:「梁田……」
虹咲奏:大都さんの感情の動きを見る。
虹咲奏:逃げちゃわないか心配!
GM:では、警戒している虹咲さんは気づく。
GM:さきほどから成塚さんが一言も発していない。こわばった顔で大都さんを見ている。
成塚時恵:「……待って。”クロックワークス”」
秋塚譲治:「どうした?」 成塚さんに
GM:成塚さんは秋塚さんの腕を強く掴む。
秋塚譲治:「――って。うわ、もしかしてビンゴか?」
秋塚譲治:一番前に出る。盾になるように。
成塚時恵:「……なんでここにいる」
成塚時恵:「大都……技術大尉」
虹咲奏:「……!?」
阿形雪実:「え?」
梁田麗佳:「技術…大尉?」
虹咲奏:いつでも、皆を守れるよう態勢を整える。
大都佐苗:「あ」
大都佐苗:「生きてたんだ? これはよかった」
梁田麗佳:「おい、どういう……何の話をしている」
秋塚譲治:「そりゃ、例のパターンでしょう支部長」
梁田麗佳:「そうだろうが……!」
梁田麗佳:「よくも突然に飲み込める。混乱している場合でもないが」
阿形雪実:「佐苗ちゃん?」成塚さんを見、あまりに自然な佐苗ちゃんをさらに見
大都佐苗:「申し訳ないね、雪実くん。きみだけを招待したかったんだけど」
大都佐苗:「こうなると難しいなあ。……自己紹介してもいいんだけど」
阿形雪実:「いや、ううん……あたし的にも『アタリ』を引けたみたいで嬉しいわ、佐苗ちゃん」
阿形雪実:佐苗ちゃんの反応に、こちらも空気が張り詰める
大都佐苗:「雪実くん、もう少しきみと仲良くなりたかった。これは本当なんだけどな。」
大都佐苗:「あのときは前田くんの処理で急いでいたからね」
梁田麗佳:「その口ぶり、そして『処理』、か」
秋塚譲治:「例の事件で壊滅したセルの関係者かな。それとも別口かい?」
大都佐苗:「星辰館学園二年。都市伝説研究会会長。大都佐苗。で……彼女の言う通り技術大尉でもある」
大都佐苗:「かつての陸軍での階級はね。ファルスハーツだったっけ。そちらに所属したことはないよ」
虹咲奏:「……旧日本軍」
梁田麗佳:「つまり『无号計画』……その関係者か?」
大都佐苗:「なかなか調べてるね」 梁田さんに笑う。
大都佐苗:「でもそんな質問に答えるつもりはないんだよね」
虹咲奏:「そのようだな」
梁田麗佳:「部下の学友に、手荒い手段を使いたくはない」
秋塚譲治:「素直に投降してくれると助かるんだけど……どうかな?」
大都佐苗:「あ。お兄さん、ここでやるの?」 周りを見る。
大都佐苗:「後でにした方がいいんじゃないかな」
梁田麗佳:「……ち」
梁田麗佳:「それなりに老獪らしい。年季は事実のようだな」
秋塚譲治:「俺としてもここでやる気はないよ。ただ素直に投降してくれると助かるな―って話さ」
阿形雪実:「ちょっとちょっと佐苗ちゃん、前田くんもどうにかしちゃった系?」
阿形雪実:「ニホングン?とかも併せて、笑えない冗談なんだけど」
大都佐苗:「いやあ、雪実くん。これがね、笑える冗談なんだよ。……予定は微妙に変わったけど。うん」
大都佐苗:「サンプルが増えた。悪くはない。このままいこうか」
阿形雪実:「だったらいいんだけど。ねえ佐苗ちゃん、ちょっと一緒に来てくれない?」
阿形雪実:「笑えるハナシなら、あたしももっと聞きたいし」
大都佐苗:「来るのはきみたちの方になると思うよ。ローディーズ・ドア。探してるんだろう?」 大都はきみたちに背を向ける。
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:後ろの四人に頷き、大都の後に続く
阿形雪実:「……」フゥー、と息を吐き、たたたと足早に駆け佐苗ちゃんを追う
虹咲奏:「虎穴に入らずんば虎子を得ず、か……」
大都佐苗:「地下だよ。この店の。そこでみんな待ってる」 歩き出す。その影が、混雑するライブハウス内部の人ごみに紛れた瞬間――
大都佐苗:「結局のところ、この方法が一番手っ取り早い」 一度だけ振り返り、阿形さんに笑いかけたと思った瞬間、その姿が消える。
GM:ばたん、と、ドアを閉じるような音が響いた気がした。
阿形雪実:「ウッソ!?」
梁田麗佳:「ッ!」
梁田麗佳:「……誘い出すような口ぶり、前田克樹に対する『処理』という言葉選び」
梁田麗佳:「間違いない、これまでの失踪者も奴に誘き寄せられて、ここまで来た」
秋塚譲治:「いや、全く美少女のお誘いなら大歓迎なんだけどね。こういうのは勘弁だな」
阿形雪実:「逃げられた……ああーっ、もう!」歯噛み
阿形雪実:「何なんだってのあいつ!むっかつく!!」
梁田麗佳:「……阿形」
梁田麗佳:阿形さんに並び、表情を覗き込む
梁田麗佳:「切り替えられるか。奴は恐らく、いや、明白に敵対者だ」
阿形雪実:「……あー大丈夫支部長。大丈夫。」
阿形雪実:「ちょっと腹が立っただけで。成塚お姉さんのハナシもちゃんと聞いてます」
阿形雪実:癇癪を鎮める様にしばしそこらを歩き回り。息を吐き
阿形雪実:「イケます、勿論!というかワケ分かんないし!こうなったらまた見つけて、絶対洗いざらい吐かせてやる!」
梁田麗佳:「ならいい。無理はするなよ」
成塚時恵:「あの当時と同じです」 成塚さんは秋塚さんの腕を強くつかんでいる。
秋塚譲治:「当時? 詳しく聞かせてくれると助かる」
成塚時恵:「”扉”のアーティファクトを使うと言っていました。詳しいことはわかりません。」
成塚時恵:「どこにでも表れて、脱走者を捕える……」
梁田麗佳:「繰り返してきた……ということか」
秋塚譲治:「あー……じゃあ、相手の誘いに乗るしかないってことね」
秋塚譲治:「転送する系統のブツだったら探すのは相当厳しい」
秋塚譲治:「こっちが別口で居場所を探っている間にタイムアップってところか」
梁田麗佳:「そうなるだろう。まず奴にはこの罠に対するキャリアがある」
梁田麗佳:「だが裏を返せば、それは油断にも繋がるはず」
梁田麗佳:「内側から、敵の腸を食い破る。それが迅速な勝算だ」
GM:追う前に、この場所で情報収集が可能だ。
秋塚譲治:「俺としてはその油断を確実に突くには情報が必要かと思いますが」
秋塚譲治:「どうします? 第五支部長、音頭をとっているのは貴女だ。決めて欲しい」
梁田麗佳:「……ここで時間を使うべきか、否か、か」
秋塚譲治:「そういうことです」
梁田麗佳:「向こうが罠を張っているつもりなら」
梁田麗佳:「敵は待つだろう……私はそう読む」
虹咲奏:「同感だ」
虹咲奏:「焦り、何の備えもなく敵の中に飛び込むのは得策とは言えない」
虹咲奏:「罠にかかりに行くならば、その罠を解く方法を知らねばな」
梁田麗佳:「そういうことだ」
梁田麗佳:「まずは情報を集める。この店が奴の狩場なら」
梁田麗佳:「手口について知っている者がいても不思議ではない」
阿形雪実:「だよね……佐苗ちゃんがここで獲物を漁ってたんなら、何かしらのヒントはあるかも」
梁田麗佳:「阿形は引き続き、私から離れるな。」
梁田麗佳:「敵がお前を特別に意識している可能性もある」
梁田麗佳:ぐいぐい引き寄せつつ、真剣な顔で。
阿形雪実:「うわっ……」(若干引きつつ)
阿形雪実:「し、支部長、それはちょっと気にし過ぎじゃね?」
阿形雪実:「いや、うん、心配してくれてるのはワカルんだけど……」
梁田麗佳:「何を言う!年頃の女子だという自覚を持て!」
梁田麗佳:「技術大尉なぞ以外にも危険はあるんだぞ!」
梁田麗佳:真剣そのもの。
虹咲奏:「阿形に注意を払うべきなのは否定しないが」
虹咲奏:「……やりすぎではないか?」
秋塚譲治:「いやいや、これでちょうどいいんですよ」
秋塚譲治:「支部長は阿形ちゃんが大変心配で、気になってヘマをうってしまうかも知んないし」
秋塚譲治:「最高のパフォーマンスを維持するのもチームワークでしょ」
虹咲奏:「……なるほど」
秋塚譲治:「そういうわけで阿形ちゃん。支部長に付き合ってあげてほしいなーと俺は思うわけですよ」
阿形雪実:「お、おう。いや、それはまあいいんだけどさ……ジョーさん、支部長っていつもこんななの……?」
秋塚譲治:「いやぁ、この手の女性は大変わかりやすいって話さ。第五支部長に限らずね」
梁田麗佳:「何を貴様……一言多い奴め」
梁田麗佳:「私がミスをするかはともかく、これは当然の配慮だ。口出しされるまでもない」
秋塚譲治:「それなら余計なおせっかいはここまでにしときますよ」
梁田麗佳:「ふん、そうしろ。お前に知ったような口を聞かれるのは不愉快だ」
梁田麗佳:ジト目で睨む。
阿形雪実:「っていうか支部長!あたしだけを気にしてもダメだって!」
阿形雪実:「盛り場に年頃の女の子がキケンって言うなら、支部長だって気をつけるべきだって思うの!」
梁田麗佳:「心配を心配で返すなぞ、お前には十年早い!分かったらいくぞ!」
梁田麗佳:ずいずい
阿形雪実:「な、何だとー!ちょ、支部長聞いてってー!」
虹咲奏:(子供離れできない親……か)
GM:では、ここらで
GM:情報収取項目を提示します。シーンを切り替えずにこのまま調査可能。
GM:情報収集
■情報収集項目
☆『ベンサレム』地下の調査:ローディーズ・ドアの探索 《知覚》または《交渉》難易度9
□融合化ジャームについて 《情報:裏社会》または《情報:UGN》難易度12
□大都佐苗について2 《情報:噂話》難易度9
GM:☆マークは突破必須。これを突破するまでシーン登場の浸食率1d10をあげてもらいます。
GM:下の二つは開けると作戦を立てやすくなるよっていうやつです!以上!よろしくどうぞ!
梁田麗佳:けひーっ!
梁田麗佳:融合ジャームについては風パワーでブチ抜きましょう
梁田麗佳:いや、うーん
梁田麗佳:金もコネもあるし、ジャームは素振りで行ってみよう
阿形雪実:ククク支部長の風の力にかかれば情報項目なぞ…… !? け、ケヒッ!素ぶり!
梁田麗佳:コネ使用!情報:UGN!
梁田麗佳:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,3,8,8]+1 → 9

梁田麗佳:財産3使用!余ってるしね!
虹咲奏:金!
秋塚譲治:強い!
阿形雪実:……ヒヒヒ風の力に頼らずとも支部長のカネの力にかかればこのくらい朝飯前よォーッ!!
GM:カネの力……
梁田麗佳:で、阿形さんに風でどっちか抜いてもらって
梁田麗佳:DB付き秋塚さんでトドメ!これがいいはず!
秋塚譲治:阿形ちゃんは探索が良いんじゃないでしょうか。<知覚>判定なので
阿形雪実:そうですね。ローディーズドアの探索なら元のキャラの目標にも添ってて自然ですし、そも知覚だからうってつけ!
梁田麗佳:あ、ホントだ
梁田麗佳:じゃあ秋塚さんに風投げましょう
秋塚譲治:わーい! 梁田デレをいただこう!
梁田麗佳:デレパワー!
梁田麗佳:援護の風、ダイス+5どうぞー
梁田麗佳:浸蝕は57に
秋塚譲治:おっす! では早苗ちゃんについて調べます。 情報収集チーム1回目
秋塚譲治:8dx+2>=9
DoubleCross : (8R10+2[10]>=9) → 9[2,3,3,5,7,7,8,9]+2 → 11 → 成功

秋塚譲治:ありがとう……支部長がいなかったら駄目だったかも……!
梁田麗佳:おっしゃー!
虹咲奏:いえい!
GM:ぜんぜんしくじらない
阿形雪実:ではあたしも扉を探しましょう。知覚で目標値は9!
阿形雪実:10dx>=9
DoubleCross : (10R10[10]>=9) → 10[1,1,1,2,4,7,8,8,10,10]+5[5,5] → 15 → 成功

阿形雪実:ケッヒャアーッ!ワタシの感覚にかかれば扉なぞォーッ!
梁田麗佳:ふはははは
梁田麗佳:無敵のチームだぜ!
虹咲奏:すごい
GM:3ストライク!
GM:じゃあ情報を開いていきます。
□大都佐苗について2
星辰館学園における彼女の情報は改竄された痕跡がある。
UGN側で保持しているデータベースと照合することで明らかとなった事実は以下の三つ。
一つ、オーヴァードである可能性があること。
二つ、彼女の住所は第1地区とされているが、そこで生活している様子はないこと。
三つ、「大都佐苗」を名乗る十代後半と見られる少女は、この街において断続的に存在してきた。
市内学園の記録を確認すれば、まったく同じ容貌の人物が何度も現れている。

また旧陸軍の記録を参照する限り、極めて先進的な研究チームを指揮する技術士官であったことから、
シンドロームはノイマン、それも古代種と考えて間違いないだろう。

□融合化ジャームについて
レネゲイドに感染したオブジェクトとジャームの融合例は、すでに市内では類似の例が散見されている。
電子機器で操作される仮面の兵士――『キャンサー』の一件。
接触した人間を支配する剣――『ミリオンブレイド』の一件。
人間をジャーム化させるナノBOT――『霧の王』の一件。

この手のレネゲイドを感染させたオブジェクトは、便宜上「アーティファクト」と呼称されている。
アーティファクトの拡大は、何かの大規模な実験のようでもある。
彼らの傾向として、オーヴァード、とくに起源種や古代種、変異種といった
特殊なレネゲイドを保有する者を狙って捕食しようとしているようだ。

現在、市内で頻繁に見つかっているジャームは主に3種。
巨大な腕を持ち、防御に長けた「鎧腕のジャーム」。
飛行し、遠距離から強力な狙撃を行う「薄羽のジャーム」。
触手のような赤い尾を持ち、捕獲するような動きを見せる蛇型の「赤尾のジャーム」

GM:そして、阿形さんは地下室の奥で、一つのドアを発見する。
GM:やや唐突に、通路の行き当たりに姿を現している、錆びた鉄製のドア。
GM:手術室――あるいは実験室を連想させるドアだ。
GM:きみたちはその前に集まっている。
梁田麗佳:「ここか、よく見つけてくれた。阿形」
阿形雪実:「まあね。(成塚)お姉さんの話を聞く限りなら、『扉』のアーティファクトの力は『二種類』のうちのどっちか」
阿形雪実:「バロールの空間歪曲か、オルクスの空間跳躍か。なら……その残り香はあたしの専門分野っしょ」
阿形雪実:「……このクラブにあるのは、これだよ。間違いない」
秋塚譲治:「いやぁ、ほんとに大したもんさ。お手柄だぜ、阿形ちゃん」 頭をぽんぽんと撫でる
虹咲奏:ドアを眺める。
虹咲奏:「……厭な感じだな」
成塚時恵:「……同じです」
成塚時恵:「見たことがあります。たぶん、この手のドアを生み出すのが、彼女のアーティファクトなんだと思います」
梁田麗佳:「レネゲイド感染させたオブジェクト。UGNの古い資料にその呼び名があったが」
梁田麗佳:「いざ目の当たりにすると……ただのRアイテムとも違う、やはり異様な雰囲気を感じるな」
秋塚譲治:「さてね、そのあたりのことは門外漢なんで俺にはとんと分からないが……」
秋塚譲治:「大都佐苗、随分な人物だったみたいだぜ」 と調査内容を要約して話す
秋塚譲治:「確定なのは古代種のノイマン。それと……経歴上、協力者がどこまでいるのかは流石にわかりませんでしたよ」
成塚時恵:「古代種ノイマン。私もそう思います。非常に厄介な組み合わせですが」
梁田麗佳:「時代を超えて留まり続けてきた、か……学園に、いやこの街にそうまでして執着し続けてきた理由は何だ?」
梁田麗佳:「それが、あるいは”ケイヴマン”の任務とも関連しているのか?」
秋塚譲治:「その辺りはなんとも、ここで尻尾がつかめればよかったんですが」
阿形雪実:「そこだよね。第十三支部長さんにも、色々詳しいハナシを訊ければイイんだけどな」
梁田麗佳:「いや、問題ない。今私達の解き明かすべきは全貌ではない」
梁田麗佳:「まずは……待ち受けているこの罠を突破することだ」
梁田麗佳:扉を見据える
梁田麗佳:「各員、準備が出来次第突入する。いいな」
虹咲奏:「了解した」
秋塚譲治:「了解、万全は期したいですしね」
成塚時恵:「……」唇を噛み、扉を睨んでいます。
阿形雪実:「大丈夫だよあたしは。いつでもイケる」左手にとり出したスマホで、ちょいちょいと画面をフリックさせつつ
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:腕を組み、そんな阿形さんを遠巻きからジッと見ている。
阿形雪実:「ん?大丈夫だって支部長。これがあたしの『準備』だから」
虹咲奏:「――梁田。少しいいか」
阿形雪実:少し笑って。そして小さく「おっとと」虹咲支部長に譲るようにちょっと下がる
梁田麗佳:「ん、どうした?」
虹咲奏:「……チルドレンの扱いについて、少し話しておいた方がいいと思ってな」
虹咲奏:「どうも、私のスタンスと君のスタンスはだいぶ異なっているようだから」
虹咲奏:「何らかの衝突が起こる前に、な」
梁田麗佳:「構成員の待遇は各支部の裁量の範囲内だ、口出しは無用」
梁田麗佳:「……と」
梁田麗佳:「普段の連絡網ならそう言って打ち切っているだろうが」
梁田麗佳:「我々はこれから正に敵地に向かう身だ。連携にも関わる」
梁田麗佳:「……提言を聞いておこう。何を危険視している?」
虹咲奏:「……他の者に言われたこともあるだろうが、君は少々、過保護にすぎる部分がある」
虹咲奏:「彼らもれっきとした一つの個人だ。私は対等に扱いたいと考え、そうしている」
虹咲奏:「だが……君を見ていると」
虹咲奏:「彼らを子供扱いして、その意思を押さえ込んでしまっているように見えるのだ」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:「言う通り、以前にもそれは指摘されたな」
梁田麗佳:「他ならぬ、あの子たち自身に」
梁田麗佳:ため息混じり、自嘲的に笑う
虹咲奏:「……そうか」
虹咲奏:少し、語気が和らぐ。
梁田麗佳:「彼らには彼らの人生があり、判断がある。それを蔑ろにする権利など誰にもない」
梁田麗佳:「過剰に慮る事は、個人個人の意志を無視しているのも同然だという事も」
梁田麗佳:「理解はしている。いつだろうと」
虹咲奏:「………」
虹咲奏:感情を読むことはしない。
梁田麗佳:「……それでも」
梁田麗佳:「生き方の選択を許されず、兵士としてここまで辿り着いた子供らがいる」
梁田麗佳:「チルドレンの大多数を占める者たちがそうしてここにいる」
梁田麗佳:「それが頭に過る。その現実を忘れて指示を下すことは……私にはどうしても出来ない」
梁田麗佳:「出来るだけ傷つけない方法を探したい。例え、私のエゴと言われようとも」
梁田麗佳:「せめて彼らが、自分の選択に責任を持てるようになるまでは」
虹咲奏:「……そうか。チルドレンの多くは『親』を持たない」
虹咲奏:「故にこそ、君は『親』たろうとしているのか」
梁田麗佳:「いいや、違う」
梁田麗佳:「親になどなれるはずがない。私も人殺しだ」
梁田麗佳:「だが」
梁田麗佳:「私が親でなくとも、支部が彼らの『家』たることは出来るはずだ」
梁田麗佳:「帰るべき場所、守るべき思い出として……」
梁田麗佳:「甘い考えだという事は分かっている、だが」
梁田麗佳:「それが嘘偽らざる、私の理想だ」
虹咲奏:「……そうか」
虹咲奏:「話してくれたことに感謝するよ。……そうだな」
虹咲奏:「私も、彼らの幸福を……失ったものよりも大きなものを、いつも願っている」
梁田麗佳:「ああ、だから」
梁田麗佳:「もしもこの扉の先、ギリギリの選択が待ち受けているとしたら」
梁田麗佳:「迷うことなく、私よりも阿形を守って欲しい。指揮はその時点でお前が引き継げ」
梁田麗佳:「全ては未来あってのことだ」
梁田麗佳:「……頼めるか?」
虹咲奏:「当然、そうしようと思っていた」微笑む。
虹咲奏:「君の守りたいという思いを預かろう」
虹咲奏:「私も、出来るだけ多くの者を。多くの者の未来を、守りたい」
梁田麗佳:「分かっている」
梁田麗佳:「そうでない人間が、あんな質問をするものか」
梁田麗佳:「スタンスは異なっていても、貴方は信用し、尊敬できる人物だ。そう信じる」
梁田麗佳:「……ありがとう。虹咲奏」
虹咲奏:「こちらこそだ」
虹咲奏:「ありがとう。梁田麗佳」
梁田麗佳:「これからも、共に永く轡を並べられる事を願っている」
梁田麗佳:「故に、まずは生き抜くぞ」
虹咲奏:「…………」
虹咲奏:「…………ああ」
虹咲奏:長い沈黙の後、そう答える。
---
成塚時恵:「……」
秋塚譲治:「成塚、ちょっと話せるか?」 少し距離をおいて二人で話せるあたりまで誘う
成塚時恵:秋塚は目の前のドアを見て、振り返り、秋塚を見る。
成塚時恵:「……ええ。構いません。私に応えられることなら」
秋塚譲治:「嬉しいね、俺の誘いに乗ってくれたのはこれで……いや、初めてだったか?」
成塚時恵:「当たり前でしょう。”クロックワークス”」
成塚時恵:「あなたはUGNで、私はFHでしたから」
秋塚譲治:「いや、長かったね。本当に」 と距離が離れたのを確認して
秋塚譲治:「はじめに行っておくが――俺がUGNで、成塚がFHだのその辺りの話をするつもりは、まぁ、ない」
成塚時恵:「そう? 私にはあなたが、時計仕掛けのエージェントに見えていましたけどね。だったら何を?」
秋塚譲治:「おいおい、この辺りを蒸し返してもどうしようもないだろ? 進んだ針を戻すことは出来ない、誰にも」
秋塚譲治:「この先について話がしたいってところさ。 ここにきて随分と緊張しているな、成塚」
成塚時恵:「そう。かもしれませんね」
秋塚譲治:「大都佐苗とはどういう関係だった? 答えたくないなら答えなくてもいいが」
秋塚譲治:「より厳密に聞けば……なにをそんなに恐れてる?」
成塚時恵:「……彼女は私でいくつもの実験をしました。体の内側を外側にするような、そういう実験を」
成塚時恵:「……こういう、ドアの向こうで」 錆びたドアを見つめている。
秋塚譲治:「…………そうか。ああ、くそ」
成塚時恵:「何人もの同胞が、……私の同胞があのドアの向こうに行って、そして帰ってきませんでした。生き残ったのは私だけです。だから……」
成塚時恵:「あのドアが怖い」
秋塚譲治:「くそったれ……っ」 吐き捨てるように言う。
秋塚譲治:あまりにも配慮が足りなかった。その可能性があるということは分かってはいたが、それでも万が一の危険性を優先した。
成塚時恵:「怒っている? なぜですか、クロックワークス。あなたが怒る理由は何もないでしょう?」
秋塚譲治:「怒る理由? お前には分からなくても、俺には山ほどあるんだよ」
秋塚譲治:「ひとつ、ふたつとあげればキリがねぇが――そうだな、こいつが一番でかい」
秋塚譲治:「女に辛い過去を思い出させちまった。 全く、男して失格だ」
成塚時恵:「……」 片眉を上げる。 「またそんな減らず口を」
秋塚譲治:「そう言われても仕方ない」 と自嘲気味に笑う
成塚時恵:「でも、意外です」
秋塚譲治:「意外? 何がだ」
成塚時恵:「あなたはもっと、ガラスの精密機械みたいに冷たい人だと思っていました。どちらが本当なのか、わかりません」
秋塚譲治:「それは割り切りが良すぎるだけってことさ。敵としての俺も、こうして話してる俺も俺だ」
秋塚譲治:「どちらがではなく、どちらも本当さ」
秋塚譲治:「ということで、俺は決めたぜ」
成塚時恵:「……なにを?」
秋塚譲治:「精密機械としての俺は大都佐苗、あいつをきっちり殺す」
秋塚譲治:「そして――情熱的な俺はお前を絶対に守る」
秋塚譲治:「だから恐れることはない」
成塚時恵:「……ふふ」 半ば強引に、唇の端を吊り上げる。
成塚時恵:「あなたはなんとなく死ななそう。ですね」
秋塚譲治:「っと、やっぱちょいとクサすぎたか?」 とおどけて
秋塚譲治:「ああ、俺は死なない。どんな状況だろうと生還する」
秋塚譲治:「生還者だからな」
成塚時恵:「いえ。助かりました。それなら……私も」
成塚時恵:「あのドアを潜れます」
秋塚譲治:「そいつは良かった。マジになったかいがある」
---
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスと調達をどうぞ!
秋塚譲治:ロイスはなし、調達は応急手当で! 出目腐ると困るから!
秋塚譲治:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 6[3,4,6]+1 → 7 → 失敗

秋塚譲治:財産使います1点。これでOK。財産4→3
梁田麗佳:ロイス!勿論虹咲さんに!
梁田麗佳:信頼○/隔意 で!
梁田麗佳:そんでラスト購入チャンス!
梁田麗佳:欲しいものがある方はどうぞ!
梁田麗佳:大体買えるぞ!
GM:やさしさ…
虹咲奏:リアクティブアーマーがあると超嬉しい
虹咲奏:けど、無理はしないでね!
阿形雪実:ガードPCの虹咲さんに防具は大事……!
梁田麗佳:OK!聞き届けたり!
梁田麗佳:援護ブレスを自分に!リアクティブアーマー!
梁田麗佳:浸蝕は59に
梁田麗佳:7dx+15
DoubleCross : (7R10+15[10]) → 10[1,6,8,8,9,10,10]+7[1,7]+15 → 32

梁田麗佳:買えてしまったなあ!
GM:支援ウィンブレ…!
阿形雪実:すごいぜ
秋塚譲治:すげー(モラクス感
梁田麗佳:虹咲さんどうぞ!
虹咲奏:ありがとうございます!
虹咲奏:やったー!これで装甲無視にも対応できる!
虹咲奏:応急手当てぐらいしか買うものがないので応急手当てを買います
虹咲奏:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

虹咲奏:get
虹咲奏:感情変更します!梁田さん!
虹咲奏:有為:○/不安→信頼:○/やや不安
阿形雪実:うーん、よし、ボディアーマーを狙う!
阿形雪実:よっしゃ、では自分で振るぜ
阿形雪実:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 2[1,2]+1 → 3 → 失敗

阿形雪実:この女子高生、買い物が下手!!
阿形雪実:いじょうです
GM:ハイッ!
梁田麗佳:あ、一応演出を
虹咲奏:おお
阿形雪実:おおー
GM:どうぞどうぞ
梁田麗佳:「……待て、虹咲。」
梁田麗佳:話を追えて突入準備に戻る虹咲さんにつかつかと近づいて
虹咲奏:「……む。何だ」
梁田麗佳:しゅっ。
梁田麗佳:サーベルでその額の上、宙に印を切る。
虹咲奏:目を瞬かせる。
梁田麗佳:ひゅぅっ……ひゅぉ。
梁田麗佳:空気の層が、君の周囲を守っているのが感覚で分かるだろう。
虹咲奏:「……これは」
梁田麗佳:「動きづらくなるが、多少の攻撃は弾く」
梁田麗佳:「守る力の持ち主だと聞いている。上手く活かせるはずだ」
虹咲奏:「ありがとう」
梁田麗佳:「……采配だ。礼はいい」
梁田麗佳:カチン、とサーベルを納める。
虹咲奏:「わかった」
虹咲奏:「……この先で、生きてくるだろう。必ず」
虹咲奏:「お前たちを、守る」
梁田麗佳:「ああ。頼んだぞ」

◆Middle04:下降

GM:ドアの先を探索するシーンになります。シーンプレイヤーは……またしても虹咲さん。
GM:ほか登場は自由です。探索を描写するシーンなので、必須の判定とかもないです。
GM:ご自由にどうぞ!
虹咲奏:ウオー!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:43->51)
梁田麗佳:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 5[5]+59 → 64

秋塚譲治:無敵の生還者なので出ようかな
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:62->68)
阿形雪実:出てみましょう!
阿形雪実:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 7[7]+60 → 67

GM:OK.
GM:きみたちはドアを開け、錆びついた、長い階段を下ったところだ。
GM:海抜はマイナス30m。
GM:GPSによる位置情報は、N市13地区の地下を示している。
GM:道は複雑に分岐しているが、ほとんどの扉が封鎖されている。開くドアを探しながらきみたちは進む……。
虹咲奏:「……位置自体に異常はないようだな」
虹咲奏:《猟犬の鼻》も使っていこう。
GM:虹咲さんの猟犬の鼻は、血と鉄の匂いを感じ取っている。
虹咲奏:「血。鉄の臭いの粒子が辺りに見える」
虹咲奏:「この空間はおそらくどこもそうなのだろうな」
阿形雪実:「まともな所じゃないとは思ったけどさ、(道)長すぎっしょ。
阿形雪実:「クラブの地下にこんなんとか、旧ニホングンやばいわ……」
梁田麗佳:「鬼が出るか蛇が出るかと身構えてはいたが、今の所は敵の気配もない」
梁田麗佳:「警戒は怠るなよ」
成塚時恵:「……冷静ですね。前から思っていましたが。UGNの皆さんは怖くはないのですか?」
阿形雪実:「んんー、あたし一人だったら、もっとビビってたかもね」これは半分、嘘。多分そこまで怖がらない
阿形雪実:「でもほら、今日は頼れる保護者のみんなが一緒だから。ヤな感じの所だけど、そこまでじゃないよ」
阿形雪実:これは普通に本当。先ほどの支部長二人の会話を聞いてからは、なおさらだ
梁田麗佳:「……恐怖はあって当然だ」
梁田麗佳:「だが、それを乗り越えなければ守れる物も守れない」
秋塚譲治:「流石、第五支部長。完璧な答え」
成塚時恵:「守るもの、ですか。自分の命以上に?」
梁田麗佳:「茶化すな秋塚……ああ、そうだ」
梁田麗佳:「成塚、お前はそう感じた事はないか?」
梁田麗佳:「眼の前の恐怖よりも、背中にあるものを失う事の方が」
梁田麗佳:「恐ろしいと……そう感じた事は?」
成塚時恵:「私は、……そう思えたことがありません。……ずっと怖がっていました」
成塚時恵:「自分以外にそう思えたことが……。……」 黙り込む。
秋塚譲治:「なあに、そういうもんは余裕があってこそだよ」
秋塚譲治:「自分のことで精一杯なら自分のことを考えてればいいさ」
虹咲奏:「……そうだな。余裕があるか、または」
虹咲奏:「己のことがどうでもいいか」
梁田麗佳:「成塚、お前は何も間違っていない。それでもいい」
梁田麗佳:「だがきっと、いずれ、守るべきものがお前にも出来たのなら」
梁田麗佳:「理解できるはずだ。お前と話していて私はそう思うよ」
梁田麗佳:成塚さんに少しだけ微笑みかける
秋塚譲治:「第一支部長殿はそこらへんどうなんです?」
秋塚譲治:「あんまり切った張ったが性に合っている部類じゃあないと見えるんですがね」
成塚時恵:「……」 みんなを眺める。虹咲さんを見る。
虹咲奏:「私は、守るべき物のことだけを考えている。それを失うこと以上の恐怖はない」
虹咲奏:「……自分で、壊すことこそが最も恐ろしい」
虹咲奏:淡々と言う。
梁田麗佳:「それは……」
梁田麗佳:数年前からN市UGNに伝わる噂……前支部長が虹咲奏に行ったと言われる非人道的な実験と、そこで起きた事故。
梁田麗佳:その記憶に纏わる言葉なのか、と疑問は浮かぶが、踏みこむことは出来ない。ただ口籠る。
秋塚譲治:「そりゃ、いいですね。自分で何を守るかブレてないのは頭として信頼できますよ」
成塚時恵:「虹咲さん。あなたは、……」 何か言おうとして、やめる。
成塚時恵:「あれは」 ひときわ頑丈そうなドアを指さす。『第三観察室』と書かれたドアだ。
秋塚譲治:「すくなくとも下で働く分には、そう思えますよ……っと?」 ドアを見る
梁田麗佳:「ん。阿形」
梁田麗佳:阿形さんの手を引きつつ扉の前に出る
阿形雪実:虹咲支部長を目線だけで眺め
阿形雪実:「はいはーい。あたしはウシロ、ね」下がる。戦術的にも、後方支援の方が適してる
虹咲奏:成塚さんの方をちらと見るが、すぐにその視線をドアに移す。
GM:はじめて文字がまともに読めるドアだった。
GM:他のドアは摩耗して読めたものではなかった。
GM:開けようとしてもいいし無視しようとしてもいい。
秋塚譲治:「成塚」 様子を見る
成塚時恵:「……なんとなく、似ています。あの頃の私たちが収容されていた場所に」
秋塚譲治:「先に進めるか? なんなら手をつないでくれても構わないぜ」 と軽い調子で言う
成塚時恵:「ふ」 秋塚さんに言葉に、ぎこちなく笑う。 「丁重にお断りします」
秋塚譲治:「それは残念」 肩をすくめる
虹咲奏:「どうする」
虹咲奏:梁田さんを見る。
梁田麗佳:「当然、進む。まごついていても仕方ない」
梁田麗佳:開けてみましょう
虹咲奏:警戒。目をしっかりと開けておく。
GM:では、ドアは簡単に開く。
GM:室内にあるのは、雑然と散らかったテーブル、資料の山、キャビネット。
GM:それから永代のしれない装置。Rラボ出身の阿形さんと、虹咲さんは知っていてもいい道具です。
GM:CRISPR。ゲノムを編集する装置――の、かなり異質なカスタムが加えられたもののようです。
GM:目的はレネゲイド・ウィルスそのものを編集するために使われます。
GM:特に虹咲さんは、かつての部下である研究スタッフ、三芳孝一がこの器具の操作を得意としていたのを覚えている。
阿形雪実:「……うわ」
阿形雪実:自分はラボにおいては悪い記憶はない。相応に優しくされたし、その機器も純粋に研究用の装置としてのイメージが強い
阿形雪実:けどここにあるそれは、場の印象と相まって、どうしても悪い懸念をいだいてしまう
秋塚譲治:「想像通りというかなんというか……訳のわからない機械もあるし」
梁田麗佳:「なんだ、この機械は?」
梁田麗佳:「第四で似たものを見たことがあるが、何か……」
虹咲奏:「……知っている」
虹咲奏:「レネゲイドウィルスを編集するためのものだ」
阿形雪実:「うん。それも大分……見たことない改造がされてる感じ」虹咲さんの言葉を継いで
秋塚譲治:「編集?」
虹咲奏:「私も研究者ではないから詳しいことはわからないが」
虹咲奏:「三芳がこの器材の扱いに長けていた」
成塚時恵:「簡単に言うと、遺伝子の二重螺旋をハサミで切って、入れ替える装置ですね」
成塚時恵:「あの場所にそっくり……」
秋塚譲治:「ピンとこないが人為的に目的とした能力に近づける装置ってことかね……」
梁田麗佳:「採取したサンプルに人為的な加工を施し、古の強力なレネゲイドを再現しようとしていた」
梁田麗佳:「安直に過ぎるかも知れないが、仮定としては成り立つか……?」
GM:というところで、みなさんは知覚で難易度9の判定をどうぞ。
虹咲奏:知覚かー
梁田麗佳:ふははは
梁田麗佳:阿形チャン!やっちまいな!
GM:用心棒の先生かよ
梁田麗佳:こっちは素振り
梁田麗佳:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[6,7] → 7

虹咲奏:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[6,7,7] → 7

虹咲奏:ダメ
秋塚譲治:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[6,8] → 8

阿形雪実:ヒャアーッ!おまかせあれェーッ!!
阿形雪実:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,4,4,4,5,8,8,9,10]+3[3] → 13

阿形雪実:やったぜ
梁田麗佳:っしゃあ!
梁田麗佳:大人には見えない世界が見えている
虹咲奏:流石
GM:すごいな…難易度9の知覚なんてそうそう成功しないはずが……!
GM:では阿形さんは気づく。
GM:奥の扉から、うっすらと白い靄のような――霧状の空気が漏れ出ている。
GM:また、ドアの向こうから音が近づいてくる。
GM:かち
GM:かち、かちかちかちかちかちかちかちかちかち
阿形雪実:「ッ! みんな、下がって!奥!そこのドア!」
阿形雪実:白い靄を指して言う!
虹咲奏:「……!」臭いを視ることに気を取られすぎていた。瞬時に警戒!
梁田麗佳:「霧…!何だ!?」
梁田麗佳:ドアを睨む
阿形雪実:「何かくる!!」
秋塚譲治:「っと。了解、阿形ちゃん」 成塚さんの盾になる位置に立つ
GM:が、ごっ!
GM:ドアが吹き飛ぶ。
GM:蝶番が熱戦で焼かれていた――羽のついた風船のようなオブジェクトが飛び込んでくる。
GM:阿形さんなら迎撃できるだろう。演出でやっつけて大丈夫!
GM:これでミドルのエネミーが1体減る扱いになります。
虹咲奏:雪実ちゃんえらい!
阿形雪実:よっしゃ!
阿形雪実:皆に警告を伝えると同時。そでから滑らせた複数のストラップを右手に握る。くま、うさぎ、ワニ
阿形雪実:目線はそのまま、右手にストラップ、左手にスマホ。
阿形雪実:そしてストラップから、杭のような針が伸びる。そのままアンダースローで投擲!
阿形雪実:刺さる!同時、スマホの画面(見もしない!)に指が奔る!
阿形雪実:ばぢゅん!!
阿形雪実:着弾点に、黒いメノウのような漆黒の虚空が広がる。
阿形雪実:それは即座に霧散してなくなるが――オブジェクトはぐしゃぐしゃに潰れて墜落する
阿形雪実:迎撃しました。一個倒したぞ!
GM:粉砕。得体のしれない体液をまき散らし、風船型のジャームは圧壊する。
梁田麗佳:「成塚、秋塚……これが例の融合個体か?」
梁田麗佳:残骸に近づき、確認する。
秋塚譲治:「そうですね、自分が交戦したのはこのタイプですよ」
虹咲奏:まだ、警戒を解かない。
GM:だが、まだだ。ばきばきばきばきばきと異様な音をたて、何かがさらに部屋へと飛び込んでくる。
GM:巨大、かつ異形の影。
秋塚譲治:「しかしやるねー、阿形ちゃん。偉いぞ」
阿形雪実:「あーりがと☆でもまだよジョーさん。次のお客さんが来る」ドアへ視線は外さない
秋塚譲治:「いやいや、随分と歓迎されているようで……調べるのは後にしたほうが良いみたいですね」
梁田麗佳:「奴らの巣窟という情報は間違ってはいなかったらしいな」
梁田麗佳:「手がかりが多く手に入るのは好都合だ、全員!戦闘配置!」
GM:白と黒の骨細工を思わせる、いびつな模型のようだ。きみたちを押しつぶさんばかりの速度で飛んでくる――
GM:攻撃を加えるのも回避するのも、防御に徹するのも自由だ。演出でやっちゃってください!
GM:各自の戦闘対処描写をどうぞ。
梁田麗佳:じゃあ先陣を切ってみたい!
秋塚譲治:どうぞどうぞ
虹咲奏:こちらは変異した上でガードとかするよ
阿形雪実:梁田さんの戦闘だ!
GM:好きに打ち込んじゃってください!
成塚時恵:「なんです、これっ……!」
梁田麗佳:「虹咲!阿形を!秋塚は成塚をフォロー!」
阿形雪実:「了解!お客さーん!列は乱さず並んでくださいねッと!」次々握られる針のストラップ!
虹咲奏:「……離れるなよ」
虹咲奏:シュウウゥ。音を立ててその左半身が変異を始める。
虹咲奏:鮮やかな色の翼。鉤爪。
虹咲奏:金色に光る目と、牙。始祖鳥のキュマイラ。
虹咲奏:その翼で、敵を惹きつける。
虹咲奏:その色は、光は、相手の感覚を狂わせる。敵はその攻撃の精度を落とすだろう。
秋塚譲治:「了解っと! 第五支部長殿はお一人で大丈夫ですか?」
秋塚譲治:トントンとつま先で地面を蹴ってから、構える。
梁田麗佳:「問題ない。でぇやッ!!」
梁田麗佳:カキン!
梁田麗佳:腰から2振りのサーベルを抜き、突進する異形に正面から切りつける!
GM:――べぎっ!
???:「――いッ……!」
???:「てぇぇぇッ!? なんだ、おい、新手かよマジでもう勘弁してくれよ今日は最悪だな!」
GM:巨大な骨細工が大音声を発した。
阿形雪実:「っ、え!?」しゃべった!
梁田麗佳:「ッ!?」
梁田麗佳:追撃を止め、蹴飛ばし、間合いを取る
梁田麗佳:「……お前。言葉が通じるのか?」
梁田麗佳:切っ先を向けたまま怪訝な表情。
???:「”ハイエナ”以来の人間型――いや待て。そうか。ちょっと待て! 違う!」
”ケイヴマン”:「俺だ。”ケイヴマン”だ。第13地区の支部長!」
梁田麗佳:「なッ…バカな!?」
秋塚譲治:「これは意外な人物の登場で」
”ケイヴマン”:「あんたらを呼んだのは俺だよ!わかりにくいナリですまんが、ちょっと切羽詰まってたもんでな!」
梁田麗佳:「何という……いや礼節に関わる!味方に切りつけてしまうなど!」
梁田麗佳:「不覚だった。どのように謝ればいいか……すまない!」
梁田麗佳:沈痛な面持ちで刃を降ろす。しょんぼり。
阿形雪実:「え、どゆこと?あたし、先走っちゃった?」
秋塚譲治:「別に阿形ちゃんの責任じゃあないさ、報連相を怠った不幸な事故だよ。これ」
”ケイヴマン”:「いやいや。お嬢さんの対処も、第五支部長の対処も大正解だ。」
阿形雪実:「お、おう。そう、よかった……」
虹咲奏:「…………」
虹咲奏:変異を解く。感情を読み取ろうと試みます。
GM:ケイヴマンの骨細工からは読み取れる感情はない。顔や皮膚といったものが、この状態では存在しない。
”ケイヴマン”:「とにかく分かってもらえてありがたい。物騒なのはしまってくれ――あ、いや、しまわんでもいいや」
”ケイヴマン”:「この先で使ってもらいたいからね。質疑応答は簡単なやつでお願いするよ」
梁田麗佳:「先?この先で何が起きている?」
秋塚譲治:「……お客さんと取り込み中だったかい?」
”ケイヴマン”:「そうだ。俺は御覧の通り、ここで大量POPしてくるクリーチャーを延々とな」
”ケイヴマン”:「掃除、掃除、掃除、掃除、掃除……」
”ケイヴマン”:「通信装置もやられておしゃべりもできず……自作したはいいんだが、これがまたイマイチな出来でよ」
梁田麗佳:「なるほど、これまでの経緯は分かった」
梁田麗佳:「そしてやはり、融合ジャームの発生源はこの場所か……漏出という言葉の意味も、概ね予測の通りだったな」
”ケイヴマン”:「で、この先で起きてることはっつーか」
”ケイヴマン”:「囚われの御姫様……や、王子様……って見た目でもねえか。ええい、もういい! 囚われの科学者がいてね」
梁田麗佳:「科学者?それは……」
梁田麗佳:虹咲さんに頷く
虹咲奏:「………本当か」
”ケイヴマン”:「見捨てて脱出するのも人情不足ってもんで、どうにか死なないように防衛してたのさ」
”ケイヴマン”:「知ってたりするか?三芳孝一ってオッサンだよ」
虹咲奏:「やはり……か」今はこの情報に頼るほかない。
阿形雪実:「ええと、取りあえずこれはケイヴマンさんの人形とか端末とかのそんなアレってこと?」
”ケイヴマン”:「おっと、惜しい! お嬢さん。俺がコレだ。見たまんま。」
阿形雪実:「え、そうなの!?マジで!!?」
”ケイヴマン”:「人間型の方が喋りやすいか? ちょい待った……」
”ケイヴマン”:ゴキゴキとひどい音が鳴り響き、骨細工が収縮。人間型を形作る。
”ケイヴマン”:「これでいいか?」
阿形雪実:「ひゃあー、そ、そうだったんだ。ご本人か!」
阿形雪実:「それにしても、落ち着いて見れば結構なイケメンで……」
秋塚譲治:「へぇ、結構な男前じゃないか。俺には負けるけどね」
虹咲奏:「……驚いたな。しかし、それが……人の形が本来のものではないように聞こえるが」
”ケイヴマン”:「はっきり言ってこれ窮屈だからあんまやらねえよ。戦いにくいしね。もともと人型で設計されてないからな。」
”ケイヴマン”:「まあ、そうでなくてももうそろそろガス欠だ。その辺の話はあとにして、とりあえず共同戦線といかないか?」
秋塚譲治:「後はこっちに任せたいってところかい?」
”ケイヴマン”:「そうそう。ノリのいいエージェントがいて助かるぜ。ここから先の救出劇を、ぜひともお願いしたいところだ」
”ケイヴマン”:「あの数は俺じゃちょっと無理だ。他のジャームの掃除もあるし、手が回らん」
”ケイヴマン”:「囚われの研究者のオッサンを助ければ、俺じゃ難しい説明もやってくれるはずだぜ」
虹咲奏:「わかった……こちらもそれが目的の一つだったからな」
梁田麗佳:「了解した、ケイヴマン。三芳の救出は我々が引き継ごう」
梁田麗佳:「これまでの貴方の対処と守護に敬意を」
梁田麗佳:軽く敬礼し、通路の奥へと。
秋塚譲治:「OK、こっちの頭の第五支部長もやる気なんで乗らせてもらうよ」
”ケイヴマン”:「いまの風船ジャームを落としたよな?奥にいるのはあと5……ってところだ。」
”ケイヴマン”:「頼むぜ。俺はこの部屋を塞いでおく」 背後を指さす。
”ケイヴマン”:部屋の入口側からも霧が漏出してきている。
阿形雪実:「っとと、あんま落ち着いてる場合でもないね。ありがと、ケイヴマンさん!じゃあここ、お願いね!」
阿形雪実:梁田さんに続く。立場的には梁田さんや虹咲支部長と同じ格の幹部なのに、何かもうやたら気安い
虹咲奏:「……頼んだぞ」そう言って、奥に続く。
”ケイヴマン”:「任せたぜ、主人公諸君!」
秋塚譲治:「成塚、どうする? 一応、当初の目的の“ケイヴマン”だぜ」
成塚時恵:「……さすがに驚いたけど。話は後にした方が良さそうですね」
成塚時恵:「研究者を救助する方が、あなたたちUGNにとっても良い選択……なんでしょう?」
秋塚譲治:「そいつは、当然。な。助けを求めてるなら助けるのが俺たちだ」
秋塚譲治:「それはそれとして、こっちについてくるってことでいいんだな? いや、そうしてくれると非常に助かる」
秋塚譲治:「なんたって俺のやる気が違う、二割増しは確実だぜ」
成塚時恵:「……」 ため息をつく
成塚時恵:「あなたのやる気が二割増しで、まあ……心強く、なくはないです」 さっきよりはっきりと笑う
秋塚譲治:「お、やったね。更にやる気が上がったぜ」
梁田麗佳:2人の会話を聞きつつ、先頭を切って進む。
梁田麗佳:「……確かに」
梁田麗佳:「必要な男かもしれんな」
梁田麗佳:小さく独り言ちて、秋塚さんの感情も信頼○に変えておきましょう
---
GM:ここではロイス取得のみ可能です。
虹咲奏:ロイスは保留だ!
梁田麗佳:ロイス、ケイヴマンの感情を変更!
梁田麗佳:尽力○を感服○に!
梁田麗佳:以上!
秋塚譲治:ロイスは阿形ちゃんに取っておこう。-阿形雪実/信頼:○/不安/ロイス
秋塚譲治:頼りになるチルドレンだなぁ、という感情
GM:阿形さんのロイスなどなければ、ここでシーンを切ります!
阿形雪実:あざます!うれしい!
阿形雪実:ええーと、よし、この支部長のノリに馴染んで来たな的な意味で、梁田支部長にロイスを取りましょう!
阿形雪実:同行者 尊敬/食傷〇 で!
GM:梁田イズムに染まる……
阿形雪実:そのまんま、過保護なイズムに食傷だけど、その気持ちは分かった的なやつです!
阿形雪実:以上す
GM:OK!

◆Middle05:戦線

GM:シーンプレイヤーは虹咲さんですが、ミドル戦闘なので全員登場を推奨します。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:51->54)
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+3(1d10->3)した (侵蝕率:68->71)
梁田麗佳:おらいくぜー!
梁田麗佳:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

GM:クライマックスまではあと2シーンあり、そちらは登場任意です。
梁田麗佳:ここでトップ!
阿形雪実:ウィース!
阿形雪実:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 5[5]+67 → 72

---
GM:異臭の漂う廊下を駆け抜け、きみたちが到達した部屋は、「監獄」ともいうべき場所だった。
GM:収容室。そう書かれていたであろうプレートが見える。
虹咲奏:「…………」顔をしかめる。
梁田麗佳:「警戒を怠るな。既に敵の間合いだと思え」
梁田麗佳:サーベルを抜きつつ、三芳を探す
GM:いくつものケージが並び、ジャームがその周囲を包囲していた。ケージの奥に人影らしきものがあり、何者かが隠れているのがわかる。
虹咲奏:「……あの奥か」
秋塚譲治:「周囲のヤツをなんとかしないと駄目ですね、これ」
梁田麗佳:「外側から蹴散らして保護するしかないようだな」
鎧腕のジャーム:『く……く、ら』
鎧腕のジャーム:『くらい……』
GM:鎧のような巨大な腕をしたジャームが声を発する。
GM:目の周りはプレートで覆われ、視界が奪われているのだろう。ただし、その声は意外に幼くすらある。
GM:眼の周辺は隠されているが、調査をしていた阿形さんなら、辛うじて顔に見覚えがあるだろう。
GM:失踪した「前田克樹」に容貌がよく似ている。少なくとも、胸部から上は。
阿形雪実:何となく、嫌なものを覚える(大人には見ることのできない物も見える感覚の高さもある!)。
阿形雪実:ジャームなど、見慣れている筈なのに
虹咲奏:「……これは」
虹咲奏:「『処理』。その、結果か?」
秋塚譲治:「……」
秋塚譲治:「第五支部長」 声を掛ける、冷静にと言外に言う
梁田麗佳:「……いい。こちらは問題ない」
梁田麗佳:「霧の一件でも事例は出ていた……想定出来ていた事だ」
秋塚譲治:「それは申し訳ない。余計でしたね」
梁田麗佳:「気を回すとすれば……私よりも」
梁田麗佳:「阿形。いけるか」
阿形雪実:「……っ!」 気づく
阿形雪実:「……ありがと。大丈夫支部長。いけるよ」
阿形雪実:「あれがもし、あたしの想像したものじゃなければ、全然いいんだけど」
阿形雪実:「もし思っていた通りだったら……止めてあげなきゃいけないから」
秋塚譲治:「あー、阿形ちゃん。マジで、本当にこの土壇場で言うべきことじゃないことはわかってる。その上で言うぜ」
秋塚譲治:「俺たちに任せても良いんだぞ」
秋塚譲治:「正解を選ばないことも許容するさ。ここにいる大人はな」
梁田麗佳:「……ああ」
梁田麗佳:「今、無理に受け入れる必要はない」
虹咲奏:頷く。
阿形雪実:「……ふふ、ありがと。嬉しいなあ」心からそう思ってる
阿形雪実:「じゃあ、もしあたしが土壇場でどうしてもダメだったら……その時はお願い。」
阿形雪実:「それまでは……うん、あたしだって頑張れるから」
阿形雪実:呼吸を整えて、もう一度ジャームを見る
阿形雪実:その眼にあるのは(突貫的なものかもしれないが)決意と、これを造り出したものへの怒りだ
秋塚譲治:「OK、その時は任せろ」
秋塚譲治:「女の頼みを聞くのは男の甲斐性さ。存分に頼ってくれ」
梁田麗佳:「お前の決意、”エインヘリャル”が確かに聞き届けた」
虹咲奏:「安全は私が保証する」
虹咲奏:「阿形の思うまま、やるといい」
阿形雪実:「大丈夫、イケるわ。……てかムカついて来た。こんなの、絶対ぶっちめてやる」

●第1ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
薄羽のジャーム×3:12
虹咲奏、赤尾のジャーム:7
秋塚譲治、梁田麗佳、鎧腕のジャーム:5
■戦場図
《鎧腕のジャーム》
《赤尾のジャーム》
10m
《阿形雪実、虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
10m
《薄羽のジャーム×3》
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:今回、互いの位置関係はこんな感じです。
阿形雪実:うしろにもいる!!
GM:挟み撃ちの形になるな……
梁田麗佳:めんどくせえ!皆殺しだ~ッ!!
GM:では、1R目。セットアップからいきましょう。
GM:何かある人!
梁田麗佳:ない!
阿形雪実:ないです!
秋塚譲治:ありません
虹咲奏:《ショウタイム》!
虹咲奏:鎧腕のジャームを対象に指定します。
GM:やはりそうですよね!
虹咲奏:虹咲さんを含まない攻撃はダイス-6です。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:54->58)
GM:薄羽のジャームは《光の銃》。翼を振動させると、全身を光が包む。光学兵器のようだ。
GM:赤尾のジャームは《鮮血の奏者》。鎧腕のジャームの攻撃力を増やします。
GM:ワイヤーのような尻尾を鎧腕のジャームにつきさすと、そこからなんらかの薬物が含まれていると思しき血液を注入する。
GM:鎧腕のジャームはなにもなし。
鎧腕のジャーム:「く……、くらい……。くらい……熱い……!」
GM:というわけで、手番はイニシアチブを回って阿形さんにまず回ります。
GM:行動をどうぞ!
阿形雪実:鎧腕くん……
梁田麗佳:カイシャクしてやろう
阿形雪実:オス、では……速いし数の多い薄羽のジャームを狙おうかと!
阿形雪実:何か行動について、こうして欲しい的なリクエストはありますか!
虹咲奏:やっちまってください!
秋塚譲治:速い雑魚倒してくれると助かるのでそれでいいと思いますよ!
梁田麗佳:大丈夫だと思います
GM:COME ON!
阿形雪実:あざます!よっしゃァー!
阿形雪実:ではマイナーアクションでエンゲージを離脱。距離はそのまま脇に出る形。オートアクションでレッドテンペスト展開
GM:何m移動します?
阿形雪実:おっとと。怖いぜ……!で、では5メートル!
GM:承知!
■戦場図
《鎧腕のジャーム》
《赤尾のジャーム》
10m
《虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
5m
《阿形雪実》
10m
《薄羽のジャーム》
阿形雪実:射程が300mだから全力引き撃ちって選択肢もなくはないけど……それはしないポリシー!
阿形雪実:ではメジャー!《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》《レーザーファン》!
阿形雪実:狙いは薄羽のエンゲージ。振る!
GM:どうぞ!
阿形雪実:10dx8+4
DoubleCross : (10R10+4[8]) → 10[1,1,1,3,4,6,7,7,7,10]+1[1]+4 → 15

阿形雪実:ぐえー!
梁田麗佳:くっ!後付はない!
GM:いまの梁田さんでは支援も投げられまい。
秋塚譲治:もう遅いからね……今できる支援は
阿形雪実:す、すいやせん梁田さん!気持ちは超ありがたい……!!
GM:ジャーム3匹の底力を見せろ!薄羽!×3
GM:こいつらはドッジ。
鎧腕のジャーム:4dx 薄羽1
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,4,9,10]+6[6] → 16

鎧腕のジャーム:4dx 薄羽2
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[2,3,4,5] → 5

鎧腕のジャーム:4dx 薄羽3
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[1,2,2,4] → 4

GM:や、やった!優秀な薄羽1が生き残った!
GM:ダメージをください!
阿形雪実:よ、よけやがったこのやろう!
阿形雪実:ではダメージ!
阿形雪実:2d10+27
DoubleCross : (2D10+27) → 11[10,1]+27 → 38

阿形雪実:38点装甲無視!
GM:それは薄羽2と3には耐えられない。撃破です。残り1!
阿形雪実:くっ、避けやがった1体……!でもやった!
虹咲奏:ナイス!
GM:薄羽のジャームは互いにぶつかり合い、軌道がずれる。偶然、1体がきみの射線から外れる形になった。
GM:そして、こいつらはかなり脆い。きみの攻撃に耐えられず吹き飛ぶ。
阿形雪実:手元から……よく見れば空間に空いた漆黒の孔から飛び出したストラップが次々ジャームへ投げつけられるぞ!
阿形雪実:狙いは地面!当たった所から一気に漆黒が広がってその場一帯が歪む!でも次々吹っ飛ぶジャームだが、一匹逃がす!
阿形雪実:「あっ!(軌道から外れるジャーム)……いや、でもこいつら、脆い!」
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

阿形雪実:ぐえー!
阿形雪実:HPが10減って以上!
成塚時恵:「お見事ですね。これなら、私でもやれます」 成塚さんも成塚さんで、別のジャームを相手にしている。
成塚時恵:そちらでも一体の風船型ジャームがはじけ飛んでいる。
GM:次の手番は、イニシアチブを回って薄羽のジャーム1.優秀な力を見せてやる。
GM:ターゲットは、これ虹咲さん以外狙うとろくなことできないんだよな……なので虹咲さんをターゲット。
虹咲奏:おいでなさい
GM:マイナーで主の恩恵+オプティカルレンズ。
GM:コンセ(エンジェルハイロゥ)+小さな塵+ピンポイントレーザー+アフターエフェクト。
虹咲奏:おっと
虹咲奏:ならば《魔獣の咆哮》を撃ちます。
虹咲奏:ダイスを-5。
GM:OK!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2した(侵蝕率:58->60)
GM:7dx7+2
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 10[2,2,3,6,10,10,10]+10[1,6,7]+5[5]+2 → 27

GM:リアクションお願いします!
虹咲奏:こわい…
虹咲奏:《竜鱗》使用します。
虹咲奏:《衝撃相殺》目当て!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:60->63)
GM:ダメージ!装甲無視でいきます。
GM:では改めてダメージ!。
GM:3d10+21 装甲のみ無視。
DoubleCross : (3D10+21) → 11[2,5,4]+21 → 32

GM:ウゲー低い
虹咲奏:32ー15なので
虹咲奏:17ダメージですね。
虹咲奏:虹咲奏のHPを-17した(HP:28->11)
虹咲奏:11残りました。
GM:薄羽のジャームが羽ばたくと、光が凝集し、熱を伴ったレーザーが射出される。
GM:それはきみの鱗と羽毛を貫き、焦がす。
GM:HPダメージが通った場合、アフターエフェクトにより次のダメージが12点増加します。
虹咲奏:了解!
虹咲奏:腕を振るう。その腕は極彩色の翼と化している。
虹咲奏:その力を、往なす。それだけで、十分役割は果たせる。
虹咲奏:「……これならば。問題あるまい」
GM:虹咲奏の防御を崩せるものでは到底ありえないが、被弾箇所に光が灯る――光子による爆弾だ。
GM:それを埋め込まれた。次に衝撃を受ければ爆発するだろう。
虹咲奏:その光に、顔を顰める。だが、それでもこれは自分が受け止めるべきものだ。
GM:手番はそのまま虹咲さんへ渡ります。続けて行動をどうぞ!
虹咲奏:はい!こちら待機します!
虹咲奏:メジャーでやることが何もない!
GM:これがカバーリングエリートの立ち姿……
GM:それじゃあ赤尾のジャームの行動。
GM:えーとまずターゲッティング。
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

GM:阿形さん以外。
GM:阿形さんを狙いたかった…
GM:マイナーで赫き剣 HPを6点消費し、武器を作ります。鮮血の奏者とあわせてHP10点をすでに消費している。
GM:赤尾のジャームが身を震わせると、その尻尾がよじれたワイヤーの槍――あるいは杭に変わる。
GM:その先端は、三又に分かれている。
GM:メジャーはコンセ(エグザイル)+オールレンジ+妖の招き+異形の祭典+伸縮腕
GM:狙いは虹咲さん・秋塚さん・梁田さんです。
虹咲奏:範囲じゃないからなあ
虹咲奏:カバーするっきゃなさそうだ
GM:そう、範囲ではない……イクゾ!
GM:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[2,2,4,5,5,5,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,3,6,9,10]+4[4,4]+2 → 26

GM:低い……。対処どうぞ。
GM:阿形さん以外の三人で助け合ってがんばってね!
梁田麗佳:中々はしゃぐぜ!
虹咲奏:お二人の対応後どちらかカバーしに行きます。
虹咲奏:当然《竜鱗》を使うぞ。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:63->66)
梁田麗佳:とりあえず回避!
梁田麗佳:いやガードにしとこう、両手剣は結構硬い
秋塚譲治:(3+1)dx+1 <回避>>=26
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,4,5,7]+1 → 8

秋塚譲治:正直に申し上げますとカバーをいただけると《リザレクト》の回復数値に悩まないで済み結果打点が上昇します。
梁田麗佳:では秋塚さんにお譲りします!
虹咲奏:では秋塚さんを行動放棄カバーに行きましょう。
秋塚譲治:ありがたい!
GM:OK.
GM:ではダメージ。装甲もガードもぜんぶ有効。
GM:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 23[7,7,9]+14 → 37

GM:アッ高い
虹咲奏:カバーの場合、装甲等を適用した後に2倍だったと思うので
GM:そうです
GM:虹咲さんには49点ダメージです。
虹咲奏:じゃあ衝撃相殺と合わせて45点軽減なので
虹咲奏:4点…かな?
虹咲奏:虹咲奏のHPを-4した(HP:11->7)
GM:そうですね。ちょっと計算面倒ですが、4点ダメージで。
GM:強いよ……
梁田麗佳:アームスーツと両手剣で13軽減!24ダメージで3残る!
梁田麗佳:お硬い支部長コンビ
虹咲奏:ありがとうございます!というわけで7残る!
GM:じゃ、ダメージを受けた二人は赤尾の同エンゲージまで引き寄せられます。
GM:妖の招きだ。エンゲージはこうなります。
■戦場図
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム》
《虹咲奏、梁田麗佳》
10m
《秋塚譲治》
5m
《阿形雪実》
10m
《薄羽のジャーム》
GM:赤尾のジャームが尻尾を放つと、それは受けた者の体に食い込み、強引に引き寄せる。
梁田麗佳:おのれ赤尾でこ!!
虹咲奏:三叉に分かれた尾の先端の一つ――秋塚に向かったものを自分へと引き寄せる。
阿形雪実:「支部長ッ!」あわてる!
梁田麗佳:「ち……だが逆効果だな」
梁田麗佳:ジャキッ!腰から一対のサーベルを抜き、引き寄せられながらも構える!
梁田麗佳:「間合いに引き込まれたのは……逆も然りだッ!」
虹咲奏:「こちらは問題ない。攻撃に集中してくれ」
虹咲奏:先ほど付けられた光球の爆発も、意に介していない。
秋塚譲治:「そう言ってくれると助かりますね、こっちもきっちり仕事はしますよ!」
GM:梁田さんと秋塚さんは話し合って、
GM:行動をお願いします
梁田麗佳:手番いいですか!
秋塚譲治:良いっすよ! 先に動いても!
GM:じゃあ梁田さんかな。行動どうぞ~
梁田麗佳:いえす!いただきます!
梁田麗佳:とりあえず鎧腕に集中攻撃ですかね
秋塚譲治:赤尾ちゃんがダメージ食らってるからもしかするとワンチャンあるかもって感じですね。
梁田麗佳:あー、じゃあ赤尾でこ狙ってみましょう
梁田麗佳:マイナーなし、メジャーでコンセ+コントロールソート+援護+ウィンドブレス
梁田麗佳:対象は赤尾!えとたまありがとうね!
梁田麗佳:10dx7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,8]+5[5]+6 → 21

梁田麗佳:いまいち!
GM:ウィンドブレスの達成値プラス…この程度か
GM:赤尾はガードするが、鎧腕のジャームがカバーリング。球電の盾も交えてガードします。
梁田麗佳:やはりそう来たか!
GM:ダメージをどうぞ
梁田麗佳:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 24[8,10,6]+10 → 34

梁田麗佳:出目は中々!
GM:このサイバーアームと球電の盾により、そこそこのダメージを軽減し……
GM:いや結構食らったな……!
GM:よろめくレベル。
梁田麗佳:ふふふ
梁田麗佳:「でぇや!!」
梁田麗佳:ギィン !ギィン!!
鎧腕のジャーム:「あ、あ、つ……熱いッ!」 両腕を掲げてのガードは、すべてを防ぐに至らない。
鎧腕のジャーム:「なんで……俺、こ、こんな……」緩慢に動く両腕と逆に、胸部から上の人間体は悲鳴をあげている。
鎧腕のジャーム:「い、い、いいいいやあぁぁぁぁああだあああああああ!」
梁田麗佳:旋風を纏いつつ、引き寄せられた勢いのまま軽やかに切りつける!
梁田麗佳:「刃を振るう以上、許しなど求めるわけにはいかない」
梁田麗佳:「それでも必ず、お前は両親の元へ帰す……亡骸になるとしても」
梁田麗佳:沈痛な面持ちだが、視線は切らない。剣を握り締め鎧腕のジャームを見据える。
GM:この隙にイニシアチブを回って、手番は秋塚さんです。
秋塚譲治:マイナー:コンボ『ロック・クロック』
秋塚譲治:《ダークマター》《縮退機関》《白熱》
秋塚譲治:ダイス+3、+攻撃力[HP消費(最大4)*2]+素手変更
秋塚譲治:HPを4点消費して攻撃力を+8点にします。
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:71->78)
GM:4点も!
秋塚譲治:HP29→25
秋塚譲治:むき出しの拳が高熱を生み、熱で大気を歪める。
秋塚譲治:「そんじゃ……まずはこっちからっ!!」
秋塚譲治:メジャー:コンボ『クロック・リリース』
秋塚譲治:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《フレイムタン》判定直前に《紡ぎの魔眼》
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+1した (侵蝕率:78->79)
秋塚譲治:(3+1+3+1)dx7+6 対象は薄羽のジャーム!
DoubleCross : (8R10+6[7]) → 10[2,2,2,4,6,8,8,10]+10[6,7,10]+4[1,4]+6 → 30

GM:がんばれエリート薄羽ジャーム!
GM:回避!
GM:4dx 薄羽1
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,8,8,10]+1[1] → 11

GM:エリートでも無理
GM:ダメージください
秋塚譲治:4d10+6+5-4+8 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+6+5-4+8) → 25[3,9,7,6]+6+5-4+8 → 40

秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:79->86)
GM:潰れました!グチャグチャです!
GM:撃破。
秋塚譲治:振り抜いた拳が空を切る。――だが、
秋塚譲治: ド ン ッ ! !
秋塚譲治:明らかに拳の届かぬ距離にあったジャームが爆発四散する!!
GM:薄羽のジャームの回避機動は、あまりにも遅すぎた。反応するよりも早く、その衝撃が全身を破壊している。
成塚時恵:「……どいていて正解ですね」 服の裾を払う。 「派手にやるんですから」
秋塚譲治:「こっちは片付けましたよ、時間きっかり」
阿形雪実:「……ひゅーっ」さっすがあ、という顏
虹咲奏:「よくやった、秋塚」
虹咲奏:「あとは……」鎧腕のジャームを見る。
虹咲奏:(他人事とは……思えんな)
GM:手番は鎧腕のジャームへ。こいつに総攻撃やられて手番が回らなかったらどうしようと思っていた……
鎧腕のジャーム:「お」
鎧腕のジャーム:「ああああああああ!」
鎧腕のジャーム:マイナーなし。
鎧腕のジャーム:コンセ(ブラックドッグ)+アームズリンク+雷光撃+爪剣+ジャイアントグロウス。対象は同エンゲージの貴様ら二人だ!
鎧腕のジャーム:梁田さんと虹咲さん。
虹咲奏:《ミスディレクション》!
虹咲奏:対象を単体にして選び直していただきます。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+5した(侵蝕率:66->71)
鎧腕のジャーム:OK.じゃあ対象は虹咲さんのみです。
鎧腕のジャーム:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,4,6,8,9,9]+10[3,8,9]+6[5,6]+2 → 28

GM:達成値は28。リアクションどうぞ。
虹咲奏:当然《竜鱗》!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:71->74)
鎧腕のジャーム:5d10+29+12
DoubleCross : (5D10+29+12) → 36[4,10,7,9,6]+29+12 → 77

GM:ではダメージ。装甲もガードも有効。
梁田麗佳:つよっ
虹咲奏:流石に高いな……!
虹咲奏:よく考えたらさっきの、着ぐるみの装甲値足し忘れてた
虹咲奏:まあいいや、どっちにしろ倒れる!
GM:着ぐるみw
GM:じゃあ今回から適応していく感じで、一つお願いします!
虹咲奏:はい!
鎧腕のジャーム:『照準 駆動』 ノイズだらけのシステム音声が両腕からひびく。
梁田麗佳:「!来るぞッ!」
鎧腕のジャーム:『発 撃』 両腕で挟み込むような一撃。
虹咲奏:「……こっちだ」
虹咲奏:翼を広げる。その攻撃を誘導し、自分へと向かわせる。
虹咲奏:「来い」
鎧腕のジャーム:火花を散らして狙うのは、虹咲奏。照準サイトは彼しかロックできていない。
鎧腕のジャーム:『――』 拍手。 両手を打ち鳴らすような打撃音が、虹咲さんを中心に響いた。
虹咲奏:「……ぐ……ゥ!」
虹咲奏:重い。たまらず、身を屈めるが
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:74->78)
虹咲奏:虹咲奏のHPを-3した(HP:7->4)
虹咲奏:立ち上がる。
梁田麗佳:「虹咲ッ!…く!」
梁田麗佳:想定の範囲内、そう己に言い聞かせても
梁田麗佳:やはり子供へ向けて刃を振るうという事実が、切っ先を、立ち回りを鈍らせる。
虹咲奏:「大丈夫だ、梁田」
虹咲奏:「あと少し。十分だ」
梁田麗佳:「ああ…だがあと一手…!」
鎧腕のジャーム:『荒神、冷却します』 両腕から白い蒸気が噴出した。
GM:手番は一回りした。

●第2ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
虹咲奏、赤尾のジャーム:7
秋塚譲治、梁田麗佳、鎧腕のジャーム:5
■戦場図
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム》
《虹咲奏、梁田麗佳》
10m
《秋塚譲治》
5m
《阿形雪実》
10m
《薄羽のジャーム》
GM:クリンナップ&第2ラウンドセットアップ。
秋塚譲治:ありません!
梁田麗佳:なし!
阿形雪実:ないっす!
虹咲奏:どうするかな
虹咲奏:んん…今回は無しで!
GM:赤尾のジャームは鮮血の奏者。さらにHPを使って、鎧腕のジャームの攻撃力を強化。
GM:鎧腕のジャーム、薄羽のジャームは何もなし。
GM:では、イニシアチブを回って、初手。
GM:阿形さん、行動のチャンスです。
阿形雪実:うす!では予定通り、赤尾と鎧腕の二体を範囲攻撃。エフェクトの組み合わせは先程と同じで!
阿形雪実:移動はしない!
阿形雪実:侵蝕値が80を超えてダイスが一個増える!振る!
阿形雪実:11dx8+4
DoubleCross : (11R10+4[8]) → 10[1,2,3,4,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,4,6,8,10,10,10]+10[3,9,10,10]+10[5,7,9]+5[5]+4 → 49

GM:きなさい!
虹咲奏:ヒュー!
GM:ウワーッこれがダイスボーナスの力!?
阿形雪実:今度は回った!49なのがちょっとおしい!
梁田麗佳:ひゃっはーー!
GM:赤尾はガード。鎧腕がそれをカバーリング!
GM:カバーリングは球電の盾。ダメージをどうぞ。
阿形雪実:く、カバー!だが了解!
阿形雪実:5d10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 13[1,2,2,6,2]+27 → 40

阿形雪実:低い!!でも40装甲無視!
GM:ガードで減らしても耐えられない。吹き飛びます!撃破!
虹咲奏:よっしゃー!
梁田麗佳:いえすいえす
鎧腕のジャーム:「な……なんで……俺……」 赤尾のジャームを、両腕が勝手に庇う。
鎧腕のジャーム:「……たすけて……」
阿形雪実:まっすぐ、まっすぐ二体のジャームを見る。見たまま、投げる。
阿形雪実:「ぐっ」能力の反動。自分の目から血が流れる。だが投げる
阿形雪実:針は庇った鎧腕の腕に到達した瞬間、音もなく抉り取ったように大きな孔を開け――
阿形雪実:そのまま脳天を貫いた。
阿形雪実:無言。まだ戦闘は終わってない。だが、ジャームをまっすぐ見たまま。瞬きもしない
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

阿形雪実:HP消費グワーッ!
阿形雪実:以上です!
鎧腕のジャーム:「た」
鎧腕のジャーム:「あ」 がぼっ!と、頭部が吹き飛ぶ。
虹咲奏:それを、見ている。その、感情を見てしまう。
虹咲奏:「………」
虹咲奏:「あと、一体」
GM:そう。あと一体――
GM:それじゃ手番は虹咲さんへ。
虹咲奏:待機!
GM:赤尾のジャームの手番。
GM:コンセ(エグザイル)+オールレンジ+妖の招き+伸縮腕
GM:ターゲッティング
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

GM:秋塚さんだ
虹咲奏:《魔獣の咆哮》。
虹咲奏:あ、《ビーストロア》も乗せます!
梁田麗佳:大技!
GM:ダイスマイナスいくつですか!
虹咲奏:ダイス-10!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+5した(侵蝕率:78->83)
GM:4個しかふれない
赤尾のジャーム:4dx7+2
DoubleCross : (4R10+2[7]) → 10[4,7,7,10]+10[7,9,9]+4[2,2,4]+2 → 26

GM:あっ!?回った!?
虹咲奏:ま、回しやがる!
梁田麗佳:このやろう!
秋塚譲治:これでもこれを出すGMだから困るんですよね~!
阿形雪実:このでこーッ!
梁田麗佳:フレームアームガールズーーーー!!
秋塚譲治:うーん、なけなしのガードを選択します
GM:OK.ダメージ
赤尾のジャーム:3d10+14 ぜんぶ有効
DoubleCross : (3D10+14) → 19[5,7,7]+14 → 33

GM:……ダメージもでかい
秋塚譲治:うーん、装甲値があれば……! 《リザレクト》
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+1(1d10->1)した (侵蝕率:86->87)
GM:くっ、運のいい……!
GM:手番はそのまま梁田さんか秋塚さんに。
秋塚譲治:こっちは《縮退機関》が封じられているんだ!
秋塚譲治:お先どうぞ。
梁田麗佳:おーけー!
梁田麗佳:ぶっころしちゃる!
赤尾のジャーム:「きちきちきちきちきち」、と奇怪な鳴き声が響き、
赤尾のジャーム:ワイヤー状の尾が秋塚さんを刺し貫く。
虹咲奏:その爪で空を裂き、その攻撃を鈍らせるが
虹咲奏:「……足りんか!」
秋塚譲治:「っ――!」 貫かれて、そのまま引きずり込まれるが
秋塚譲治:「第五支部長! 頼みますよ!」 ぐっとそのまま尾を掴み踏ん張るようにして動きを封じる。
阿形雪実:「支部長!」血で霞む眼で、ふらつきながら叫ぶ
赤尾のジャーム:赤尾のジャームは喜ぶような鳴き声をあげる。
梁田麗佳:マイナーなし!メジャーでコンセ+コンソ+援護+ブレス!
梁田麗佳:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,6,6,9,10,10]+10[1,3,8]+3[3]+6 → 29

梁田麗佳:まあまあ
GM:赤尾のジャームはガード。ダメージをください。
梁田麗佳:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 23[9,6,8]+13 → 36

GM:耐えられません。吹き飛びます!戦闘終了!
梁田麗佳:よっしゃあ!
虹咲奏:よし!
阿形雪実:やったぜ
梁田麗佳:「ここ…だッ!!」
梁田麗佳:ざしゅっ!がしゅっ!!
梁田麗佳:秋塚さんに注意を向けて、体が浮いた瞬間を見逃さず
梁田麗佳:サーベル十字閃!一瞬で切り裂く!
赤尾のジャーム:「――チ、チッ」
GM:あまりにも素早く、赤尾のジャームには反応できない。
GM:大量の体液――おそらくは血をまき散らして、赤尾のジャームは息絶える。
梁田麗佳:「部下の声に応えられなければ、この立場を任される資格もない」
梁田麗佳:ひゅっと血振りし
梁田麗佳:「損傷状況は!皆無事か!」
梁田麗佳:サーベルを腰に納める。
阿形雪実:かっこいいぜ!
虹咲奏:「状況終了だな。こちらは問題ない」
虹咲奏:変異を解く。服の所々が血に塗れている。
秋塚譲治:「お見事。秋塚、無事ですね。支障ありません」
成塚時恵:「こっちも終わりました。……蘇生を何度か使いましたが」
阿形雪実:「……ふーっ」ふらつく体で血の涙をぬぐい、ピンシャン立ち
阿形雪実:「全っ然おっけー。問題なく倒したよ」
梁田麗佳:進みつつ、阿形さんの肩を抱いて
梁田麗佳:「よく戦った。立派だったぞ」
阿形雪実:「うおっ……おっとと」
阿形雪実:「もー支部長大丈夫だって。」
阿形雪実:「そりゃあたし、元々カラダ弱い方だし、この力使うようになってからは猶更だけどさあ」
阿形雪実:「いや、でも……ごめん、ははっ、まだちょっとふらつくかも。ありがとね」少しだけ、こわばった体から力を抜き
阿形雪実:「大丈夫、すぐまた立てるから、ね」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:無言で支える
成塚時恵:「収容ケージの中の、研究者の方は? 無事でしょうか?」
秋塚譲治:「無事だと助かるね。情報は欲しいし、純粋に助かってよかったと嬉しい」
虹咲奏:ケージの方を確認して、そちらに向かおう。
三芳孝一:「お、終わった……のか?」
GM:収容ケージを内側からロック解除し、ひどく疲れたような男がはい出そうとしている。
虹咲奏:「……やはりお前か。三芳」
虹咲奏:「久しぶりだな」
虹咲奏:ふっと笑って
三芳孝一:「……支部長? 支部長……そんな。俺はついに幻覚を見てるのか……」
虹咲奏:「確かに私の翼には似たような作用があるがね。幻覚ではなく、ここにいる」
三芳孝一:「冗談なんて。あなたが、冗談を」 顔をぐしゃぐしゃにゆがめる。
三芳孝一:「支部長。ひどい……ひどい悪夢だった」 きみたちの方へと這ってくる。その両方の膝から下が、欠損しているのがわかる。
梁田麗佳:「……!」
梁田麗佳:「それ以上動くな!…負傷が酷い」
阿形雪実:「ちょっと、オジサン!大丈夫!?しっかり!」
梁田麗佳:「手当できる場所を探さなければ」
阿形雪実:「支部長、支部に医療班、手配できる!?あたしならすぐに――」
虹咲奏:「………」屈んで、肩を貸す。
虹咲奏:いや、背負おう。
三芳孝一:「支部長……」
GM:では、虹咲さんが肩を貸そうとしたとき。
GM:ごぉん、と、彼の足元でドアが開くような音がした――暗い空間が地面に開く。
梁田麗佳:「!!」
梁田麗佳:阿形さんの襟を後ろから掴み、止める
阿形雪実:「ッ!!」
阿形雪実:支部長に捕まれ、動きが止まる。暗い空間が開いたのは、その直後!
虹咲奏:「――――」
虹咲奏:「………三芳!!!」
秋塚譲治:「趣味の悪い奴だ……っ!」
成塚時恵:「いえ」 動けたのは、成塚時恵だった。
成塚時恵:「幼い者を守るのは、年長者の務め……なんでしょう?」
成塚時恵:カバーリング。
秋塚譲治:「成塚っ!?」
虹咲奏:「成塚…!?」
阿形雪実:「おね――!」言い切れない!
梁田麗佳:「ッ!」辛うじて阿形さんを抱き寄せつつ、後ずさる。
秋塚譲治:「ばっ――!!」
成塚時恵:Eロイス《囚人の鳥籠》が起動しました。
GM:これはPCをターゲットにとれないEロイスなので、成塚さんしかカバーリングできなかったというゲーム的処理になりますね。
成塚時恵:「どうでしょうね。これで、少しは――私も」 言いかけて、
成塚時恵:ごぉん、と、足元の暗闇に落下する。その直前で三芳孝一を弾き飛ばすことができた。
GM:ご、ごん。と、暗闇の扉は閉じた。
秋塚譲治:「馬鹿野郎――ッ!!」
秋塚譲治:成塚へと手を伸ばすが空を切る。
秋塚譲治:そしてそのまま三芳孝一をキャッチする。
秋塚譲治:「…………」
虹咲奏:「……ばか、な」
梁田麗佳:「成塚……!」
三芳孝一:「な、なんだ!? 彼女は!? いまのは……」
秋塚譲治:「第一支部長、この人守ってもらえませんか?」 虹咲さんに三芳さんを頼む
虹咲奏:「ああ……」
虹咲奏:そのまま、彼を背負う。
秋塚譲治:「……」 数度の深呼吸してから
秋塚譲治:「まずは話を、状況を聞いてからでいいですかね? 第五支部長」
梁田麗佳:「……そうしよう」
梁田麗佳:「この施設の。この下がどこへと続いているのか知る必要がある」
梁田麗佳:「今、知る必要が出来た」
梁田麗佳:「問題の究明と参考人の保護、UGNの理念において」
梁田麗佳:「そこに優先順位はない」
阿形雪実:「……~~~っ」一連の事態にまたも歯噛みし
阿形雪実:「おねがい、おじさん。怪我してるトコ悪いけど。教えて」
三芳孝一:「……俺に話せることなら」 虹咲さんを、それからみんなを見回す。
三芳孝一:「できる限りのことは、なんでも話す」
虹咲奏:「頼む。今はお前がこの先への導だ」
三芳孝一:「……この下に」 
三芳孝一:「虹咲さん。あなたも行くのか?」
虹咲奏:「行くことになるだろうな」
虹咲奏:「まず……手当が必要だ」
虹咲奏:「落ち着ける場所……まあ、血の臭いはするが……そこで、話を聞こう」
梁田麗佳:その言葉に頷き、一旦部屋を出ましょう。
虹咲奏:では、梁田さんに続く。
秋塚譲治:部屋を出る際に、成塚が消えた辺りをもう一度確認して
秋塚譲治:「ああっ、くそ。守るなんて啖呵切っておいてこれかよ……っ」
秋塚譲治:「だせぇぞ、“クロックワークス”秋塚譲治……ッ!」
秋塚譲治:と吐き捨てるように呟く。
---
GM:シーンは終了になります。
GM:ロイスのみ可能です。
秋塚譲治:ロイスはなし! 以上!
梁田麗佳:成塚さんにロイスを取りたい!取りたいけど枠がない!!
梁田麗佳:ということで誠意○/噴懣でエアロイスを取得しておきます。以上。
GM:エアロイスw
虹咲奏:ロイスは無し。応急手当の使用は可能でしょうか。次のシーンの方がいいかな。
GM:あ、応急手当は使用可能です。
GM:どうぞどうぞ!1回分だけですけど!
虹咲奏:じゃあ1回使いましょう。
虹咲奏:虹咲奏のHPを+7(2d10->4,3)した(HP:4->11)
秋塚譲治:じゃあ、応急手当する!
秋塚譲治:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 18[8,10]+1 → 19

秋塚譲治:これが! ヒロインパワー!!
GM:秋塚さんのやつすごいね!?
虹咲奏:すごいいいやつだ
阿形雪実:すごい回りだw
阿形雪実:あたしも応急手当使うー!
阿形雪実:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[6,9] → 15

虹咲奏:阿形さんのも結構いい!
阿形雪実:やったぜ!ロイスは……ぐぐぐぐぐ、秋塚さんの枠がなくなってしまうが……成塚さんに取ろう!
阿形雪実:親近感/悔悟〇 で。ちょいちょいシンパシーを感じていたが、目の前でこんなことになってしまった……
GM:カイゴ……!
GM:OK.
GM:ではシーン切り替え。

◆Middle06:深化

GM:シーンプレイヤーはやはり虹咲さん。浸食率が低い!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:83->84)
GM:ほか、登場自由です。無理しないでいいすからね!
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7(1d10->7)した (侵蝕率:87->94)
虹咲奏:あれだけエフェクト使ってもこの数字よ
虹咲奏:今回も低いし…
梁田麗佳:おやすみ!
阿形雪実:あたしも92あるんで……今回は、ぐぐぐ、見送ろう……!!
GM:OK!
---
GM:きみたちは広い部屋まで引き上げてきた。梁田と阿形は疲労が激しい。
GM:ここでは、きみたちが話を聞きだす必要があるだろう。
GM:この場所にいるのは、三芳孝一。そして、”ケイヴマン”。
秋塚譲治:「申し訳ないですね、三芳さん。この程度が治療の限界ってところです」 と応急処置をおえる。
三芳孝一:「すまない、ありがとう。俺からこの場所と、あの女について話したいところだが……先に、彼の説明を聞いた方が速いだろう」
”ケイヴマン”:「――つまりだ。状況は切羽詰まって来てる」
”ケイヴマン”:「もう数か月前から……いやもしかすると数年? 数十年単位でな」
秋塚譲治:「その状況って具体的にはどういうことなんですかね?」
虹咲奏:「……旧日本軍……」思い出したように、ぽつりと。
三芳孝一:「ああ」 顔をしかめる。
三芳孝一:「この施設は、支部長。あなたの言う通り、旧日本陸軍の研究施設だ。”ケイヴマン”。お願いする」
”ケイヴマン”:「仕方ねえなあ! ま、俺はアタマいい方じゃないから、ザッと軽く話しとくよ。面倒なことは三芳サンに聞いてな」
”ケイヴマン”:「俺たち第13支部は、もう薄々わかってると思うが、この場所の番人として設立された」
”ケイヴマン”:「明確な任務があるって意味で、特殊なんだ。」
”ケイヴマン”:「この場所から余計なモンが出ていかないようにするのが、俺たちの役目。だった。ちょっと前までね」
秋塚譲治:「ちょっと前まで、ね」
”ケイヴマン”:「”ガルガリン”とか”霧の王”とか”キャンサー”って知ってる?」
”ケイヴマン”:「あいつらが散々に暴れまわって、俺たちはその対処に苦労した」
虹咲奏:「報告は……聞いている」
秋塚譲治:「でかい事件が起これば、そちらにもリソースは割かざるを得ないですからね。理解できますよ」
秋塚譲治:「事件を解決してもその影響が広がっている可能性は十分にある、事後処理こそが本当の戦いだって言う人もいる」
”ケイヴマン”:「ああ……それで大失態だ。俺も大したことねぇわな。」
”ケイヴマン”:「防衛線が破られたんだよ。大都佐苗。あいつが”ローディーズ・ドア”って呼ばれてるアーティファクトを奪った」
”ケイヴマン”:「旧日本陸軍がアメリカから盗み出したアーティファクト。おかげで手の付けられない状態になっちまった。」
”ケイヴマン”:「アーティファクトとしてはそう強力なものじゃないんだが」
”ケイヴマン”:「性質がな。移動を自由にさせちまう。どんなところだって入れるし、なんだって出ていける。」
”ケイヴマン”:「俺たちはその対処で手一杯になっちまったわけ」
虹咲奏:「そこから……『漏出』が起こったのか」
”ケイヴマン”:「そうだよ。根本原因の対処は後回しにして、とにかく民間人の保護を最優先に。」
”ケイヴマン”:「ジャームがあふれ出すのを少しでも抑えようとした」
”ケイヴマン”:「……で、いまこうなってる。これが俺に説明できる、第13地区の現状のすべてだ」
秋塚譲治:「被害を抑える手としてはしようがないですね、それを選択しなければいけないのがUGNだ」
”ケイヴマン”:「それでも、済まないな。」
”ケイヴマン”:「できるだけウチの秘密を隠匿しようとして、結果的にあんたたちに迷惑をかけちまった」
秋塚譲治:「秘密を知るものは少ないほうが良いですから。その辺りを責めるなんて気持ちは俺にはありませんよ」
虹咲奏:「……いや。ここからだ。……ここから、手を打つ」
虹咲奏:「これまでの分も、支援させてもらう。過去からの結果は、論じても仕方がない」
”ケイヴマン”:「助かる。ここから……ここからは、あの女――大都ってやつが何を考えているかの話になる。」
”ケイヴマン”:「あとはアタマのいい研究のセンセイにまかせるよ」
三芳孝一:「……大都佐苗。旧日本陸軍、技術大尉」
秋塚譲治:「そいつは、一体なんなんですかね?」
三芳孝一:「あの女の考えていることに関しては……おおむね理解できる。俺も、その研究に協力させられていた」
虹咲奏:「やはり……か」
三芳孝一:「”最初の”オーヴァードというものについて、考えたことはあるか? それはどんな姿だったと思う?」
三芳孝一:二人を見る。意見を聞きたそうだ。
虹咲奏:「”起源”。お前の研究テーマだったな」
三芳孝一:「ああ。ずっとそれを考えてきた」
虹咲奏:「………」自分の手を見る。
虹咲奏:「……ヒトより遥か以前に存在したのではないかと、私は考えている」
三芳孝一:「ヒトの以前。それは確実だろう。ジュラシックレコードの存在がそれを暗示している」
秋塚譲治:「その手の話は俺は苦手なんですけどね……ま、神話を今の常識で測れば」
秋塚譲治:「神とかそういうやつになるんじゃないですか?」
三芳孝一:「神か。いい着眼点だ」
三芳孝一:「……俺は極めて当然のことを話す。あらゆる生命――有機物の起源は、”無機物”だ」
三芳孝一:「その逆はあり得ない。無機物に感染する性質を持っている以上、レネゲイドもまた、無機物から有機物へと感染経路を伸ばしたはずだ」
三芳孝一:「つまり、最初のオーヴァードは無機物だったと考えられる――少なくとも、旧日本陸軍と、大都佐苗はそう考えた」
秋塚譲治:「なるほど、確かにそりゃあそうかもね……だとしたら」
秋塚譲治:「起源が地球、なんてのもありかも知んないですね」
秋塚譲治:コツコツと地面をつま先で蹴る。
三芳孝一:「それは非常に近い。彼らの考えていたことと」
三芳孝一:「アニミズム信仰は、石や木や風、太陽を信仰の対象とする。かつての最初のオーヴァードは……」
三芳孝一:「そうしたものにレネゲイドが感染した結果なのではないか、と、”彼ら”はそう考えた」
三芳孝一:「そして、それを人工的に生み出そうとした」
虹咲奏:「”起源”の再現……」
三芳孝一:「ここにあるアーティファクトがそれだよ。生み出された”神”のなりそこない」
三芳孝一:「无号計画というのは、そういう計画だった」
三芳孝一:「本土決戦には有効な計画だと考えられていた」
秋塚譲治:「ああいったジャームを生み出し続けるのが、計画だと?」
三芳孝一:「例えば、……”都市”をジャーム化すれば、難攻不落の要塞になるだろう。彼らはそう考えていた」
虹咲奏:「ナンセンスだな。人がその都市に捕食されるのが落ちだろう」
虹咲奏:「……馬鹿げた。……本当に、馬鹿げた話だ」
虹咲奏:「何故、神を人が生み出せるなどと考える……」その言葉には怒気が含まれている。
三芳孝一:「……済まない。支部長。虹咲さん。俺が間違っていたと思う」
虹咲奏:「………」三芳さんを見る。
三芳孝一:「やるべきじゃなかった。起源を求めるなんて……その研究を進めるなんて」
三芳孝一:「あまりにも慎重さを欠いていた」
虹咲奏:「……関わるべきでないと、あの時から思っていたよ」
虹咲奏:「それでも、積極的に止めることをしなかった」
秋塚譲治:「それで、あの女とはどういった経緯で?」
三芳孝一:「崩落戦だ。俺は負傷し、あの女に捕えらえた」
三芳孝一:「一度、”キャンサー”の騒動で隙をついて、外に出た。この脚はその報いだ。だが……」
三芳孝一:「失った価値はあった」 虹咲さんを見る。
三芳孝一:「俺の過ちを止めてくれる人を呼ぶことができた」
虹咲奏:「そうか。お前が目撃されたのは……その時の」
三芳孝一:「支部長。ああ、そう……支部長。あなたにこのことを伝えられてよかったよ」
虹咲奏:「……」
虹咲奏:「こういうことを訊くのは酷だろうと思う。だが、聞かせてもらえないか」
虹咲奏:「……ここで、お前は何を見た。何がお前に『過ち』を気付かせた」
三芳孝一:「奈落」
三芳孝一:「神がいたよ。この施設の一番下に」
虹咲奏:「神……」
三芳孝一:「完全な存在だと思った。あれが解き放たれたら、誰も止められない」
三芳孝一:「その片鱗にしか触れていない俺でさえわかる。俺が出会ったのはまだ赤ん坊……に近い存在だった。一瞥されただけで……俺の足は……」
三芳孝一:「……誰かが、いまのうちに止めないと」
秋塚譲治:「……あの女の目的は、呼び起こすことか? それとも作り上げるままなのか?」
三芳孝一:「作り上げること……だと思っていた。だが、この一カ月ほど前から、あの女の目的は変わった」
三芳孝一:「若い人間を連れてきては、無機物との接合を繰り返す。」
三芳孝一:「俺にはもう、あの女が何を考えているかわからない。どうにかこの脚で逃げようとして……」
三芳孝一:「こうなった」
三芳孝一:自嘲気味に笑う。収容ケージに閉じこもり、”ケイヴマン”と籠城していたことを意味する。
秋塚譲治:「……“ローディーズ・ドア”の噂。奇跡で願いが叶うっていうのがあるが」
秋塚譲治:「一度処置をした人間を放って、また捕まえるのは。噂で餌を呼んでるってことなのか?」
三芳孝一:「あれは……あれは俺にもまるで理解できない」
三芳孝一:「なぜ大都佐苗は願いを叶える?」
三芳孝一:「なぜその噂を拡散しようとする?」
三芳孝一:「おそらく噂で餌を呼んでいる、それは確かだろう。だがその意図がわからない」
秋塚譲治:「待て。噂を拡散?」
秋塚譲治:「レネゲイドはあらゆるものと結びつく、それは有機物、無機物のみじゃない」
三芳孝一:「レネゲイドビーイングか」
秋塚譲治:「それは噂もだ。人の集合知、オリジンの一つ“レジェンド”」
秋塚譲治:「もしかして願いを叶える噂で、そういったレネゲイドビーイングを作ろうとしているのか?」
虹咲奏:「……そうだ。噂。伝説」
虹咲奏:「『それ』を使って……また、何かを……」
虹咲奏:「有機物でも無機物でもない新たな神を……作ろうとでもいうのか。まあ、私にはわからないが」
三芳孝一:「それもあり得る。大都佐苗は、何かを作ろうとしている……のかもしれない」
三芳孝一:「支部長。止められるだろうか?」
三芳孝一:「それとも俺はまたあなたに、背負わせるべきじゃない期待を押し付けているのか……?」
虹咲奏:「……背負わせるべきではない期待?…逆だ、三芳」
虹咲奏:「それこそが私が背負うべきものだ。私を、留まらせているものだ」
三芳孝一:「虹咲さん」 泣きそうな顔で喉を鳴らす。笑ったのかもしれない。
三芳孝一:「俺はまたあなたの下で働きたいと思ったよ」
虹咲奏:「……ここでの仕事が片付いたらいつでも来い。第一支部だ」
虹咲奏:「何しろ、人手が足りないのでね」
”ケイヴマン”:「つまり……こういうことだ。俺たちは仲良く戦わなきゃいけない」
”ケイヴマン”:「改めて自己紹介しとくよ」
”ケイヴマン”:「”ケイヴマン”。无号”辰巳”十三だ。宜しくな」
---
GM:シーン終了。
GM:ロイスと応急手当キットの使用のみが可能です。
秋塚譲治:応急手当使うゾイ
秋塚譲治:2d10+19
DoubleCross : (2D10+19) → 10[7,3]+19 → 29

秋塚譲治:ジャスト全快。
虹咲奏:三芳さんのロイス感情を反転。信頼を表に。
虹咲奏:そして応急手当て!
虹咲奏:虹咲奏のHPを+9(2d10->4,5)した(HP:11->20)
虹咲奏:まあまあ!これでストックはなし!
虹咲奏:以上です。
GM:OK!
GM:ではシーン終了、お疲れさまでした!

◆Climax:崩落

GM:全員登場です。浸食率ダイスをお願いします。
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+3(1d10->3)した (侵蝕率:94->97)
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:84->88)
梁田麗佳:1d10+
DoubleCross : (1D10+) → 4

梁田麗佳:94!
阿形雪実:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 2[2]+92 → 94

阿形雪実:ここに来て低い!よっしゃ!
GM:OK.
---
”ケイヴマン”:「……と、まあ事情は一通り話したとおりだ」
GM:と、ケイヴマンは言っていた。
”ケイヴマン”:「あんたらが大都を追い詰めたら、隔壁を閉じる。ローディーズ・ドアさえなければ、”アーティファクト”の漏出も止められるだろう」
”ケイヴマン”:「悪いが、こっちは隔壁の操作をやらなきゃならん。実働はあんたらに任せることになる……すまないな。幸運を祈る」

秋塚譲治の場合

GM:作戦開始前の、わずかな時間。ひとり集中する秋塚譲治は、かつての出来事を思い出す。
GM:成塚時恵との、恐らくは秋塚にとってのファーストコンタクトを。
GM:あれはやはりどこかの街の、ビルの屋上だった。
GM:秋塚譲治はレネゲイドに感染したと思しきオブジェクトを追い、その地点に彼女を追い詰めた。
GM:思えばあれもアーティファクトだったのかもしれない。
成塚時恵:「……こんなところまで、よくもまあ」
秋塚譲治:「呆れるか? だがそんなことはどうでもいいだろう」
秋塚譲治:「さあ、それをこっちに渡してもらおうか。ファルスハーツ」
成塚時恵:「追い詰めてくれたものですね」 ”クロームパレード”はきみを見据えている。左手には大きなバッグ。右手には銃。
成塚時恵:「申し訳ないですが、あなたたちにこれを有効利用できるとは思えません」
成塚時恵:「大事にしまって、隠しておくだけ……なんでしょう?」
秋塚譲治:「利用する、か。実にファルスハーツらしい考え方だ」
秋塚譲治:「お前の言うとおりさ。こんなものが使われれば面倒なことになる」
秋塚譲治:「なぜそれが分からない。お前たちのやっていることはただ災厄の炎を広げるだけだと」
成塚時恵:「あなたたちの方が、正しいやり方だと言いたいんですか?」
秋塚譲治:「少なくとも犠牲はでない。間違っていない」
成塚時恵:「犠牲はでない。そうでしょうね。あなたたちにとっては」
成塚時恵:「それでは、異質な存在はずっと閉じ込められて、息を潜めて過ごすだけでしょう」
秋塚譲治:「世界にはまだ俺たちは早すぎる、それくらい俺のような子供にだって分かる」
秋塚譲治:「なぜ分からない。“クロムパレード”」
成塚時恵:「……だったら、いつまで待てばいいと言いたいんですか……!? あと十年? 百年? もっと!?」
成塚時恵:「私は耐えられない」 きみに向かって銃を構える。
秋塚譲治:「お前が求めているのはなんなんだ」
秋塚譲治:銃を向けられて、こちらも臨戦態勢をとる。周囲の景色が僅かに歪み始める
成塚時恵:「生活。普通の。私を、受け入れてくれるような、普通……!」 自嘲気味に笑う。 「私の方がよほど子供かもしれませんね」
秋塚譲治:「笑いはしない。子供の俺でもそういった事は見た事がある」
秋塚譲治:「普通の生活を求めること、それに苦悩している人間は」
秋塚譲治:「UGNに投降しろ“クロムパレード”。そちらの方がまだマシだ」
成塚時恵:「ふ」
秋塚譲治:「少なくとも、俺に殺されずにすむ」
成塚時恵:「……できるものなら、どうぞ!」
GM:指が引き金にかかる。
GM:そして、銃口から火花が散る。なんらかの攻撃の予兆。
秋塚譲治:同時に駆け出す、一足にて互いの距離は零に。
GM:もちろんきみはそれを見切って攻撃に移れる。
成塚時恵:「く」 銃撃は外れる。何かを迷っていたのか。精度も速度も落ちていた。
秋塚譲治:銃撃を完全に無視しそのまま“クロムパレード”が保持しているアーティファクトを奪う!
GM:では、きみはアーティファクトが入っていると思しきバッグを奪うことができる。
GM:成塚時恵は、無理に奪い合うことはせず、そのまま後方へ跳ぶ。――ビルの屋上から。
成塚時恵:「……仕方ない。預けておきます」 屋上の柵を蹴る。
秋塚譲治:「“クロムパレード”ッ!」 呼びかける
秋塚譲治:「俺は“クロックワークス”だ! この決着はいずれつける、覚えておけ」
成塚時恵:「”クロックワークス”。冷たい名前ですね」 落ちていく。 「もちろん。覚えておきましょう――私」
成塚時恵:「物覚えはいい方ですから」
GM:そうして成塚時恵は夜の隙間に落ちて、姿を消した。
秋塚譲治:そのまま見送る、既に目的のものは確保した。
秋塚譲治:だからすぐに帰投するだけだろう――だが、
秋塚譲治:もう一度、“クロムパレード”が消えたほうを見やる。それ事態に意味はないが――
GM:きみの手の中にはバッグがある。中身は緩衝材によって包まれた、黒ずんだ鏡のようだった。
秋塚譲治:「……こんなもので何かを変えられるか、馬鹿な女だ」
秋塚譲治:なにか引っかかるようなものを覚えた。

虹咲奏の場合

GM:では、次は虹咲さん。
虹咲奏:はい。
GM:きみが作戦の前に、地下施設周辺の地図を検分していると、三芳孝一から声をかけられます。
GM:あなたのかつての部下だ。ひどく気まずそうに、きみを見つめている。
三芳孝一:「……虹咲さん。少し、時間をもらえるか?」
虹咲奏:「……どうした三芳」感情を見る。
三芳孝一:「いや。……その……」 口元に手をあて、逡巡する。 「俺に対して、あなたが怒っているのではないかと思っていた」
虹咲奏:「怒る、か」
三芳孝一:「俺は……昔から、無神経で……あなたを研究したいと言った。不愉快にさせたのではないかと」
虹咲奏:「長いこと、会っていなかったからな。何をしているのかもわかっていなかった」
三芳孝一:「……そうではないのか?」
虹咲奏:「ああ、そのことについてはお前にも直接伝えた。良くは思わないと」
虹咲奏:「だが、な」
虹咲奏:「実際に、その時は訪れなかった。お前はここに囚われていたからな。……そして」
虹咲奏:「ここで………どこまで関わっていたかは知らない、が」
虹咲奏:「為していたこと。それをお前は、恐れた。過ちだったと言った」
三芳孝一:「……ああ。ここは……ここは、奈落の底だった」
虹咲奏:「……なら、今の私に怒る理由はない」
三芳孝一:「……聞いてほしい。ほんの、少し前までは……もっと何人もの研究者がいたんだ。いつからか、その数が急に減っていった」
虹咲奏:「………」
三芳孝一:「ここを隠蔽していた、警察の保護が離れてからだ。みんなどこかへ逃げたのか、それとも処分されていたのか、俺はよく……よくわからない」
三芳孝一:「俺も逃げようとした。結果はこの通りだったが。ここから逃げ出したものが恐ろしい。……ジャームも、人間も、どちらも。この街がとんでもないことになる」
虹咲奏:「多くのものが、ここから出て行った……」
三芳孝一:「……あなたが必要だ。虹咲さん。……今度は、この街に残ってくれるか?」
虹咲奏:「……ああ」
虹咲奏:「ここで出ていくようなことは、私にはできないよ」
虹咲奏:「この街に戻ってきた理由は、私にはなかったが」
虹咲奏:「今、この街に留まる理由が私にはある」
虹咲奏:「放っておけるわけがない。放っておけるものか」
三芳孝一:「安心した。……”次”の崩落戦があれば、あなたがいてくれる……。約束ですよ、支部長」
虹咲奏:「………」口角を少し上げ、頷く。
虹咲奏:……ここにあるもの。
虹咲奏:ここから出て行ったもの。アーティファクト。
虹咲奏:レネゲイドを――異質なものを『植え付け』たモノ。
虹咲奏:「……放っておけるものか」小さく、もう一度呟く。
虹咲奏:アレらは、己の過去の可能性の先だ。
虹咲奏:もう2度と、
虹咲奏:「…………響子」
虹咲奏:その名を誰にも聞こえないように呼んで。地図へと視線を落とした。

阿形雪実と梁田麗佳の場合

梁田麗佳:秋塚さん、虹咲きさん少し離れて、阿形さんの膝に包帯を巻いている。
梁田麗佳:「傷口から菌が入るといけない。染みるだろうが、我慢しろ」
梁田麗佳:しゅしゅ、と消毒液吹きつつ、手慣れた風に。
阿形雪実:「い、いた、痛たたた……(染みる)。も、もう支部長大げさだなあ。これくらい大したことないって……」
阿形雪実:そこらのイスに座って。文句は言っているけど、ちゃんと手当は受けている
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:急に険しい顔になって
阿形雪実:「……な、なに?どした?」
阿形雪実:表情の急変にちょっとびっくり
梁田麗佳:「お前は部下への信頼が足りていない。だからそうして、大袈裟に心配する」
梁田麗佳:「優しさではなくて、ただ自分の不安を押し付けているだけだ」
阿形雪実:「……え?」
梁田麗佳:「そう言われた事がある」
梁田麗佳:「否定も出来ない。私は怖がりなんだ」
梁田麗佳:「……失うことを、いつも恐れている」
阿形雪実:「…………」
梁田麗佳:「阿形、お前の配属手配はまだ仮の段階だ」
阿形雪実:「……そう、だね。うん」
梁田麗佳:「そしてもしも、私がお前を指揮する者として、相応しくないと感じるのであれば」
梁田麗佳:「正式な配属前に、異動を手配できる」
阿形雪実:「支部長……」
梁田麗佳:「嫌な大人だな……全く」
梁田麗佳:「子供たちに選択の責任など無いと言っておきながら、こうして自分の断罪を任せている」
梁田麗佳:「……本当に意気地なしだ」
梁田麗佳:「とにかく、考えておいてくれ。私はお前の選択を受け入れる」
梁田麗佳:険しさはない。相手を恐れさせないように、柔らかに笑んで包帯を巻き終わる。
阿形雪実:「……支部長はさ」
阿形雪実:雪実の表情は窺えない。頭には両目から侵透するタイプの薬品仕込みのアイマスクを巻いている
阿形雪実:自分にとって治療と言えば、能力的に脳の感覚に負担を掛けるこちらのケアが主だ
阿形雪実:だが、分かる。自分の強力に研ぎ澄まされた感覚なら、分かるのだ。
阿形雪実:支部長の今の表情が、こちらを案じるものしか含まれていないことは
阿形雪実:「なんて言っていいかわかんないケド、うん……!」
阿形雪実:頭からアイマスクを取る。まっすぐ、支部長を見ていう
阿形雪実:「真面目なヒトだよ、ほんとうに」
梁田麗佳:「……上手くやれている連中が羨ましいよ。実はな」
梁田麗佳:自虐的に笑って
阿形雪実:「支部長が、うん、もしかしたらあたしのことを案じてるんじゃなくて、ただ自分が不安なだけで優しくしてるとか、」
阿形雪実:「絶対ないっては、あたしには言い切れないケド」
阿形雪実:「いまあたしに消毒してくれる手とかさ、その……すごく優しいじゃん」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:自分の掌を見る。
阿形雪実:「今日、シゴトでここに来てからもそう。何かすぐあたしが近くにいないとダメ?!みたいな態度だったけどさ、」
阿形雪実:「でも、そのあたしを引っ張る手とか、全部優しいじゃん」
阿形雪実:「あたしはさ、何か本当に、本当に上手く言えなくって悪いケド……」
阿形雪実:まっすぐに、とにかく何か伝えようとまっすぐに支部長を見て、いう
阿形雪実:「あたしは、その今の優しい支部長を信じたいんだよね!そう、これでも何というか、色んなオトナとか、見て来てるし!」
阿形雪実:「指揮官としてふさわしくないとか、全然思ってないよ。」
阿形雪実:「支部長はあたしのこと、きっと使い捨ての道具とか、そんな風には扱わないじゃん?」
阿形雪実:「いや、勿論そんな嫌なとこ見せてくるオトナの方が少ないワケだけど……そうじゃなくて!」
阿形雪実:「あたしさ、こんな能力じゃん?」さっきまでアイマスクしてた、血の涙も流れてた自分の目を指して
阿形雪実:「だからシゴトとなると、ついついやり過ぎちゃうんだよね。いつも頭クラクラしちゃう」苦笑
阿形雪実:「だからほら、支部長くらいカホゴ気味に止めてくれる大人の方が、きっといいんだって。」
阿形雪実:「マジ大丈夫。あたしはこの仕事では、支部長のこと信じるよ」
阿形雪実:「だから任せなって。支部長も、どーんと頼ってみせて!」ニッコリ笑って、支部長の顏を覗きこむように
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:暫し、黙考。
梁田麗佳:「分かった……これ以上は、私からは何も言わない」
梁田麗佳:しゃがみこんで、目線を合わせ
梁田麗佳:すっと、長い指で雪実の頬をなぞる。
阿形雪実:「お、おおう?」
梁田麗佳:「ただお前の選択と、信用に応えよう。最善を尽くして」
梁田麗佳:「それが支部長としての私の役目、そして……大人としての責任だ」
梁田麗佳:「最後まで着いてこい。いいな?」
梁田麗佳:こちらも真っ直ぐに、その目を覗き込む。
阿形雪実:「お、おう。……おっす、そうね!よーし、じゃ信頼しちゃう!」にかっと笑って
阿形雪実:「元よりそのつもりよ。支部長こそ、あたしの若さにおいてかれないでよー?」
梁田麗佳:「心配ない。経験で上手く手綱を取ってやるさ」
阿形雪実:「ふふん、楽しみにしてます」
梁田麗佳:「しかしまずは言葉使いだな。支部に帰ったらきちんと教え込む」
梁田麗佳:「覚悟しておけ」
阿形雪実:「ええーっ、そこ!?ちょ、待ってよ!あたし一応そういう場面ではちゃんとしてるじゃん!」
阿形雪実:「ちょっと支部長~~~~~」うえーっとしたリアクション!
阿形雪実:……支部長は気づいているだろうか。あたしは支部長を信じると言った。
阿形雪実:だが「自分の断罪を任せている」厳密にその言葉に対し返事はしていないことを
阿形雪実:あたしは、支部長の『罪』に立ち入るべきじゃないと思ったのだろうか。それとも
阿形雪実:自分なんかが想像も付かない物を背負ってるようなこの人の『罪』を責めるのが、ただ怖かったのだろうか。
阿形雪実:もっと単純に、優しいこの人を責めたくなんかなかったのだろうか。正直わからない。
阿形雪実:でも、いいのだ。あたしは今はこの人を信じよう。今はそう決めたのだ。
阿形雪実:それより先のことは、これが済んでから考えればいい
阿形雪実:まずは、この事件だ。そう、「その先」だ。
阿形雪実:「うええ~~~!」げっそりした顏
阿形雪実:行くぞ、この奈落の底へ。そして絶対に帰る。
---
GM:N市第13地区の地下。
GM:旧日本陸軍が築いた施設には、最深部と呼ばれる地点がいくつか存在する。
GM:ここはそのうちの一つ。「収容庫」と呼ばれていた場所だ。
GM:きみたちはそこへたどり着く。……思った以上に広い空間だ。体育館ほどもあるだろうか。
GM:空気は冷たく湿っており、広い部屋の左右には、棺のような水槽が並ぶ。
GM:そのほとんどが壊れていた。
梁田麗佳:「追い詰めたぞ。大都佐苗」
梁田麗佳:「逃げ場はない。投降し、ローディーズドアと計画の全てについて話してもらう」
梁田麗佳:切っ先を大都の方向へと向ける
大都佐苗:「追い詰めた? よくわからないな。それはあれかな」
大都佐苗:「きみたちも私を追っていたのかな? だとしたら嬉しいね。私もきみたちに来てほしかったんだよ」
大都佐苗:「特に、雪実くん。きみにね」
梁田麗佳:「阿形に、だと?」
梁田麗佳:背後を振り返る。
虹咲奏:「………」彼女らの前に立とう。
阿形雪実:「いやあー広いわ……旧日本軍も物好きねえやっぱ。」
阿形雪実:「よっ、佐苗ちゃん。しばらくぶり」
阿形雪実:口調は軽く、だが漂う空気は硬く。片手を上げて応じる
大都佐苗:「やあ。こんなに短期間で仲良くなれて嬉しいよ、雪実くん」
大都佐苗:「やっぱり、私ときみはいい友達になれそうだね」
阿形雪実:「あたしに用って?それは別にいいけどさ、正直もうちょっと洒落た場所の方がよかったかな」
阿形雪実:「駅前のスタバとかさ、そういうのじゃダメだった?」
阿形雪実:「……そういう、トモダチになれりゃよかったんだけどね」
大都佐苗:「まあね。そういうところも悪くはない。友達とお洒落なスポットで語り合う、まるで夢みたいな生活!」
大都佐苗:「なれるよ。間違いない。確信があるんだ。きっとうまくいく」
阿形雪実:「ほほう。夢じゃない、ね。言ってみ言ってみ。」
阿形雪実:「あたしもさ、佐苗ちゃん次第じゃまだ全然フカノウじゃないとは思ってるんだよね」
阿形雪実:「……聞かせてよ。どういうつもりでこんなことして、今何考えてるか」
大都佐苗:「なにって、きみ、ずっとそのことだけ言ってきたじゃないか」
阿形雪実:「そのこと?」
大都佐苗:「きみと友達になれるんじゃないかと思って。私の目的はそれだけだよ」
大都佐苗:「他の三人も、うまくいくかもしれない。最近、ずいぶんと試したからね」
阿形雪実:「……それだけ?そ、それだけなの?」驚く
梁田麗佳:「それは……つまり」
梁田麗佳:「お前は、ただ、お前のような人間を求めて」
梁田麗佳:「……こんな事を続けてきたのか」
梁田麗佳:絶句する。
大都佐苗:「もちろん! ここに来てくれたのも、きみと、きみたちが賛成してくれたんだと思ったけど」
大都佐苗:「違うの?」 不安げに眉をひそめる。
阿形雪実:「佐苗ちゃん、そりゃあ……」一瞬、険しい顔
梁田麗佳:「ああ……違う。全く違う。大都佐苗」
梁田麗佳:「お前はもう気付かない、忘れている事かもしれないが」
梁田麗佳:「人間は、一人一人の命に価値があり、代えは利かない」
梁田麗佳:「そしてそれを奪ったものは、裁かれなくてはならない」
梁田麗佳:「私達はお前を断罪し、止めるためにここまで来た」
梁田麗佳:厳しく、はっきりと、しかしどこか語りかけるような、諭すような口調で言う。
大都佐苗:「そんな馬鹿な! 嘘だろう?」 ジョークを聞かされたように笑う。
虹咲奏:「……ある存在を」
虹咲奏:「別種のものに作り変える。それは、通常の手段でできるものではない」
虹咲奏:「そして大抵は……」
虹咲奏:「多くの代償を伴う」
大都佐苗:「確かに。いくつかの代償を支払った。それは認める。だがすべて必要な代償だった」
虹咲奏:「ヒトの領分を超えたことだ。」
虹咲奏:「そして、私はそのように」
虹咲奏:「自らの傲慢のための代償を正当化しようとするものを、憎む」
虹咲奏:獣の歯が覗く。
大都佐苗:「そんなことを言われるなんてね。未熟な子供たちを導くのは、大人の役目だ」
阿形雪実:「……フゥーッ。まあ、まあいいわ。佐苗ちゃん、あのさ」息を吐き、いつもの調子に戻す
阿形雪実:「さっき、というか会った時にも話したかな。前田克樹くんって、知ってるよね」
阿形雪実:「前田くんだけじゃなくて、ローディーズドアに関わって、それで行方が知れなくなってる人たちも」
阿形雪実:ポケットから取り出した、スマホをフリックしつつ、話す
大都佐苗:「ああ。彼らは哀れだった。乗り越えられなかった」 顔をしかめる。
阿形雪実:「……マジかー。おいおい、さっき笑えるジョークって言ったじゃん。」
阿形雪実:「そんなこと言って、そこらに隠れてるんじゃないの?」
阿形雪実:「ドッキリ大成功!みたいな看板持ってさ。あたしそういうサツバツ系?苦手なんだよねー」
大都佐苗:「ああ。もちろん、何人かは、まだね」 大きくうなずいて、腕をめくりあげる。
大都佐苗:そこに埋め込まれた古びた鍵にふれると、空間に歪みが生じ、いくつかのジャームが姿を現す。
阿形雪実:「……ッ」
GM:風船型の薄羽のジャーム。赤い尾のジャーム。鎧腕のジャームが、それぞれ進み出る。
大都佐苗:「ね。……まだ経過観察が必要だが、知能増幅の結果次第では、もとの水準の知性を獲得できるかもしれない」
大都佐苗:「これでも3歳児レベルの知能はあるんだ。ただ記憶力が致命的でね。外付けで脳が必要だと考えているんだよ」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:異形に囲まれる大都を見据え、明確に理解する。
梁田麗佳:目の前にいるのはジャームだ。完全に自分の欲求を抑制できていない。
阿形雪実:「……あちゃー。佐苗ちゃん、そりゃ、そりゃあダメだよ」
阿形雪実:スマホを見もせずにフリックし続け
阿形雪実:「トモダチ、ね。気持ちは嬉しいけど……それは『ダメ』だ」
大都佐苗:「ええ? なんでまた、急に?」
阿形雪実:「急にじゃない。あたしは、こんなことを起こさせないためにこの街に来ているんだ」
阿形雪実:「だから『ダメ』だ」
大都佐苗:「……もしかして、怒っている?」
阿形雪実:「怒ってるよ。めちゃくちゃ起こってる。大体の所は支部長が言ってくれたのが恥ずかしい所だけど……」
阿形雪実:「前田くんも、名前も知らないそこらの人も、ガッコ行ったり、カイシャ行ったり、駅前でケーキ作ってくれたり」
阿形雪実:「とにかく、色々考えて生きてて。だから、こんなフウに死んでいい人たちじゃない」
阿形雪実:「佐苗ちゃんが、旧ニホングンの生き残りとか、ずっと長生きしてるとか、それは全然いいけど」
阿形雪実:「そこが分からないのなら、あたしは佐苗ちゃんと友達にはなれない」
大都佐苗:「わかっていたけど、傷つくね。……私も、みんなには生きてほしいよ。」
大都佐苗:「本当なんだ。永遠に生きてほしい。みんな死を克服するべきなんだ」
大都佐苗:「でも、ああ。そうだね。友達に叱られて、喧嘩するなんて、それができたら本当に素晴らしい」
秋塚譲治:「全く、その思いやりは大したもんだよほんとに」 今まで黙っていた男が口を出す
大都佐苗:「不死者になったきみが、私を怒ってくれるなら、こんなに嬉しいことはない。きみと友達になれるときが楽しみだ――、ん?」
大都佐苗:秋塚さんを一瞥する。
秋塚譲治:「俺が聞きたいことはたった一つ。女、“クロムパレード”はどうした?」
大都佐苗:「もしかして彼女を知っている? 意外だな。彼女にこんな交友関係があったとは。……あの子なら、そこだよ」
秋塚譲治:視線をわずかに動かして確認する。
GM:大都早苗は傍らの暗がり――水槽を指さす。ペンライトの光を剥ける。そこに、成塚時恵が横たわっているのがわかる。
秋塚譲治:「そうかい。それじゃあ、俺のやることは変わらないみたいだ」
大都佐苗:「長らく疎遠だったけど、またこうして再開できた。嬉しいよ。私にとって数少ない友達だったから」
大都佐苗:「なんでいなくなってしまったのか、わからなかった。さっきもいきなり銃撃されたんだよ?精神状態が不安になるよね?」
大都佐苗:「落ち着いてから話をしようと思っていたんだ」
秋塚譲治:「嬉しいか、だとしたらまったく残念な奴だよ」
秋塚譲治:「お前と顔を合わせるのも嫌なのに気づいてないってのは、本当に哀れだ」
大都佐苗:「ひどいことを言うな。きみも怒っている。どうも今日はストレスをため込んだ人ばかり来るなあ」
秋塚譲治:「怒っているか。たしかにそうなんだろうな」
秋塚譲治:「俺としてはこうして話しているだけでも十分に冷静なつもりなんだけどな……そろそろ限界か」
大都佐苗:「あー……もしかして、私と戦うつもりかな? まあ、確かにいまならもう、ここで暴れても大丈夫だけど」
秋塚譲治:「『UGNとしてお前による被害を止める』とか『永遠を一人で過ごすお前が哀れ』だとか」
秋塚譲治:「『今までお前が犠牲にしてきた人間の無念を晴らす』だとか、俺のモチベーションはそうじゃあない」
秋塚譲治:それらの理由は俺以外の人間が担ってくれる、ならば。
秋塚譲治:「――俺の女を返してもらう。これだ」
秋塚譲治:俺一人くらいは成塚時恵のために戦ってもいいだろう。
秋塚譲治:「名乗れよ、大都早苗。一番自慢の名を」
秋塚譲治:「そいつがお前の墓に刻む名前になるだろうよ」
大都佐苗:「へえ……」 少し笑う。 「すごいな」
大都佐苗:「大都早苗技術大尉。”ローディーズ・ドア”。……少し彼女が羨ましいね」
GM:無意識かもしれない。大都早苗は右手に埋め込まれた”鍵”に触れる。
GM:空間を歪ませるような、強力なワーディングが展開される。
GM:衝動判定だ。難易度は9です。どうぞ!
虹咲奏:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[4,4]+1 → 5 → 失敗

虹咲奏:ぴえー
虹咲奏:(ロイスを用意する)
梁田麗佳:しまった遅かった!
梁田麗佳:虹咲さんに風撃ちたかった…
GM:じゃあ、
GM:風つかうなら追加分を振り足してもいいですよ!
梁田麗佳:いやったー!
虹咲奏:じ、GM!
阿形雪実:GMイケメンー!
GM:振り直しはなしですが振り足しはOKです。
梁田麗佳:当然使います!ブレスもだ!
梁田麗佳:ダイス+5個固定値+9どうぞ!
虹咲奏:ありがとう…ありがとう!
虹咲奏:いただきます!振り足し!
虹咲奏:5dx+10 振り足しも意志乗っけていいのかな(とりあえず乗せる)
DoubleCross : (5R10+10[10]) → 7[1,3,6,6,7]+10 → 17

GM:いいっすよ~
GM:あ、成功してる…
梁田麗佳:あぶなっ
虹咲奏:9でもいけた!
虹咲奏:梁田さん、GM、センキュー……
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+13(2d10->9,4)した(侵蝕率:88->101)
梁田麗佳:そして自前で振る!
梁田麗佳:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,4,6,7,8,8,10]+4[4]+1 → 15

梁田麗佳:成功!
梁田麗佳:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 9[6,3]+94 → 103

梁田麗佳:いい感じ
梁田麗佳:あ、失礼!ブレス使って108でした!
阿形雪実:エンブレム【ハートベアラー】!ダイスが二個増える!ふる!
阿形雪実:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 10[4,5,7,8,8,9,10]+2[2] → 12 → 成功

阿形雪実:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 8[1,7]+94 → 102

秋塚譲治:(3+2)dx>=9 <意思>
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[1,2,3,4,9] → 9 → 成功

秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+12(2d10->2,10)した (侵蝕率:97->109)
GM:OK。
梁田麗佳:「てやぁッ!!」
梁田麗佳:ザアアッ!
梁田麗佳:旋風が障壁となって、ワーディングを相殺する!
梁田麗佳:「行けるか!虹咲!」
虹咲奏:「………!」衝動に飲まれかけたところで、風が吹いた。
虹咲奏:「ああ。感謝する!」
虹咲奏:翼を広げる!
大都佐苗:「んん……、支部長クラスもいるのかな? あの目障りな”ケイヴマン”が仲間を呼ぶとはね……」
GM:では位置関係をまず張ります。

●第1ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
薄羽のジャーム×2:12
虹咲奏、大都早苗、赤尾のジャーム:7
秋塚譲治、梁田麗佳、鎧腕のジャーム:5
ローディーズ・ドア:-
■戦場図
《大都早苗、ローディーズ・ドア》
《薄羽のジャーム×2》
10m
《鎧腕のジャーム》
《赤尾のジャーム》
10m
《阿形雪実、虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
GM:で、今回の戦闘の特殊なポイント。
梁田麗佳:はいはい
■ローディーズ・ドアについて
ローディーズ・ドアは「範囲攻撃の対象にならない」、「カバーリングされない」、「行動しない」特性を持った特殊なターゲットです。
単体攻撃で「狙撃」を試みることができ、成功して20点以上のダメージを与えるとローディーズ・ドアを破壊することができます。
「狙撃」された場合、ローディーズ・ドアもリアクションで回避を行い、対抗します。
破壊されたローディーズ・ドアは所持していたEロイスを使用できなくなります。
阿形雪実:ムムッ
虹咲奏:ふむふむ
梁田麗佳:なるほど
梁田麗佳:さっさとぶっ壊さないとまずい予感!
秋塚譲治:面倒なことになるでしょうね
秋塚譲治:さらなる絶望とか使ってきそう
虹咲奏:ありそう
阿形雪実:こわい
梁田麗佳:援軍系ありそう~~
GM:では、はじめていきましょう。ちょっとだけでも進めておきたいですし!
GM:第1ラウンドの!セットアップ!
GM:大都早苗はなし。研究職であり、もともと戦闘はさっぱりなのだ。
GM:赤尾のジャームはで鮮血の奏者。HPを4点消費し、鎧腕のジャームの攻撃力を+12。
GM:薄羽のジャームはどちらも光の銃。
GM:鎧腕のジャームはなにもなし。
GM:何かある人!
阿形雪実:ないです!
秋塚譲治:なし!
梁田麗佳:限界突破、起動!
梁田麗佳:援護の風のラウンド内使用数を+1
虹咲奏:あ、やります
虹咲奏:誰にするか…
秋塚譲治:赤ちゃんで良いんじゃないでしょうか
虹咲奏:《ショウタイム》。OK,では赤尾のジャームに。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:101->105)
GM:ショウタイム了解!
虹咲奏:ダイスデバフは8個ですね。
GM:ダイスデバフ8了解…
GM:多い
GM:初手はもちろん阿形さんですね。行動をどうぞ。
阿形雪実:よーし、さてどうするか!今ローディーズドアを狙撃できるのはあたしだけだけど……
秋塚譲治:薄羽ジャームを消したほうが良いと思います
虹咲奏:同意です!
阿形雪実:よし、では同じく遠距離攻撃が可能な薄羽を範囲で狙いましょう!
GM:コイッ!
大都佐苗:「ここにいた人間たちとはね……結局、仲良くする気にはなれなかった。」
大都佐苗:「彼らは途方もない妄想に取りつかれていたよ」
大都佐苗:「神を作り出すんだってさ。笑えないだろう?」
大都佐苗:「思ったんだよ。普通の友達がほしいってね……」
梁田麗佳:「お前もその時に気付くべきだったんだ……別の方法を」
大都佐苗:「まったくだ。彼らの方がうまくいくなんて思わなかった」話に応じて、とりとめもなくしゃべり続ける。
大都佐苗:とても戦闘をする状態には見えない。そもそも、こういった状況に慣れていないのかもしれない。
阿形雪実:ではマイナーアクション。同じエンゲージにいた方がいいかとも思いましたが、
阿形雪実:赤尾が怖いのでやはりエンゲージは出ます。あたしへのカバーは捨てていいからね!
阿形雪実:左へ10m移動。そしてメジャーアクション
GM:了解!
■戦場図
《大都早苗、ローディーズ・ドア》
《薄羽のジャーム×2》
10m
《鎧腕のジャーム》
《赤尾のジャーム》
10m
《阿形雪実》
10m
《虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
梁田麗佳:勿論そこに風&ブレス一発目!ダイス+6と達成値+12だ!
梁田麗佳:確実に…殺れっ!
阿形雪実:嬉しい!ありがとう!!
梁田麗佳:「阿形!」
梁田麗佳:ひゅおっ!!
梁田麗佳:旋風が、阿形を確実な狙撃位置へと導く!
阿形雪実:《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》《レーザーファン》!
阿形雪実:この段階ではまだタイタスは……使わない!振る!
GM:どうぞ!何の妨害もない!
阿形雪実:18dx7+16
DoubleCross : (18R10+16[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,7,8,8,9,9]+10[1,1,2,4,5,5,7,10]+10[4,8]+3[3]+16 → 49

GM:高めできたか……!がんばれ薄羽!
GM:ドッジします
GM:4dx 薄羽2
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,9,9,10]+5[5] → 15

GM:4dx 薄羽3
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,7,10,10]+10[3,10]+6[6] → 26

GM:4dx 大都早苗
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[6,7,8,10]+1[1] → 11

GM:なので薄羽2が大都早苗を行動放棄カバーです。
GM:ダメージをどうぞ!
阿形雪実:オッス!
阿形雪実:5d10+31
DoubleCross : (5D10+31) → 13[1,4,6,1,1]+31 → 44

阿形雪実:ンモー!低い!44、装甲無視です!
GM:高い! 当然、薄羽2も薄羽3も吹き飛ぶ。
GM:こいつら貧弱だからな……存分に撃破してください!
阿形雪実:レッドテンペストの消費分
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

阿形雪実:ヨシ!!
阿形雪実:「佐苗ちゃん」風が吹く。同時、あたしはもうそこにいない
大都佐苗:「ん……?」 阿形さんの姿を目で追おうとする。
阿形雪実:皆の所から少し離れた所に立ち 「いや、何でもない」
阿形雪実:フェイントだ。視線があたしを追った直後、上方下方斜め後方、死角から数多の黒い孔が開く!
阿形雪実:飛び出したのはもう針ですらない、黒い歪みそのものが形を変えた杭だ。ジャームと佐苗ちゃんを狙って、貫く!
大都佐苗:「……っと! すごいな! これが雪実くんの力かあ!」 薄羽のジャームが羽ばたき、その攻撃に割って入った。
大都佐苗:「ねえ、やめようよ。私はきみに死んでほしくない。このままだと危ないんだよ」
阿形雪実:「だったら、もう佐苗ちゃんが降参しな。……あたしも、死なないけどね」
大都佐苗:「違う。この街のみんなが危ない。急がないといけない。だって……もう……」 周りを見回す。
大都佐苗:「无号計画は成功した。ここにいたみんな、もう出て行ってしまったよ。」
大都佐苗:「彼らが言っていたところの、本物の”神”も」
GM:砕けた水槽の一つ一つを見る。
虹咲奏:「……出て行った?」
梁田麗佳:「……!?」
梁田麗佳:「”ケイヴマン”の事を言っているのか…それとも」
梁田麗佳:カイン!!
阿形雪実:「……ッ!!」
梁田麗佳:「ちっ…詳しい尋問を出来る状況ではないが…!」
梁田麗佳:ジャームからの攻撃を防ぎつつ
大都佐苗:「”ケイヴマン”? まさか。劇画の悪役じゃあないんだ。」
大都佐苗:「もう計画は十日ほど前に終わっているし、たぶんみんな助からない」
虹咲奏:「……先程、言ったな。ここにいたものたちとは気が合わなかったと」
虹咲奏:「彼らが神を作り出そうとした。ならば、お前はそれに関わっていない」
梁田麗佳:「考えるのも問うのも後だ!敵に集中しろ!」
阿形雪実:「だから!それも!あんたが悪いんじゃねーか!!!」キレた!
阿形雪実:「あんたが退かないなら、あたしらはあんたをブッ飛ばしてすぐにでも止めに行くだけよ、もう、四の五の吐かすな」
大都佐苗:「……いいね。本気で怒ってくれている」 イニシアチブ。
秋塚譲治:「みんな助からないってのは、何もしなければって話だろう」
秋塚譲治:「ということで知った人間が全員で助ける努力を行う。それで解決する事件だ」
秋塚譲治:「そうですよね? 両支部長殿」
梁田麗佳:「ああ、これまでもずっとそうして来た……だから」
梁田麗佳:「この戦いでも、未来を切り拓く!」
虹咲奏:「………」翼で口元を隠す。考える仕草。
虹咲奏:「皆を助けるのは、最初から決まっていることだ」
大都佐苗:「そう……そうだね。私も努力しているよ。みんなを不死にしてしまえばいい」
大都佐苗:ローディーズ・ドアがEロイスを使用する。《さらなる絶望》。
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4

GM:さらなる絶望.
GM:で、赤尾のジャームが出現する。召喚酔いでこのラウンドは行動できないけど。
梁田麗佳:召喚酔いw
梁田麗佳:MTG準拠でよかった…遊戯王ならワンキルされていた…
梁田麗佳:それでもキツいけど!
GM:でもカバーリングは容赦なくする
虹咲奏:遊戯王には召喚酔いがない!
虹咲奏:MTG方式だ……ブロックはできる……
■戦場図
《大都早苗、ローディーズ・ドア》
《赤尾のジャーム》
10m
《鎧腕のジャーム》
《赤尾のジャーム》
10m
《阿形雪実》
10m
《虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
GM:で、大都さんの手番。
大都佐苗:「私は彼らのいう”神”から、一般市民を守る方法を検討していたんだ」 オートアクション。
大都佐苗:マジカル☆リクエスト。『レイジングシューター』を召喚し装備します。
GM:背後に空間の歪みが生じ、そこから巨大な砲塔が出現する。
GM:1d4 ターゲッティング。
DoubleCross : (1D4) → 2

GM:グググ虹咲さんを狙うことになったか……やむを得ぬ! 撃ってやる!
虹咲奏:狙われた!
大都佐苗:「なぜか賛同はあまり得られなかったけれど。ああ、本当に……みんながもう少し力を合わせて協力できていたら」
大都佐苗:マイナーでレイジングシューター準備。
大都佐苗:メジャーでコンセ+空間歪曲射撃+コントロールソート+確定予測+崩壊の一点。
大都佐苗:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,5,9,10]+6[3,6] → 16

GM:ドッジする場合はC値+2です。リアクションどうぞ。
虹咲奏:《竜鱗》します。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:105->108)
GM:では、ダメージ。
大都佐苗:フェイタルヒットを使用。
大都佐苗:5d10+15 1点でもダメージが通れば、装備している防具を破壊します。
DoubleCross : (5D10+15) → 25[7,4,4,8,2]+15 → 40

虹咲奏:100%の為《竜鱗》LV5。
虹咲奏:これだけでも弾けますね。装甲50。
GM:ですよね~
虹咲奏:着ぐるみや衝撃相殺もあるぞ
梁田麗佳:リアクティブの必要さえない!
大都佐苗:「……これはどうかな?」 一斉射撃。砲塔が火を吹く。
GM:そのすべてが虹咲さんに着弾した。
虹咲奏:す、っと前に出る。
虹咲奏:鮮やかな色の翼がそれを受ける。
虹咲奏:「……軽い」
虹咲奏:「ヒトの業を変えると息巻くならば」
虹咲奏:「起源に阻まれていては、……仕方ないな」
虹咲奏:「己の限界を知れ、大都」
大都佐苗:「すごいな。どういう防御力なんだ? 通常のオーヴァードの装甲じゃないぞ」 顔をしかめる。
梁田麗佳:「……予想通り直接戦闘自体には不慣れらしい」
梁田麗佳:「だが、問題は手数か…!」
GM:手番はそのまま虹咲さんへ。
虹咲奏:ふむ。待機しますが、ひとつだけロールを。
GM:どうぞどうぞ
虹咲奏:「……神を作るという妄想。それは、お前のものだったのではないのか大都佐苗」
虹咲奏:「ここにいた研究者は、それを恐れていた」
大都佐苗:「妄想じゃない、と彼らは言うだろうけどね。私もそのチームの一員だったよ」
虹咲奏:「何故、お前は三芳を引き込んだ。お前もそいつらに協力させられていたとでも?」
大都佐苗:「私はその事後処理の担当でね……”神”から市民の被害を守るために手段を講じようとしているんだ。いまもね」
大都佐苗:「三芳くんはなかなか優秀だった。助かったよ。」
大都佐苗:「彼の起源種に関する考察は、アーティファクトを神にするという発想に近かった」
虹咲奏:「………」
虹咲奏:「やはり、お前の語る言葉はばらばらに砕けている」
大都佐苗:「無機物が最初のレネゲイド感染源というアイデアはいい。実にいい。きみの体もそれに近いのかな?」
虹咲奏:「さあ、どうだろうな」
虹咲奏:「お前もまた、同じだ。……ここに、どのようなものたちがいたのかは知らないが」
虹咲奏:「見ているものは、何も変わらない。『神』と『不死』。人からしてどれほどの違いがある?」
大都佐苗:「……心外だな」 目を細める。 「傷つくよ。本当にね……!」
梁田麗佳:「熱くなるな…次が来るぞ!」
GM:OK!
GM:虹咲さんが待機を選択し、
GM:イニシアチブを回り、手番は赤尾のジャームから。
梁田麗佳:おにょにょ
GM:赤尾ちゃんはもちろん、マイナーで赫き剣 HPを6点消費し、武器を作る。
GM:ワイヤーでできた尻尾を振ると、その先端がいくつにも分岐する。 きちきちきちきちきち。
GM:で、メジャーでコンセ(エグザイル)+オールレンジ+妖の招き+伸縮腕+異形の祭典を使い、
GM:レベルが上がった異形の祭典により、PC4人全員を狙うわけですが、
虹咲奏:うえー
梁田麗佳:このえとたま野郎…!
GM:妨害などありますか!
GM:妨害手段が複数あるので確認だ!
梁田麗佳:なし!
阿形雪実:ギャーッ
阿形雪実:あ、妨害はないです!
虹咲奏:やりましょうか
秋塚譲治:やったほうが良いと思います
虹咲奏:《魔獣の咆哮》《ビーストロア》。
虹咲奏:7+5…12個ダイス減少です
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+5した(侵蝕率:108->113)
梁田麗佳:ワーオ
GM:ビ~ストロア…
GM:ぎりぎりダイスは2個残った。
阿形雪実:それでも2個残ったのかこの赤尾……!
虹咲奏:2個でどれだけ回してくるか…
GM:がんばれ、赤尾!
GM:2dx7+2
DoubleCross : (2R10+2[7]) → 5[4,5]+2 → 7

虹咲奏:イイネ!
梁田麗佳:よっしゃああああ!!
大都佐苗:仕方ない、勝利の女神。
GM:達成値を25にします!
阿形雪実:7!多少不安だけど、いけなくも……エッ?
梁田麗佳:あああん!?
梁田麗佳:このやろう!
虹咲奏:ぎえー
秋塚譲治:しゃーない! ここで使わせたことで十分!
GM:おぬしらも使えば一人は助かるかもしれんぞ
GM:というわけでリアクションしてください
梁田麗佳:こっちも女神振って秋塚さんに躱させる予定なので
梁田麗佳:カバーを梁田さんにもらえると!
虹咲奏:OKです!
梁田麗佳:とりあえず回避だ!
梁田麗佳:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,7,9,10]+8[8] → 18

秋塚譲治:ドッジ
秋塚譲治:(3+3)dx+1>=25 <回避>
DoubleCross : (6R10+1[10]>=25) → 10[1,5,6,7,8,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

秋塚譲治:モー! 勝利の女神さえなければ素ドッジ行けたんだけどな!
阿形雪実:避けましょう!
阿形雪実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,2,7,10]+1[1]+1 → 12

阿形雪実:カーッ!7だったらイケたんだけどなーッ!カーッ!! よしこい!
虹咲奏:女神!女神!
梁田麗佳:どっちに振っても躱せるな…!
梁田麗佳:阿形さんに振る目もある
秋塚譲治:ここは私に貰えると助かります
秋塚譲治:なぜなら梁田さんはこのあとどっちみち、赤尾ちゃん達のエンゲージに行かないといけないから……!
梁田麗佳:オーライ!では秋塚さんに女神!達成値+15!
梁田麗佳:浸蝕119に!
秋塚譲治:ありがとう!ということで達成値31でドッジ成功!
GM:秋塚さんは回避しましたね。
GM:虹咲さんはガードかな?
虹咲奏:あっはい、《竜鱗》します
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:113->116)
虹咲奏:で、梁田さんカバーですね
虹咲奏:行動放棄カバー!
梁田麗佳:せんきゅー!
GM:OK.
GM:それじゃあ、梁田さんと阿形さんと虹咲さんにはこれがダメージ。1点でも通ったら引き寄せです。
梁田麗佳:これが連携プレイだ!
阿形雪実:被害を最小限に抑えられたぜ!やった!
GM:結局、虹咲さんと阿形さんだけか…やるぞっ
GM:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 8[2,1,5]+14 → 22

GM:ぜんぶ有効。
虹咲奏:カキーン…
虹咲奏:ダメージ0です。
梁田麗佳:かってーぜ!
阿形雪実:22!く、くそっボディアーマー買えてたら生きのこれはしたのに……死ぬ!
虹咲奏:惜しい…!
阿形雪実:ここでタイタスを切って復活しましょう。佐苗ちゃんのロイスをタイタスに、復活!
■戦場図
《大都早苗、ローディーズ・ドア》
《赤尾のジャーム2》
10m
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム1》
《阿形雪実》
10m
《虹咲奏》
《秋塚譲治、梁田麗佳》
GM:位置関係はこれ。虹咲さんはダメージをはじいたので引き寄せなし、
GM:阿形さんは復活。
GM:では、射出されたワイヤーは床を這うように伸びたが、あまり有効打にはならなかった。
阿形雪実:HPは肉体+10で11。ふふふ、キケン!!
梁田麗佳:「…!護れ!」
梁田麗佳:風を操り、忍び寄るワイヤーの射程から秋塚さんを外す!
梁田麗佳:そしてこちらはすぐ側の虹咲さんの翼の影へ!
秋塚譲治:「助かりましたよ! 第五支部長!」
秋塚譲治:風の後押し分、ワイヤーから高く飛び退いて攻撃から外れる!
虹咲奏:「大丈夫だ」「反らす!」
虹咲奏:ジャームへその翼の色彩で感覚を惑わす。
虹咲奏:そして、その翼で梁田さんを覆う!
梁田麗佳:位置関係と状況を見たとっさの判断だ
梁田麗佳:「気を抜くな!更に来る!」
大都佐苗:「んん……恐竜……違う。鳥のキュマイラ因子かな? さすがに硬い」
大都佐苗:ローディーズ・ドアを操作。ワイヤーを歪曲空間で経由させ、回避しにくい挙動を生む。
大都佐苗:「時間をかけるしかないか。時間はある。得意分野だ」
GM:次の手番は、梁田さんと秋塚さんで決めてね!
梁田麗佳:あ、そうか召喚酔い!
秋塚譲治:お先どうぞ!
梁田麗佳:いや
梁田麗佳:こっちは火力が貧弱なので
梁田麗佳:カバーが確定してる鎧腕を先に潰せる可能性がある秋塚さんに行ってほしい!
秋塚譲治:いや、僕はローディーズドア狙うつもりなので
梁田麗佳:ああー
梁田麗佳:じゃあそっちお願いします!普通に行こう
秋塚譲治:おっす
梁田麗佳:ではマイナーで接敵鎧腕のエンゲージに接敵、メジャーでコンセ+コンソパンチ!対象は赤尾!風は乗せない!
GM:こいっ!妨害とかはまったくない!
梁田麗佳:8dx7-3
DoubleCross : (8R10-3[7]) → 10[3,3,6,7,8,9,10,10]+10[1,2,5,7,7]+10[2,9]+1[1]-3 → 28

梁田麗佳:OKOK
■戦場図
《大都早苗、ローディーズ・ドア》
《赤尾のジャーム2》
10m
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム1》
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
GM:28!いちおうドッジ。
GM:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 8[1,2,4,6,6,6,7,8] → 8

GM:鎧腕がカバー!
梁田麗佳:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 17[10,6,1]+13 → 30

梁田麗佳:諸々有効!
GM:崩れずの群れ+球電の盾。
GM:12点防いで、さらに装甲でググッと減らす。
GM:1桁ダメージで抑えました。
阿形雪実:かたいー!
梁田麗佳:かってー!
梁田麗佳:「虹咲…後ろを任せるッ!」
虹咲奏:「……ああ!」
鎧腕のジャーム:『防禦 保護します』
阿形雪実:赤尾のワイヤー尾をくらって転がったあたしが立ち上がると、目の前には赤尾と鎧腕!
阿形雪実:「倒れた瞬間に空間を歪ませた……佐苗ちゃんか!」
阿形雪実:「いいじゃない……やるだけ足止めしてやるっての!」
梁田麗佳:キイ ン!!
梁田麗佳:片手のサーベルをもう一本の鍔で弾くように打ち出し、そのまま飛ばした剣に追随するように時間差攻撃!
梁田麗佳:ガガギン!!
梁田麗佳:「ち、やはり硬いな……だが気を逸らせれば十分だ」
梁田麗佳:旋風を足元に展開したアクロバティックな動きで、弾かれた剣をキャッチしながら阿形さんの前に着地!
阿形雪実:「支部長!」あかるい顔
梁田麗佳:「独りで戦わせはしない。立てるな?阿形」
阿形雪実:「もちろん!やれますっての!」みなぎる力!
大都佐苗:「さっきより硬いだろう? そこの素体は、彼よりも成功しているんだ」
GM:鎧と化した腕にいくらかの傷がつくが、まだ元気だ。
GM:手番は秋塚さんへ移ります。
秋塚譲治:はいよ!
秋塚譲治:「“ローディーズ・ドア”」
秋塚譲治:「そのドアを叩く者は救われる。悩める者の求めに応じ、その原因を拭い去る、奇跡の扉だったか?」
大都佐苗:「そう。まさに」
秋塚譲治:「なにが奇跡の扉だよ、俺から言わせれば――」
秋塚譲治:「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ、ってのが相応しい」
秋塚譲治:「ダンテの神曲だったか? さながら地獄の門だ。ここは」
大都佐苗:「ひどいな。みんなの絶望を取り去ることこそが、私の希望なのに」 右腕をかかげてみせる。
秋塚譲治:「悪魔はみんなそうやって囁くもんだ。希望を口にする」
秋塚譲治:「そしてその扉に絶望を覚えている奴がいる」 ローディーズ・ドアを指さして
秋塚譲治:マイナー:コンボ『ロック・クロック』
秋塚譲治:《ダークマター》《縮退機関》《白熱》
秋塚譲治:ダイス+4、+攻撃力[HP消費(最大LV*2)*2]+素手変更
秋塚譲治:HP6点消費、攻撃力+12
秋塚譲治:HP29→23
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:109->116)
秋塚譲治:メジャー:コンボ『クロック・リリース』
秋塚譲治:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《フレイムタン》判定直前に《紡ぎの魔眼》 対象はローディーズ・ドア
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+1した (侵蝕率:116->117)
GM:OK。支援などなければそのまま達成値を出してください。
秋塚譲治:(3+3+4+2)dx7+6 <白兵>
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[2,2,2,4,6,6,7,8,8,10,10,10]+10[1,2,7,7,9,10]+10[2,2,4,9]+10[8]+10[10]+10[9]+3[3]+6 → 69

秋塚譲治:はいよ!
GM:えええええー・・・・
GM:よ、よかろう……ちなみにローディーズ・ドアはこれからドッジをする!
GM:リフレックス+幸運の守護を使うが、棺はありますか?
阿形雪実:リフレックス……リフレックス!?
阿形雪実:69ならそうそう抜かれはしないと思うけど……
阿形雪実:よし、通します……!
GM:OK.
GM:がんばってくれ……!
GM:13dx7+3=>69
DoubleCross : (13R10+3[7]>=69) → 10[1,2,2,2,3,4,4,5,7,7,8,8,9]+10[1,5,6,6,9]+2[2]+3 → 25 → 失敗

GM:あがががが
虹咲奏:やった。
秋塚譲治:C値7か、怖かったなw
GM:さすがに秋塚さんが高すぎた…
GM:ダメージをください!
秋塚譲治:7d10+7+6-3+12 装甲値無視
DoubleCross : (7D10+7+6-3+12) → 49[5,7,1,10,9,8,9]+7+6-3+12 → 71

秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:117->124)
GM:粉々だよ! 大都さんの腕は!
秋塚譲治:「だから」 拳をそのまま握る。
秋塚譲治:あの扉が怖いと言う、成塚時恵を思う。
---
成塚時恵:「……彼女は私でいくつもの実験をしました。体の内側を外側にするような、そういう実験を」

成塚時恵:「……こういう、ドアの向こうで」 錆びたドアを見つめている。

成塚時恵:「何人もの同胞が、……私の同胞があのドアの向こうに行って」
成塚時恵:「そして帰ってきませんでした。生き残ったのは私だけです。だから……」
成塚時恵:「あのドアが怖い」
---
秋塚譲治:「そいつは、壊させてもらう」
秋塚譲治:いつの間にか奮ったのか、右腕は横薙ぎに振るわれたようになったおり。
秋塚譲治:“ローディーズ・ドア”は横殴りの衝撃とともに爆散する!
大都佐苗:「あ……!」 空間をゆがめ、攻撃を回避しようとするも、すでに遅い。
大都佐苗:肘から先、”鍵”ごと吹き飛ぶ。 「そんな……!」
秋塚譲治:「これでもう扉は使えない、逃げられやしないぜ。“ローディーズ・ドア”」
秋塚譲治:「ここで終わりだ」 最後のロイスを取得します。
秋塚譲治:-敵/“ローディーズ・ドア”大都佐苗/執着/憤懣:○/ロイス
GM:残り2つもあったさらなる絶望が使えなくなりました。
大都佐苗:「なんてことを! あれは、私の希望だったんだ!」
秋塚譲治:「あれはあいつの絶望だった。だから壊した」
大都佐苗:「どうかしてる……。死を克服する鍵を壊すなんて……」 首を振る。
梁田麗佳:「いいや、最初から『鍵』はこちらにあったということだ」
梁田麗佳:秋つ加算を一瞥し
梁田麗佳:「流れは変わった!勝つぞ!」
GM:だが、次は鎧腕のジャームだ。
鎧腕のジャーム:『冷却 完了』
鎧腕のジャーム:マイナーなし。
鎧腕のジャーム:コンセ(ブラックドッグ)+アームズリンク+雷光撃+爪剣+ジャイアントグロウス。阿形さんと梁田さんが対象ですが、
鎧腕のジャーム:妨害はありますか?
梁田麗佳:ないです!
虹咲奏:こちらは切り済み、なし…!
虹咲奏:すまない…耐えてくれ阿形!梁田!
阿形雪実:さっきの打ち合わせ通り、赤尾に備えて今回はナシで。支部長、ここは二人で耐えよう!
梁田麗佳:たえてやるぜー!
GM:OK.いきます!
鎧腕のジャーム:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[3,3,4,4,4,5,5,5,6,7,8,9,10,10]+10[2,8,9,9,10]+10[6,7,8,9]+10[7,10,10]+4[2,3,4]+2 → 46

GM:達成値46!リアクションどうぞ!
阿形雪実:ヒェッ
梁田麗佳:ぐげーー!ここで回しおるとは!
梁田麗佳:温存した風も焼け石に水か…賭けに負けたな…大人しく受けよう
梁田麗佳:回避!
梁田麗佳:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,6,7,10]+3[3] → 13

阿形雪実:この達成値はつらいのよさ……!避けましゅ!
阿形雪実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,6,7,9]+1 → 10

阿形雪実:グワーッ
GM:ヒットしたようですね!ダメージを出します
鎧腕のジャーム:7d10+41 すべて有効!
DoubleCross : (7D10+41) → 44[8,4,8,6,6,10,2]+41 → 85

GM:こいつのパンチ力は対虹咲さんを想定しているので凄いぞ!
GM:当たってないけど!
虹咲奏:なんてこった
梁田麗佳:殺意~~!
梁田麗佳:即死!秋塚さんのロイス昇華で復帰!
阿形雪実:対虹咲さん。死ぬ!ここは……ごめんな成塚さん、タイタス昇華で復活!
鎧腕のジャーム:『荒神。 発 撃』 火花をまとった巨大な腕をたたきつけてくる。
鎧腕のジャーム:原始的な攻撃だが、大質量と高速度!
虹咲奏:「阿形ッッ!!梁田ッ!」
虹咲奏:翼は先ほどの妨害で光を失っている。まだ、時間が足りない。
虹咲奏:阿形を護ると、約束したことを思う。キシ、と竜の牙が軋む。
鎧腕のジャーム:『排熱します』 床を砕いた両腕から、蒸気が噴出した。
梁田麗佳:「狼狽えるな!問題ない…!」
梁田麗佳:吹き飛ばされつつ、阿形さんを見やる
梁田麗佳:「立てるはずだ…私は、そう信じる。阿形!」
阿形雪実:「ああーっもう、可憐な女子にやることか……っ!」
阿形雪実:もうもうと噴出する蒸気の中から何とか立ち上る。空間歪曲による防御も追いつかない!
阿形雪実:「だい、じょうぶ……いける……!」ふらつきながらも立つ。しっかり支部長に目で応えるよ
虹咲奏:「………ああ。そうだな。阿形、もう少しだけ…耐えろ!」
GM:クリンナップを回って、第2ラウンドへ。

●第2ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
虹咲奏、大都早苗、赤尾のジャーム1、2:7
秋塚譲治、梁田麗佳、鎧腕のジャーム:5
■戦場図
《大都早苗》
《赤尾のジャーム2》
10m
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム1》
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
GM:第2ラウンド・セットアップ。何かある人!
阿形雪実:ないです!
秋塚譲治:なし!
梁田麗佳:なし!
梁田麗佳:限界突破!
梁田麗佳:風の使用回数+1!以上!
虹咲奏:はい!
虹咲奏:《ショウタイム》を、阿形さんたちのエンゲージの鎧腕へ。もう祭典はない!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:116->120)
GM:いまダイス何個マイナスです?
虹咲奏:-8!
梁田麗佳:つよいぜ!
GM:ウェェ…了解です
GM:赤尾のジャーム1は鮮血の奏者を鎧腕のジャームへ。 赤尾のジャーム2も鮮血の奏者を自分自身へ。
GM:1号は貧血状態……。
GM:鎧腕と大都さんはナシで以上。
GM:では、ファースト手番! 阿形さんです。
阿形雪実:はい!赤尾2号のカバーリングを見越して、普通に大都さんを撃つ(そしてカバーしてきた赤尾に当てる)のも考えましたが……
阿形雪実:やっぱ祭典が怖い。普通に赤尾2号を狙います。《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!
梁田麗佳:そこに風ブレスだ!
梁田麗佳:ダイス+6、達成値+12どうぞ!
GM:風ブレスめ…
GM:どうぞ!
阿形雪実:やった!振るぜ!
阿形雪実:18dx7+16
DoubleCross : (18R10+16[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,5,7,7,8,8,8]+10[1,3,5,9,10]+10[1,9]+10[10]+10[7]+6[6]+16 → 72

阿形雪実:72!やった!
虹咲奏:ヒャッフー!
秋塚譲治:よし!
梁田麗佳:勝算があるッ!!
梁田麗佳:(号泣)(回転)
GM:おかしいでしょ
GM:こんなもん回避できるかい!!! でもガードはもっと意味ないからドッジします!
GM:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[1,2,5,6,7,8,9,9] → 9

GM:死
GM:ダメージどうぞ
阿形雪実:侵蝕値の+3&支部長の支援+6個めちゃありがたい……いくぞー!
阿形雪実:8d10+31
DoubleCross : (8D10+31) → 34[2,2,9,2,5,7,4,3]+31 → 65

GM:ぐちゃぐちゃになって吹き飛びました。戦闘不能です。
阿形雪実:チイ+8個なのに低い!でも死んだ!やった!!
虹咲奏:やったー!
梁田麗佳:よっしゃー!
秋塚譲治:うむ!
GM:赤尾のジャームの回避は、決定的に間に合わない。
梁田麗佳:ヒュゥッ!!
梁田麗佳:風の壁でジャームを取り囲む!
阿形雪実:「う、ぐぐ……」立ち上がる。目がかすむ。支部長にはああ言ったものの、これは中々厳しいか
阿形雪実:自分の能力を制御してるスマホも、さっきの一撃でオシャカだ。ひしゃげて画面すら映らない
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:その肩にそっと手を乗せて
梁田麗佳:端末を持つ手に掌をよせる
梁田麗佳:「照準はお前が合わせろ。必ずやれる。」
梁田麗佳:支えながら、耳元で言う。
阿形雪実:「……」肩の手に気付く
梁田麗佳:視線合わせ、頷く。
阿形雪実:「は、はは……ありがと」いつの間にかこんなに近くで支えてくれていたのか。今の今まで判らなかった。でも、ありがたい
阿形雪実:眼に力がもどる。大都佐苗の傍らにたつ赤尾のジャームをただ、睨む!
阿形雪実:「ありがとね秋塚さん!隙が、出来た!」
阿形雪実:瞬間、巨大な漆黒の虚が発生する!瞬く間に呑み込まれる赤尾!
阿形雪実:こっちのHPも減る!赤尾を倒せたなら、行動は終わりです!
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

GM:赤尾は粉々になって死亡!撃破!
阿形雪実:「やった……へへ、どーよ……」支部長に支えられ、小さくガッツポーズ
梁田麗佳:「よくやった。それでいい!」
梁田麗佳:ぎゅっと肩を抱いて、笑いかける。
秋塚譲治:「ナイスガッツだ、阿形ちゃん」
虹咲奏:そんな二人を見て、かすかに笑う。
大都佐苗:「すごいな……さすがだね、雪実くん。ぐしゃぐしゃになってしまったよ……」
GM:大都さんの手番。
阿形雪実:「へへ、あんたが一生懸命研究してたことなんて、あたし……いや」」
阿形雪実:「あたしらにかかればこんなもんだっての……!」
大都佐苗:「そうだね、本当にすごい。きみがいればもっと研究は進むと思う」
梁田麗佳:「打つ手はないはずだ。改めて警告する。投降しろ」
梁田麗佳:ジャームに対して勧告は無意味だとしても、一縷の望みを賭けて訴えかける。
GM:1d4 ターゲッティング
DoubleCross : (1D4) → 3

GM:狙いは秋塚さん。
大都佐苗:「さて、それは……」 メジャーでコンセ+空間歪曲射撃+コントロールソート+確定予測+崩壊の一点。
GM:妨害などありますか!
虹咲奏:んん……今はなしかな
梁田麗佳:なす!
阿形雪実:うす!(見る!)
GM:では振りマス!
大都佐苗:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[3,4,4,4,4,5,6,6,8,8]+10[2,10]+10[7]+3[3] → 33

GM:秋塚さんは対処どうぞ!
秋塚譲治:ではドッジ
秋塚譲治:(3+3)dx+1>=33 <回避>
DoubleCross : (6R10+1[10]>=33) → 7[1,3,4,5,5,7]+1 → 8 → 失敗

秋塚譲治:だめ! 命中!
梁田麗佳:ぐあー!
GM:カバーはどうだい!
虹咲奏:カバーいりますか!
秋塚譲治:んー、では貰えるとたすかります!
虹咲奏:OK、では秋塚さんを行動放棄カバー!
大都佐苗:4d10+10 諸々有効、ガード値のみマイナス5、1点でもダメージが通れば装備中の防具破壊。
DoubleCross : (4D10+10) → 22[4,4,7,7]+10 → 32

虹咲奏:リアクティブアーマーを起動します。
虹咲奏:32-2d10
DoubleCross : (32-2D10) → 32-19[10,9] → 13

GM:す、すごいなこのリアクティブアーマー!?
GM:なにこれ!?
虹咲奏:惜しい…着ぐるみで12減らして、1通ります。
虹咲奏:惜しいも何も出目すごいじゃん
秋塚譲治:すごい
虹咲奏:で、着ぐるみ破壊!リアクティブアーマーもなくなる!
虹咲奏:虹咲奏のHPを-1した(HP:20->19)
大都佐苗:「どうも戦闘行為は苦手でね」 巨大な砲塔のトリガーを、体全体で引く。
大都佐苗:「武器の威力に――頼るしかない!」 砲弾のような銃撃が、秋塚さんを狙った。
秋塚譲治:「っと、こいつは――」 避けられない!
虹咲奏:そこを、翼が覆う。
虹咲奏:「この翼が届く限り」
虹咲奏:「攻撃は通らないものと思え」
虹咲奏:羽根が、一枚落ちる。ただ、それだけ。
秋塚譲治:「頼りになりますよ、本当にっ!」
虹咲奏:「守るさ……力の限り、な」
大都佐苗:「はは。本当に、なるほど、すごいんだね」
大都佐苗:「耐久性は重要だ。うん。参考になる」
虹咲奏:「……参考、ね。まだ続けるつもりなのか」
大都佐苗:「もちろん。私から見ると、きみたちは、そうだね」
大都佐苗:「死期が間近に迫っているのに、手をこまねいている病人だよ。誰かが治療してあげなければね」
虹咲奏:「お前こそ、病人だ」
虹咲奏:大都さんにロイス。研究者/大都佐苗/感服/憐憫:○/ロイス
GM:虹咲さんはこれで手番を使ったので、次は赤尾1号の手番になる。
GM:赤尾1号……もう祭典も残っておらず悲しい。
GM:マイナーなし。
GM:1d4 ターゲッティング。
DoubleCross : (1D4) → 1

GM:阿形さんを狙うゾ。
阿形雪実:ウワーッ
GM:メジャーでコンセ(エグザイル)+オールレンジですが、妨害は?
阿形雪実:赤尾(2号)のためにとっておいた棺、では鎧腕のために様子を見ましょう!勿論支部長が倒してしまえば、それに越したことはない!
虹咲奏:ダイス-7だと心許ないな…
梁田麗佳:いや、我らが力を合わせれば
梁田麗佳:ダイスー7にこっちは固定値+15だ!
梁田麗佳:望みはあろうというもの
虹咲奏:鎧腕がショウタイムかかってるので、そっちに咆哮してもいいかなと思ったんですが、
虹咲奏:でもこっちで行けそうなら、やる!
梁田麗佳:お願いします!
虹咲奏:《魔獣の咆哮》、ダイス-7!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2した(侵蝕率:120->122)
GM:減りました!
GM:7dx7+2 狙いは阿形さん!
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 10[2,5,6,6,7,7,10]+6[4,5,6]+2 → 18

GM:ううむ、これは勝利の女神案件!
GM:達成値36!
虹咲奏:やはりくるか
梁田麗佳:ヨシ!
阿形雪実:18に抑えた!さすが魔獣の咆哮だぜ!でも来るよな勝利の女神!
阿形雪実:回避にチャレンジ!
阿形雪実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,4,8,9]+1 → 10

阿形雪実:ウグッ
虹咲奏:しかたない…
梁田麗佳:にゃーう!
秋塚譲治:しょうがない!
梁田麗佳:咆哮で女神を切らせただけでも実際美味しい
秋塚譲治:大きいですよ
GM:ダメージ!
GM:4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 16[4,1,5,6]+14 → 30

GM:はいや!
虹咲奏:赤尾が動くのに合わせて、翼を振るう。
虹咲奏:色彩に光が乗る。感覚を狂わす光が。
GM:赤尾のジャームが尻尾を震わせる。光によって射線は定まらないが、
GM:それでも歪曲された空間を伝い、阿形さんにその先端が殺到する。
虹咲奏:「これを……凌ぐか!」
大都佐苗:「……”鍵”はもうない。困ったな。これが精いっぱいだよ」
大都佐苗:空間を支配する力は明らかに弱まっている。もう増援も呼べないだろう。
虹咲奏:「阿形……!」
阿形雪実:「ぐ、ぐ……」一瞬、虹咲支部長に視線だけを切り、目で応える
阿形雪実:『だいじょぶだいじょぶ、これくらい、大したことないって』
虹咲奏:「……ああ」
虹咲奏:(梁田の心配性が移ったか)
虹咲奏:(そうだ、皆、やれる)
阿形雪実:タイタスは……支部長のどちらかしかない!こんな演出でなのにゴメンなんですけど、虹咲支部長のロイスで復活します!!
阿形雪実:尻尾で吹っ飛ぶ!けど、無事!
GM:そのまま手番は梁田さんOR秋塚さんです!
秋塚譲治:じゃあ、先に動きますね
梁田麗佳:どぞ!
秋塚譲治:マイナー:コンボ『ロック・クロック』
秋塚譲治:《ダークマター》《縮退機関》
秋塚譲治:ダイス+4、+攻撃力[HP消費(最大LV*2)*2]
GM:HPをさらに削る!
秋塚譲治:体内の時間を加速させることで、肉体の運動量も増大させる。
秋塚譲治:当然、自身の肉体にかかる負荷も大きいが――オーヴァードならば支障はない。
秋塚譲治:HP6点消費、HP23→17
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+4した (侵蝕率:124->128)
秋塚譲治:メジャー:コンボ『クロック・リリース』
秋塚譲治:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《フレイムタン》判定直前に《紡ぎの魔眼》 対象は鎧腕のジャーム
梁田麗佳:そこにリーダーシップ&風ブレスもどうぞ、ダイス+11、C-1、固定値+12!
秋塚譲治:ではありがたく受け取ります! いくぞ!
秋塚譲治:(3+3+4+2+6+5)dx6+6+12 <白兵>
DoubleCross : (23R10+6+12[6]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,3,4,5,6,7,8,9,9,9,9]+10[2,2,4,4,6,8,10]+10[4,6,8]+10[4,9]+4[4]+18 → 72

阿形雪実:ウワッ
虹咲奏:72!
梁田麗佳:勝算があるッ!
梁田麗佳:ヨビサマッセートッキヲーコーエーワーレラーヲー
GM:ガード!球電の盾! ダメージください!
秋塚譲治:8d10+7+6-3+12 装甲値無視
DoubleCross : (8D10+7+6-3+12) → 43[2,4,8,9,1,9,9,1]+7+6-3+12 → 65

秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:129->136)
GM:ゲローッ。吹き飛びました。戦闘不能になるダメージです。
梁田麗佳:「3……2……1……」
梁田麗佳:鎧腕と間合いを測りつつ、呟く。
梁田麗佳:「ここだッ!……秋塚!!」
梁田麗佳:バキャッ!!声とともに、鎧腕ジャームの装甲がひとりでに砕ける!
梁田麗佳:さっきの一撃、既に衝撃だけを刻みつけていた。遅効性の援護攻撃。
GM:存分に破壊してください…
秋塚譲治:自身の時間を加速させるということは、周囲の時間が遅くなるということ。
秋塚譲治:第五支部長のタイミングに合わせることは当然、難しいことではない!
秋塚譲治:地面を強く踏みしめる衝撃とともに、拳を装甲が砕けた部位に向かって奮う。
秋塚譲治:衝撃が、そしてジャームの体内にさらなるエネルギーが流れ込み、
秋塚譲治:遠当てのように、ジャームとの距離は離れている。しかし、その拳はジャームに確かに接触していた。
GM:鎧の装甲が砕ける。露出した銅線とチューブの束を、衝撃が破壊していく。
秋塚譲治:拳を時計回りで外側に捻り込む、爆発を加速させ、その痛みを一瞬にも満たぬ時間に加速させる。
秋塚譲治:「悪いな、不甲斐ない大人で。せめて痛みはないように葬ってやる」
秋塚譲治:ジャームを内側から――即死させる!
鎧腕のジャーム:『ヂ』 『……』
梁田麗佳:「……!」
梁田麗佳:気付いた時には、終わっている
GM:秋塚さんの一撃は確かに入った。内部から粉々に破壊した。だが――
大都佐苗:古代種エフェクト、リザレクションを使用します。
阿形雪実:なにーっ!
梁田麗佳:この野郎~~~!!!
虹咲奏:な、なんですって
秋塚譲治:そりゃあ、ねw
大都佐苗:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19

GM:あっ! 思ったよりでかい!
秋塚譲治:だからって最大値に近い数字出すのは止めてよ!
虹咲奏:出目が高い!
梁田麗佳:元気に生き返りやがって!
阿形雪実:この野郎ーっ!
GM:さ、さすが…不死研究者!
秋塚譲治:「――チッ!!」 接触しているからこそ、確かに仕留めたからこそ真っ先に気づく
大都佐苗:「……まだだ」
大都佐苗:「動けるだろう? そういう風に作ったはずだ……!」
秋塚譲治:「“ローディーズ・ドア”、いいかげんにしろよお前……ッ!!」
GM:鎧腕のジャームは、砕けた破片がより集めって再生していく。ナノテクノロジーの一種だ。
GM:一瞬、露出した”脳”にあたる核を破壊する必要があるだろう。
大都佐苗:「いいね。死を乗り越えろ。……生きるんだ」
虹咲奏:ギシイィ。歯軋りの音が響く。
虹咲奏:「そうやって……貴様らは……!」
秋塚譲治:「第五支部長、タイミングは完璧でした。――だけど相手のほうが悪辣だった」
梁田麗佳:「十分な仕事だった。その上を行くというなら……こちらも覚悟を決めてかかるだけだ!」
GM:というわけで、手番は梁田さんへ。
秋塚譲治:一回待機するのもありだと思いますよ
秋塚譲治:ここで倒しきれないと判断するなら、鉄鎧のジャームの範囲攻撃から阿形ちゃんかばってもいいかなとは思います
梁田麗佳:あー!
梁田麗佳:棺が温存できる
阿形雪実:ああーっなるほど、そういうのもあるのか!
梁田麗佳:面白いですね!やってみましょう
秋塚譲治:当然、時の棺もあるのでこのまま自分の爆発力にかけるのもOK
梁田麗佳:やりたいのでカバー案で行きますw
梁田麗佳:待機で!
GM:よ、よかろう……!
GM:鎧腕くんに花道をくれるというのだな!やってやる!
鎧腕のジャーム:マイナーなし。
虹咲奏:ダイス-8、お忘れなくね……
梁田麗佳:躱してしまうかもなあ!!
鎧腕のジャーム:ウオオオーーーッ苦しい!
鎧腕のジャーム:苦しいがやらねば!
鎧腕のジャーム:メジャーでコンセ(ブラックドッグ)+アームズリンク+雷光撃+爪剣+ジャイアントグロウス! 対象は梁田さん・阿形さん!
鎧腕のジャーム:6dx7+2
DoubleCross : (6R10+2[7]) → 10[3,4,8,9,10,10]+10[5,6,9,10]+10[2,9]+6[6]+2 → 38

虹咲奏:回すよなあ
梁田麗佳
なそ
にん

GM:や、やった! 運命に勝った!
GM:対処してください!
梁田麗佳:とりあえず阿形さん回避どうぞ!
梁田麗佳:失敗したら行動破棄カバーします!
阿形雪実:よし、避けます!
阿形雪実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,6,7,9]+1 → 10

阿形雪実:ダメだーっ
梁田麗佳:よっしゃあ!
梁田麗佳:行動破棄カバー!だ!
GM:ダメージ出します。
鎧腕のジャーム:6d10+41 すべて有効!
DoubleCross : (6D10+41) → 25[1,4,4,7,1,8]+41 → 66

阿形雪実:固定値が、やばい
梁田麗佳:ふふふ死ぬに決まっておろう
梁田麗佳:虹咲さんのロイス切って蘇生!
虹咲奏:ヨシ!
虹咲奏:鎧腕には、もう仕掛けていた。
虹咲奏:光による感覚誘導。こちらを狙わなければ、精度は著しく落ちる。
虹咲奏:――だが。
鎧腕のジャーム:『発 撃』 腕を振り回す。たたきつけるのではなく、振り回す軌道。周囲をまとめて薙ぎ払う。
阿形雪実:「はぁ、はぁ……まだ、いける……こいっ……」眼に光を灯したまま、呟いている。
阿形雪実:過度の集中状態だ。自分が自分の制御を外れつつある――!
梁田麗佳:「…!風よ!」
梁田麗佳:瞬時に判断し、逆回転の旋風をぶつける、微かに攻撃の勢いを殺し
梁田麗佳:そのまま転がり込むように、阿形さんを拾い上げる!
梁田麗佳:「ぐぅううう!!」
鎧腕のジャーム:火花を散らす両腕は、阿形さんをかばった梁田さんに叩き込まれた。
虹咲奏:「く……!出鱈目な奴め………!」
秋塚譲治:「第五支部長! 阿形ちゃん!」
梁田麗佳:「がは……!」
梁田麗佳:辛うじて剣の防御は間に合ったが、サーベルの刃が折れ
梁田麗佳:肩の関節が砕けて、腕をだらりと降ろす。
阿形雪実:拾い上げられたまま、ごろごろと転がる!
阿形雪実:「あっ、痛……っ」我に返った
梁田麗佳:「阿形……無事だな?」
梁田麗佳:額から血を流しつつ、腕の中の阿形さんへ
阿形雪実:「……支部長?ちょ、支部長大丈夫!?」
梁田麗佳:「ああ、大丈夫だ」
阿形雪実:「だ、大丈夫なワケ……!」無茶をさせてしまった。何をしているのだ自分は――!
梁田麗佳:「そんな顔をするな」
梁田麗佳:「さっき、虹咲と話して分かった事がある」
梁田麗佳:血を拭いながらも穏やかな表情だ。
梁田麗佳:「これが私のやり方なんだ。きっとお前たちが居てくれた方が、私は強い」
梁田麗佳:折れたサーベルで、ひゅっと空を切る。
梁田麗佳:「……恐れるからこそ、力になる」
梁田麗佳:「さあ、阿形雪実。お前のやり方で決着を付けろ!」
梁田麗佳:トンと掌で背中を押して、並び立つ!
阿形雪実:「う、うう……」うめく。本当に、本当にあたしは護られてばかりだ。だが、だから――
阿形雪実:「はい!」この支部長のために、この人に報いなくては。背中を押されて、立つ!
虹咲奏:「梁田。阿形。……すまん。あと少し、頼む!」
虹咲奏:「可能な限り……引きつけてやる……!」

●第3ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
虹咲奏:8
虹咲奏、大都早苗、赤尾のジャーム1:7
秋塚譲治、梁田麗佳、鎧腕のジャーム:5
■戦場図
《大都早苗》
10m
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム1》
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
GM:では、クリンナップを挟んで、3ランド目のセットアップ。
梁田麗佳:限界突破!
梁田麗佳:は、球切れだ!
梁田麗佳:なし!
秋塚譲治:ないよ!
阿形雪実:ないですよ!
虹咲奏:《ショウタイム》を大都さんに!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:122->126)
虹咲奏:虹咲さん含まなければダイス-8だよ!
GM:こちらも赤尾が……大都さんに鮮血の奏者!
GM:やばいくらい貧血
虹咲奏:たいへん
GM:あとはなし!
■戦場図
《大都早苗》
10m
《鎧腕のジャーム、赤尾のジャーム1》
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
GM:というわけで、初手は阿形さんどうぞ!
阿形雪実:オッス!
阿形雪実:《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!狙いは佐苗ちゃん!!
GM:こいっ
阿形雪実:振ろうと思うでゲス!
阿形雪実:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,3,5,6,6,7,9,10,10]+10[5,6,8,10]+10[3,10]+10[8]+5[5]+4 → 49

阿形雪実:49!
梁田麗佳:よし!
梁田麗佳:女神も載せよう!
梁田麗佳:ダメージが増えるぜ!+15!
阿形雪実:やったー!
大都佐苗:ドッジ!
大都佐苗:4dx=>64
DoubleCross : (4R10[10]>=64) → 10[1,2,7,10]+4[4] → 14 → 失敗

GM:危
GM:ダメージください!
阿形雪実:了解!
阿形雪実:15増えて64!なので
阿形雪実:7d10+31
DoubleCross : (7D10+31) → 39[6,7,9,9,3,1,4]+31 → 70

阿形雪実:ヒェッ。装甲無視です
梁田麗佳:ひゅーーー!
虹咲奏:これはすごいぜ
GM:たわらば!だが、これこそ不死者・最後の切り札…イモータルライフ!
GM:回生
大都佐苗:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[3,7] → 10

GM:阿形さんの猛攻を受けながら、10点のHPを残す。
梁田麗佳:こいつがーーー!!
阿形雪実:大分追い詰めたけど……このーっ
虹咲奏:やりよる…
阿形雪実:もう手には何もない、自分の力すら、本来この状況では制御できるか知れたものではない。だが――!
阿形雪実:「佐苗ちゃん、この状況、戦争のころのお婆ちゃんでも、ワカルよね」
阿形雪実:「決闘ってヤツよ」
大都佐苗:「ああ」
大都佐苗:「いいね。やってごらん!」
阿形雪実:掌に、虚。
阿形雪実:時間と空間のはざまに存在し、本来三次元上では計測すら不可能なこの現象に干渉して空間をねじ曲げるのが、自分の能力だ
阿形雪実:まったく、今回の任務、まさに自分が適任だったということじゃないか。おあつらえ向きすぎてイヤになる――!
阿形雪実:一瞬の静寂の後、既にもう終わっている。投擲後のアンダースローのフォーム。既に大都佐苗の胸には風穴が開いている!
大都佐苗:「ん」
大都佐苗:自分の胸を見下ろして、苦笑いする。
大都佐苗:「そうか」
大都佐苗:「私は遅すぎるね。ただ……これでも、そう」 胸に空いた穴に構わず、一歩を踏み出す。
大都佐苗:「まだ動ける。そういう風にできている」
阿形雪実:「げ。こっの……ああ、でも……あとは任せる――!」
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

阿形雪実:グワーッ。以上です!
GM:大都早苗の手番。
GM:ターゲットは虹咲さんにするしかない!
虹咲奏:カモン!
GM:メジャーでコンセ+空間歪曲射撃+コントロールソート。妨害ありますか!
虹咲奏:なし!
阿形雪実:虹咲さんなら……装甲を信じて任せる!
GM:いくゾイ!
大都佐苗:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,6,7,8,9]+6[4,4,6] → 16

GM:勝利の女神を使うします…。
GM:達成値34です。
虹咲奏:WAO
虹咲奏:《竜鱗》しまーす
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:126->129)
GM:OK!勝負だ!フェイタルヒットを使用。
大都佐苗:7d10+22 すべて有効。ガード値のみマイナス5.
DoubleCross : (7D10+22) → 36[1,10,4,10,2,2,7]+22 → 58

GM:赤尾ちゃんの鮮血奏者が効いてる
虹咲奏:竜鱗50。衝撃相殺15。
虹咲奏:しめて65。
虹咲奏:つまり、無傷です。
阿形雪実:うおおー竜鱗の装甲値が入ってくるぞい!相殺完了――!!
梁田麗佳:強いぞい!
GM:完全に弾かれました!
大都佐苗:「……これも」 砲塔を虹咲さんに向け、発砲。
大都佐苗:「きみの力か」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「……起源種。確かに、役には立っている」
虹咲奏:「だが、私はもう――」
虹咲奏:「あの日、死んだ」
虹咲奏:不死を謳う研究者を、見る。
GM:手番はそのまま虹咲さんへ。
虹咲奏:どうするかな…
秋塚譲治:待機で良いと思いますよ
虹咲奏:そうですね、待機しましょう。
GM:OK.
GM:手番はそのまま赤尾のジャームへ。こいつもどうしようかな……
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

GM:梁田さんだ。
梁田麗佳:ぐあー!
阿形雪実:支部長ー!
GM:マイナーなし。コンセ(エグザイル)+オールレンジ。
GM:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[1,3,3,3,5,5,6,8,9,10,10,10,10,10]+10[1,2,3,4,4,9,10]+6[3,6]+2 → 28

虹咲奏:あ、
虹咲奏:遅かった!
梁田麗佳:オート妨害!
梁田麗佳:ワンチャン回避がある…
GM:あ、そうだ!
GM:妨害聞き漏れてました。
GM:妨害ありますか!
虹咲奏:《魔獣の咆哮》を入れます。
虹咲奏:-7!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2した(侵蝕率:129->131)
梁田麗佳:これで伸びたりしないよね…?
虹咲奏:伸びないといいな…
GM:はい!
GM:7個だけか…振ります!
GM:7dx7+2
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 10[5,6,7,7,7,8,9]+10[1,3,8,8,10]+10[4,9,9]+6[2,6]+2 → 38

梁田麗佳:wwwww
梁田麗佳:ほら!ほらー!!
虹咲奏:wwwwwwww
秋塚譲治:そうなるだろうなって思ってたよw
GM:これ本当によくある現象ですよね
梁田麗佳:回避!
梁田麗佳:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[4,5,7,9] → 9

梁田麗佳:無駄ァ!!
GM:ダメージ。
GM:4d10+14 すべて有効
DoubleCross : (4D10+14) → 27[3,9,8,7]+14 → 41

GM:このむやみやたらと高い殺意よ
梁田麗佳:おにょにょー!
梁田麗佳:ケイヴマン氏のロイスを昇華し復帰!残り3つ!
GM:ばっ、と尻尾が開き、梁田さんを打ち付ける。
梁田麗佳:「……ッ!」
梁田麗佳:長くは持たない。それでも。
梁田麗佳:「部下より先に、倒れられるか!!」
梁田麗佳:脚を踏ん張り、尾の攻撃を弾き続ける!
GM:ダメージを食らいながらも、秋塚さんと梁田さんは次の手番を決めて行動どうぞ!
梁田麗佳:秋塚さん、鎧任せていいですか!
梁田麗佳:赤尾はこっちで討ち取る!
秋塚譲治:いいですよ、でもちょっと確認。
秋塚譲治:この戦闘って全エネミーの撃破が終了条件ってことで大丈夫でしょうか?
GM:そうです!
秋塚譲治:ありがとうございます! では行動しまーす!
秋塚譲治:マイナー:コンボ『ロック・クロック』
秋塚譲治:《ダークマター》《縮退機関》
秋塚譲治:ダイス+4、+攻撃力[HP消費(最大LV*2)*2]+素手変更
秋塚譲治:HP6点消費、攻撃力+12 HP17→11
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+4した (侵蝕率:136->140)
秋塚譲治:メジャー:コンボ『クロック・リリース』
秋塚譲治:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《フレイムタン》判定直前に《紡ぎの魔眼》 対象は鎧腕のジャーム
GM:こいっ
秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+1した (侵蝕率:140->141)
秋塚譲治:侵蝕値130超えたのでさらにボーナスで+1! いくぞ!
秋塚譲治:(3+4+4+2)dx7+6 <白兵>
DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,5,5,7,7,8,8,8,9,10]+10[3,4,6,6,8,8,9]+6[3,3,6]+6 → 32

GM:球電の盾によるガード。ダメージをください!
秋塚譲治:4d10+7+6-3+12 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+7+6-3+12) → 18[3,8,4,3]+7+6-3+12 → 40

秋塚譲治:秋塚譲治の侵蝕率を+7した (侵蝕率:141->148)
GM:耐えられない。今度こそ吹き飛びます。
■戦場図
《大都早苗》
10m
《赤尾のジャーム1》
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
秋塚譲治:「一撃で終わらせられなくて、すまない」
秋塚譲治:「だけど今度こそ本当に終わりだ」
秋塚譲治:先ほどと同じ部位に拳を打ち込む、膨大な衝撃と送り込む力がジャームの時間を早回しにする――ッ!
鎧腕のジャーム:『防――御――』 遠距離からの攻撃に対し、電磁障壁を展開しようとする。
鎧腕のジャーム:が、それは秋塚さんの攻撃に対し、あまりにも相性が悪い。
秋塚譲治:「いくらでも恨んでくれ、助けられなかった大人を」
秋塚譲治:また同じように拳を時計回しに捻る、そしてそのままジャームの生命活動を終わらせる。
GM:秋塚さんの一撃は内部の核ごと正確に破壊し、鎧腕のジャームを不可逆に吹き飛ばした。
GM:連続して、梁田さんにも手番が回る。
GM:盛大にどうぞ!
梁田麗佳:OK!
梁田麗佳:マイナーなし!メジャーでコンセ+コンソ+風ブレス!
梁田麗佳:対象は勿論赤尾!
GM:風ブレスを許せない思いが止まらない…
梁田麗佳:15dx7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,7,7,7,7,7,8,8,10]+10[2,3,4,5,6,6,8,9]+6[1,6]+9 → 35

GM:回避チャレンジ
GM:8dx=>35
DoubleCross : (8R10[10]>=35) → 9[1,2,3,4,7,8,8,9] → 9 → 失敗

GM:ダメージください…
梁田麗佳:4d10+13
DoubleCross : (4D10+13) → 29[8,10,6,5]+13 → 42

梁田麗佳:出目ヨシ!
GM:貧血の赤尾1号に耐えられるはずがなかった。血をまき散らして吹き飛びます。
阿形雪実:貧血
■戦場図
《大都早苗》
10m
《阿形雪実、梁田麗佳》
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
梁田麗佳:ガキッ ガッ
梁田麗佳:折れたサーベルを握る腕に力を込め
梁田麗佳:ワイヤーのように食い込む尾を、少しずつ巻き付けている。
梁田麗佳:「今度引き寄せられるのは……お前だ!」
梁田麗佳:ぐいっ!!
梁田麗佳:折れたサーベルを絡ませてジャームを引き寄せていく。
GM:赤尾のジャームはあまりにも軽い。血を失いすぎている。
梁田麗佳:その眉間に刃の無事なサーベルを、叩き込む!!
梁田麗佳:どすっ!
梁田麗佳:「二振りで扱っているのは、伊達じゃない」
GM:殻の内側――やわらかい部分まで斬撃が通った。
GM:血飛沫が爆ぜて、両断された殻が落下する。
梁田麗佳:切り払い、膝を付く。
梁田麗佳:まだ倒れるわけにはいかない。視線の先。
梁田麗佳:あの娘の戦いを、見届けるまでは。
梁田麗佳:阿形さん、そして対峙する大都を見据える。
阿形雪実:「……」立って、佐苗を見据える。そう、決着が近い
大都佐苗:「……まいったな」
大都佐苗:「詰みが近いか」 片腕はない。胸に風穴があいている。
大都佐苗:「だが、決して……あきらめることは……」
GM:待機していた虹咲さんの手番です。
GM:何か行動しますか? 虹咲パンチを炸裂させるなど。
虹咲奏:じゃあ、マイナーで歩いて阿形さんたちのエンゲージに行きます。
虹咲奏:虹咲パンチするには遠いんだよなあ
虹咲奏:で、折角なので《七色の直感》で大都さんを見ましょう。
GM:虹咲さんにわかるのは、強い確信だけだ。
GM:あるいは、患者を診る医者のような。
虹咲奏:「………信仰にも近いな。お前の思いは」
大都佐苗:「『もうすぐ死んでしまう』存在を前に、できることをやっているだけさ」
大都佐苗:「50年か……100年後か……。その前に……」
虹咲奏:「ああ。お前は本気だ。本気でそう思っている。信じている」
虹咲奏:「だが、お前の方法で不死を得られることはない。たとえ、『それ』が動き続けたとしても」
虹咲奏:「もう、『それ』は死んでいる」
大都佐苗:「見解の相違だ」 苦笑いをする。 「決して交わることはないだろう」
虹咲奏:「その通りだ」
虹咲奏:「……だから、我々はお前を制圧するしかない」
虹咲奏:以上!
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:最初から出ている答えを、何故確かめるのか。
梁田麗佳:ジャームとの対話に意味はない。その価値観は隔絶されている。
梁田麗佳:「それでも……か」
梁田麗佳:「優しいやつだ」
梁田麗佳:小さく呟く。

●第4ラウンド

▼行動値
阿形雪実:21
虹咲奏:8
大都早苗:7
秋塚譲治、梁田麗佳:5
■戦場図
《大都早苗》
10m
《阿形雪実、梁田麗佳》<
10m
《虹咲奏、秋塚譲治》
GM:では、クリンナップ&セットアップ。4ラウンド目。
GM:何かやる人はいますか? こちらはもう何もない!
阿形雪実:ないです!
秋塚譲治:ないよ!
梁田麗佳:セットアップクリンナップはなし!
虹咲奏:一応《ショウタイム》撃っておきます。
虹咲奏:万一に備えて!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:131->135)
GM:撃たれます!
GM:OK.
GM:では阿形さんの手番だ。
阿形雪実:撃ちます!《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》、佐苗ちゃんに
梁田麗佳:うおおおお!!
梁田麗佳:風ブレス!どうぞ!
GM:風ブレスほんと邪悪だぜ!
梁田麗佳:ダイス+6、そして達成値+12!
阿形雪実:やったー!ありがとうございます!だ、大丈夫?でもうれしい!
阿形雪実:振るぜよ!
阿形雪実:16dx7+16
DoubleCross : (16R10+16[7]) → 10[2,2,2,2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,4,5,7]+2[2]+16 → 38

GM:こいっ
GM:回避の……力を信じて!
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,2,3,8] → 8

GM:はい……。
GM:ダメージをください…。
阿形雪実:4d10+31
DoubleCross : (4D10+31) → 36[10,10,8,8]+31 → 67

虹咲奏:すごい
阿形雪実:ウワッ。そ、装甲無視です
GM:死
GM:殺意が高いよぉ……。戦闘不能です!
GM:回生はもうない!
梁田麗佳:やったーーー!!
梁田麗佳:卑怯とは言うまいな
GM:ではとどめを刺してください!
阿形雪実:やったー!HPは3なので、高確率でバックドラフトによりあたしは死ぬ!でもその前に!
阿形雪実:「……ふぅー」呼吸を整え、体勢を持ち直し、大都佐苗へと歩いて行く
阿形雪実:「ダメだなあ、たくさん、色々言ってやりたいことがあったはずなんだけど」
阿形雪実:「いざこうなってみると、ちょっと何も言えないもんね」ぐるぐると、手に暗黒の虚がうずまく
大都佐苗:「ここまで、なのかな」
阿形雪実:「ここまで、じゃないよ。最初から行き詰ってたんじゃん?」
阿形雪実:「少なくとも、うん、あたしはこれがどこかに通じるものだとは思えないよ」
大都佐苗:「厳しい意見だね」
大都佐苗:「でも……本当なんだ。本当に、きみみたいな人に、みんなに、死んでほしくないんだよ」
阿形雪実:「それはありがと。でも……それは他の方法で見つけて欲しかったかな」
阿形雪実:佐苗の眼前に立つ。その顔には何の表情も窺い知れないが
阿形雪実:少しだけ、寂しそうだ
阿形雪実:「まぁね。実際こんなフウにされちゃった人を見るとね。」
阿形雪実:「あたしはその人らがその『何か』のために今日まで生きてきたなんて思いたくないのよ」
大都佐苗:「残念だな」 苦笑いする。
大都佐苗:「すれ違っているのかな。いつも。……きみと友達になりたかったよ」
阿形雪実:「面会にはいかないよ。あたしは怒ってるからね、友達になんてなってやらない。」
阿形雪実:「UGNのコンジョー曲がってるオトナらに、こってり絞られな」
阿形雪実:ばちん。指を鳴らす。佐苗の脳内だけを揺さぶって、昏倒させよう
GM:それが合図だったかのように、大都早苗は崩れ落ちる。
阿形雪実:「……ここで面会に行かないとかいっちゃうのが、あたしの甘い所かなあ。黙ってゼッコーすりゃいいのに……」
阿形雪実:崩れる佐苗ちゃんを受け止めて
GM:倒れて動かない。不死の古代種といえど、肉体が損壊しすぎた。完全に破壊するならば今だろう。
秋塚譲治:“ローディーズ・ドア”が崩れ落ちる。それを見てもなお戦闘態勢を維持し、
秋塚譲治:体にのこった暴力を解放しようとする。
秋塚譲治:“クロックワークス”にとっては距離は意味をなさず、障害もまた意味はない。
秋塚譲治:(悪いな、阿形ちゃん。その優しさは美徳だ、だが)
秋塚譲治:(ジャームにとっちゃ、つけ入るスキにほかならない。それに――)
秋塚譲治:そして、拳を奮おうとする――
阿形雪実:疲労困憊だ。近寄るジョーさんにはまだ気付けない――
GM:大津佐苗まで10歩。5歩。3歩――
成塚時恵:「やめて。”クロックワークス”――秋塚くん」
秋塚譲治:「……」 ぴたりと止まる
GM:いつのまに目覚めていたのか。体を起こした成塚時恵が、ささやくように懇願した。
秋塚譲治:「起きたのか。……だが」
秋塚譲治:「怖いんじゃあなかったのか、“ローディーズ・ドア”が」
成塚時恵:「……ええ」
秋塚譲治:「だったら、どうして止める?」
成塚時恵:「怖かった。とても。いまは少し……違います」
秋塚譲治:はじめて会ったような、冷酷で機械的な表情だ。
成塚時恵:「もう怖くはありません。彼女が何を考えているか、わかった気がするから。いまはただ、そう……」
成塚時恵:「哀れに思うわ」
秋塚譲治:「……そうか」
秋塚譲治:「もう、これ以上は必要ないんだな?」
秋塚譲治:成塚は必要ないと言った。
秋塚譲治:俺が今回の戦いで選んだ理由は成塚時恵を助ける。その一点だ。
秋塚譲治:その相手が必要ないと言うのなら――これ以上は意味がない
秋塚譲治:これ以上は、自分の鬱憤を晴らしたいがために成塚を理由に使っているだけだろう。
秋塚譲治:それはあまりにも、男として失格だ。
成塚時恵:「ええ。あなたたち、UGNにとっても……ジャームを殺すのは、流儀ではないでしょう?」
梁田麗佳:「ああ……」
梁田麗佳:「『ローディズ・ドア』、大都佐苗は、情報源として確保する」
梁田麗佳:「所定の支部で回収、収容だ。第一支部長。異論はあるか」
梁田麗佳:サーベルを収めながら、虹咲さんへ振り向く。
虹咲奏:「ない。……彼女のしたことに怒りはあるが」
虹咲奏:静かに、変異を解く。
虹咲奏:「それでも、殺す必要性はないだろう。収容も困難ではないはずだ」
梁田麗佳:「良し。では状況を終了とする」
秋塚譲治:第五支部長と第一支部長のやり取りを見る。
秋塚譲治:あの二人がやるというのなら阿形ちゃんにとって悪い事態にはならないだろう。だが、
秋塚譲治:「あーぁ、格好がつかねぇなぁ」 ぼやいて。
秋塚譲治:「じゃあ、まぁ、約束は――」
---
秋塚譲治:「精密機械としての俺は大都佐苗、あいつをきっちり殺す」
秋塚譲治:「そして――情熱的な俺はお前を絶対に守る」

---
秋塚譲治:「半分も守れてねぇが、それで許してくれるか? 成塚」 成塚に向かって言う。
秋塚譲治:先程のものではなく、いつもの調子に戻る。
成塚時恵:「ええ。……ありがとう、秋塚くん。あなたはそっちの方が似合いますよ」
秋塚譲治:「――ッ。……ははっ! そいつは嬉しいな」

◆Backtrack

GM:Eロイスは5個もありました。結果的に余裕でしたね!振る人は振っちゃってください!
▼Eロイス
【大都佐苗】
“マジカル☆リクエスト”
【“ローディーズ・ドア”】
“囚人の鳥籠”
“さらなる絶望”
“さらなる絶望”
“さらなる絶望”
梁田麗佳:よっしゃああ!!
梁田麗佳:実はそんなに余裕ないってばよ!
梁田麗佳:振ります!
梁田麗佳:147-5d10
DoubleCross : (147-5D10) → 147-25[8,3,7,5,2] → 122

秋塚譲治:一倍ぶりで10振れるか、一応振っとこ
秋塚譲治:148-5d10
DoubleCross : (148-5D10) → 148-38[3,9,10,10,6] → 110

阿形雪実:振る!
阿形雪実:133-5d10
DoubleCross : (133-5D10) → 133-34[3,9,7,5,10] → 99

虹咲奏:振りましょう。
虹咲奏:135-5d10
DoubleCross : (135-5D10) → 135-38[10,9,10,3,6] → 97

虹咲奏:あっ…
GM:戻り値が高いw
虹咲奏:仕方ない、一倍!
虹咲奏:97-6d10
DoubleCross : (97-6D10) → 97-44[10,1,8,6,9,10] → 53

虹咲奏:うへー
虹咲奏:まあでもギリギリ4点圏内だ
梁田麗佳:イエスイエス…ロイスは残り3つ…倍振り!
梁田麗佳:122-6d10
DoubleCross : (122-6D10) → 122-35[8,7,8,10,1,1] → 87

梁田麗佳:ほ…
梁田麗佳:3点!
秋塚譲治:110-6d10-3d10
DoubleCross : (110-6D10-3D10) → 110-39[7,1,10,3,10,8]-15[9,3,3] → 56

秋塚譲治:はい、戻りすぎました! 一倍ぶりで56!
秋塚譲治:4点!
阿形雪実:戻れたぜ。通常振り
阿形雪実:99-3d10
DoubleCross : (99-3D10) → 99-15[9,1,5] → 84

GM:最終的な浸食率経験点を教えてね!
虹咲奏:4点!
阿形雪実:84!5点
梁田麗佳:3!
秋塚譲治:4点!
GM:計算中!
GM:シナリオの経験点が10で、その他もろもろのサービスセットが5。
GM:Eロイス5と、Dロイス古代種が1。
GM:結果がこれです。どうぞ~。
■獲得経験点
ファサズさん:26
優水さん:25
オツカレーさん:25
森田さん:24
GMロケット商会:33
梁田麗佳:ひょーっひょっひょっひょ!いただきます!
GM:というわけで、バックトラック完了。
虹咲奏:ありがたくいただきます!
秋塚譲治:いただきます!
阿形雪実:すごい経験点だー!いただきます

◆Ending01:虹咲奏と梁田麗佳

GM:第13地区にまつわる一連の事件――「ローディーズ・ドア」は幕を閉じた。
GM:残っているのは、細かい後処理だけだ。
GM:ただでさえトラブルの多い街だ。支部長同士が、こうやって対面で話をする機会は少ないだろう――。
梁田麗佳:「……ん」
梁田麗佳:13地区でも少ないまともなカフェで席に付き、コーヒーを口に運ぶ。
虹咲奏:こちらはブレンドティーをゆっくりと飲んでいる。
梁田麗佳:「ケーキはひどい出来だが、コーヒーは悪くない」
梁田麗佳:「紅茶はどうだ?」
虹咲奏:「……悪くない」
虹咲奏:こちらはケーキなどは頼んでいない。
梁田麗佳:「そうか、なら正解だったな」
梁田麗佳:地下の解析を処理班に任せて、束の間、憩いのひとときだ。
梁田麗佳:「私は辰巳支部長と少し話して、支部に戻る。お前はどうする」
虹咲奏:「三芳と共に、大都の様子を見に行く」
虹咲奏:「それから、自分の支部に戻るよ」
梁田麗佳:「……そうか」
梁田麗佳:少しの沈黙の後
梁田麗佳:「虹咲。お前の過去、前支部長との間に起こったことを私は知らない」
梁田麗佳:「詮索するつもりもない。だが」
梁田麗佳:「この私の目から見て、はっきりと言える事がある」
虹咲奏:その目を見る。
梁田麗佳:「……過去は関係ない。どのような理由で、その座に就いているのかも」
梁田麗佳:「お前は支部長に相応しい男だ。仲間として、私は誇りに思う」
梁田麗佳:「共に戦えてよかった。それだけは、言っておきたかった」
虹咲奏:「……………」
虹咲奏:「礼を、言うべきなのだろうな。きっと」
梁田麗佳:「いや、必要ない」
梁田麗佳:かたりと、カップを置く。
虹咲奏:「……だが………」
虹咲奏:「お前には言っておきたい。私は、そのような、」
虹咲奏:「……本来、人の上に立つべき者ではない。ないんだ」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:「分かっている。そう思っている事は」
梁田麗佳:「今の立場、自分の置かれている状況にお前自身納得していないのは」
梁田麗佳:「私も感じている。だとしても」
梁田麗佳:「お前の存在を拠り所としているものがきっといる。無碍にしてやるな……それは」
梁田麗佳:「自分自身を大切にするという事も含めて、だぞ」
虹咲奏:「………」口角を上げる。
虹咲奏:自嘲の表情。
虹咲奏:「それは、できない」
梁田麗佳:「……そうか」
梁田麗佳:「いずれ、虹咲の中で折り合いがついた時に」
梁田麗佳:「また、思い出して欲しい」
梁田麗佳:「……出過ぎた言葉だったな」
梁田麗佳:「非礼だ。詫びよう」
虹咲奏:「ああ。まったく、厳しいことを言ってくれる」
虹咲奏:「いずれ……お前に話すときも来るだろう」
虹咲奏:ひとつ、息を吐いて
虹咲奏:「だが、それを話したとして……お前は同じことを言うのだろうな」
梁田麗佳:ぴた…とカップを取る手が止まり
梁田麗佳:悲しげに目を細める
虹咲奏:「………梁田?」
梁田麗佳:「他人の抱える哀しみが……見えるものなど居ない」
梁田麗佳:「レネゲイドによって感覚を強化されても、その根自体はどうやっても共有できない。きっと」
梁田麗佳:「……けれど」
梁田麗佳:「自分を閉ざさないでくれ。他人を見限らないで欲しい」
梁田麗佳:「過去を乗り越えていく術は必ずある」
梁田麗佳:「……そうやってここまで歩いてきた。私はな」
梁田麗佳:「だから、そう……言うはずだ」
梁田麗佳:「それでも、手を離すなと」
虹咲奏:「…………」
虹咲奏:「お前の言うことは、わかる」
虹咲奏:「わかっている。何度も……何度も、何度も、何度も……」
虹咲奏:胃の辺りを掴む。
虹咲奏:「……『言われている』からな」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:重い沈黙だけが、2人を包む。
梁田麗佳:今、ようやく分かった。この男はただ押し付けられたのではなくて
梁田麗佳:何かを喪って、ここにいる。
梁田麗佳:そこから這い上がることが、どれだけ苦しいことかも
梁田麗佳:理解できてしまう。
虹咲奏:「………『起源種』。確か、例の計画でも研究されていたものだ」
虹咲奏:ぽつり、と呟く。
梁田麗佳:「そうだな」
虹咲奏:「あれは……人の手に負えるものではなかった」
虹咲奏:「そう。移植実験を受けたと……言っただろう?」
虹咲奏:「……何が起きたと思う」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:数年前の、第一支部での事故。
梁田麗佳:その全容は現在の支部長職でさえ知らされていない。
梁田麗佳:「何が、あった」
虹咲奏:「暴走だ」
虹咲奏:「私はかつてない暴走状態に陥り………『衝動を満たした』」
虹咲奏:「そして、私のレネゲイドは永遠に変質した」
虹咲奏:「その移植を行ったのが、私の父だ。……そもそも、私がオーヴァードになったのも、両親の研究のためだった」
虹咲奏:「……仮に、あれで私が不死なるものになったとしても」
虹咲奏:「ふふ。何も……何も救われるはずなどない」
梁田麗佳:「……よく話してくれた」
梁田麗佳:「その記憶、決して軽い物ではなかったろう」
虹咲奏:「……これでも、だいぶ誤魔化している」
虹咲奏:「いずれ、明らかになるとしてもな」
梁田麗佳:「いいんだ。それでも、これは繋がりだ」
梁田麗佳:「私は記憶しておく。お前の話してくれた事を」
梁田麗佳:「お前が、繋がりを持とうとしてくれた事を」
梁田麗佳:「……必ず、忘れない」
虹咲奏:「………ありがとう」
梁田麗佳:「いいんだ」
梁田麗佳:「私もそうして支えられてきた。今だって」
虹咲奏:「……私は」
虹咲奏:「……………」
虹咲奏:言葉が、続かない。
梁田麗佳:「……さあ」
梁田麗佳:「飲み物が冷める。今は、味わおう」
虹咲奏:「………ああ」
虹咲奏:唯一、自分に味わえるもの。
虹咲奏:それを、ゆっくりと口に含み、嚥下する。
梁田麗佳:「……うん」
梁田麗佳:残りのコーヒーを口に運ぶ。
梁田麗佳:――私達は、まだ生かされているのだから。

◆Ending02:虹咲奏

GM:N市第4支部。
GM:ジェイル・シリンダー。――そこに沿って設けられた面会室。
GM:虹咲奏と三芳孝一は、そこである人物を待っていた。
三芳孝一:「……緊張するな」 いまは電動の車イスを使っている。失った足は回復しない。
三芳孝一:「あなたはいつも通りだな、虹咲さん」 と、振り返る。
虹咲奏:「肩の力を抜け……と言っても、難しいだろうな」
虹咲奏:「ふ。まあ、この間も会って話しているからな」
虹咲奏:※クライマックス戦闘時
三芳孝一:「俺は臆病だ。臆病になったのかもしれない。かつては、おそれ知らずの研究に手を出していたから」
三芳孝一:「……ここの支部は、そういう意味では苦手だな」
虹咲奏:「そうだな。恐れ知らずだと、私も思っていた」
虹咲奏:「……正直な所を言うと、お前が進んであのような研究に関わっていたのではないかと……思っていた」
三芳孝一:「それは仕方がない。……仕方がないよ……俺だってそう考える」
三芳孝一:「やったことには、変わりがない」 ため息をつく。
虹咲奏:「そう、考えられるならばお前はまだ人の轍に戻れるさ」
虹咲奏:「何に手を染めようとも、な」
三芳孝一:「……戻れるだろうか。例えば、それは……」
三芳孝一:「また、あなたのところで働くことは?」
虹咲奏:「言っただろう?いつでも来い、と」
三芳孝一:「……本当に?」 自分で言ったくせに、少し驚く
虹咲奏:「面会後、その足で私の支部に向かってもいい」
三芳孝一:「俺にまだ、そんな価値があると?」
虹咲奏:「………わからなくはない。そう言った思いがあるのはな」
虹咲奏:「だが、私はお前が無事、生きて戻ってこられて良かったと、そう感じている」
虹咲奏:「その力を、今度は私の所で役立てればいい」
三芳孝一:「……ええ。そうですね。それなら……」 唇を噛んで、無理に笑う。
三芳孝一:「ぜひ力になろう。……ただ、いまはこんな足だ。帰りはあなたの運転で、ということになるけれど」
虹咲奏:「構わんさ」
GM:では、虹咲さんがそう答えたとき。面会室の、向こう側のドアが開く。
虹咲奏:顔をそちらへ向ける。
大都佐苗:「――ああ」 体を椅子に拘束された、大都佐苗が姿を見せる。
三芳孝一:「……!」 緊張するのがはっきりとわかる。
虹咲奏:軽く三芳さんの肩に手を置く。
大都佐苗:「会いに来てくれるとはね。少しは気晴らしになるよ。ここは退屈だ」
三芳孝一:「……」 大きく呼吸し、無言でうなずく。
虹咲奏:「息災か、とでも聞こうかと思ったが」
虹咲奏:「……まあ、退屈だろうな。その様子では」拘束されたさまを見て。
大都佐苗:「息災だよ。嫌になるほどね。ここまで拘束しなくても、私にそんな力はないんだけどな……それで?」
大都佐苗:「私に何か聞きたいことでも? もうぜんぶ終わった後なのに?」
虹咲奏:「仕方のないことだ。お前は『手に負えない』からな」
虹咲奏:「……『神』とやらのことが、気にかかっている」
大都佐苗:「ああ。気にしても仕方ないよ。もう解放されたからね。たぶんみんな死ぬんじゃないかな」
虹咲奏:「それにしては、まだ何も起こっていない。それらしき存在も観測されていないようだが」
虹咲奏:ティータイムまでできたし……
大都佐苗:「それは知らないよ。まだ観測されてないってだけで。もとがアーティファクトなんだ、持ち主を探してる可能性もある」
大都佐苗:「それか、しもべを集めているとか。他のアーティファクトを探しているとか? いろいろやることはありそうだ」
虹咲奏:「…………」手を口元に当てる。三芳の抽象的な言葉から漠然と、巨大な何かを連想していたが。
虹咲奏:「なるほど。見つけ出すのも容易ではなさそうだ」
大都佐苗:「そりゃまあね。ツチノコなんて比べ物にならないさ」
虹咲奏:「……だとしても、我々が手を打つ猶予はまだある」
虹咲奏:「お前は、そうは思わないだろうが」
大都佐苗:「……うん。これから何が起きるか……」 「奈落の底が抜けたんだ。ばら撒かれて、もう取り返しはつかない」
大都佐苗:「まあ、せいぜい健闘を祈るよ」
虹咲奏:「関わっていても、わからないものか」
虹咲奏:「……抽象的だ。何もかもが」
大都佐苗:「无号計画で生み出された素体は、それぞれ別の担当者が計画を進めていた」
大都佐苗:「全部、ろくでもないものさ。詳しいことまでわからないよ」
虹咲奏:「……三芳。お前は何かわかるか」
三芳孝一:「……いいえ。俺はこの女の”事後処理”の研究を手伝わさせられていた」
三芳孝一:「これ以上は無駄だと思います、虹咲”支部長”。こいつの暇つぶしに付き合う義理はない」
虹咲奏:「成る程。これ以上の情報は得られない、か」
虹咲奏:「……そうだ、最後にひとつ聞こう。大都佐苗」
大都佐苗:「うん。なんだろう?」
虹咲奏:「お前は……死を望む者に対して何を思う。何を為す」
大都佐苗:「わかりきっている質問じゃないか」 舌を出す。 「不死をプレゼントしよう。誰にもひとしく。悲しみも苦しみも憎悪も、すべて……すべて!」
虹咲奏:目を細める。
大都佐苗:「生きていてこそだ! 生きているから、それができる!」
虹咲奏:「そうか」
大都佐苗:「死んだら――すべてが无に帰る」
GM:面会時間の終了を告げるブザーが鳴り響く。
虹咲奏:「参考になったよ。とてもな」
虹咲奏:「では行こう、三芳」
GM:隔壁が閉まっていく。
三芳孝一:「……支部長。あなたは」
虹咲奏:「うん?」
三芳孝一:「さっきの質問。……あなた自身なら、どうする?」
虹咲奏:「………私は、何もできないだろうな。殺すことも……生かすことも」
虹咲奏:「死を望むことを否定はできない。だから、積極的に生かすことはしない」
虹咲奏:「さりとて自らの手で誰かの命を絶つことも恐れている」
三芳孝一:「……そうか」
GM:隔壁が閉まり、面会室の出口が開く。退出の時間だ。
三芳孝一:「決めた。俺はあなたについていくよ、支部長。今度は、最後までね」
虹咲奏:少し驚いた顔をして
虹咲奏:「……ああ。宜しく頼む」
虹咲奏:そう、穏やかに微笑んだ。

◆Ending03:梁田麗佳

GM:日が暮れても、日が昇っても、第13支部にはさほど関係がない。
GM:N市の地下に潜む形で、その支部は存在するからだ。
GM:……つい先日までは。
”ケイヴマン”:「よお。もう帰るのか?」 骨細工の巨体を、部屋の奥に押し込めるようにして、その男は言った。
梁田麗佳:「ああ……戻れば仕事が山積みだ」
”ケイヴマン”:「人気者は大変だな。休む暇もない。」
梁田麗佳:「ところでそれは……窮屈じゃないのか?」
梁田麗佳:少し頭を捻りつつ、その様子を眺めている
”ケイヴマン”:「まあ、このぐらいが丁度いいんだ。あれだよ。ほら、猫」
”ケイヴマン”:「猫が段ボールに入るやつ。気持ちがわかるぜ」
梁田麗佳:「なるほど……それは、いいな。うん」
梁田麗佳:猫サイズのケイヴマンを思い浮かべてほわほわしている。
梁田麗佳:「こほん、ともかく、うん」
”ケイヴマン”:「おう」
梁田麗佳:「事態は解決した。今後ともその役割、十全に果たして欲しい」
梁田麗佳:「……そして」
梁田麗佳:「通信網を通して我々に応援を要請したこと……辰巳支部長」
梁田麗佳:「この四年間、独り任務を負い続けてきた貴方にとっては」
梁田麗佳:「大きな決断だったと思う。だから……」
梁田麗佳:「礼を言いたい。私達を信じてくれた事に。ありがとう」
梁田麗佳:ぴしっと頭を下げる。
”ケイヴマン”:「いやいやいや、やめてくれよ。俺の方こそ、今回は迷惑かけたんだ」 手?らしき骨細工の先端を振る。
”ケイヴマン”:「次はあんたらに手を貸すよ。引きこもりは廃業だ。こうなったらな」
”ケイヴマン”:「フットサルのメンバー足りないとかなら、もっと気軽に呼んでくれよ」
梁田麗佳:「ああ、それがいい」
梁田麗佳:「きっと、そうだな。お前を気に入る者たちも大勢いる」
梁田麗佳:「……まあ、日馬のやつには気をつけた方がいいと思うが」
梁田麗佳:「当分家に戻れなくなるぞ」
”ケイヴマン”:「ハハ」 笑う。
”ケイヴマン”:「あんたらのこと、みんな大好きだぜ」
梁田麗佳:「……そうか」
梁田麗佳:こちらも微笑む
梁田麗佳:「その言葉を聞けたのが、何よりの収穫だ」
”ケイヴマン”:「みんなによろしく伝えてくれ。いちばん明るくて陽気な支部長が友達になりたいってね」
梁田麗佳:「ああ伝えておこう。……ん。そうだ」
梁田麗佳:「こちらも伝言があった」
”ケイヴマン”:「そいつは気になるな。なんだい?」
梁田麗佳:「『ハリボー一袋分はやく返せ』、らしい」
梁田麗佳:「……子供に菓子をせびるのはやめておけ」
”ケイヴマン”:「……」 肩?らしきものをすくめる。
”ケイヴマン”:「甘いもの好きは素体からの遺伝でね」
”ケイヴマン”:「八雲辰巳ってやつの嗜好が、まだ俺の頭のどこかに残ってる。……わかった。返しとくよ」
”ケイヴマン”:「また、いずれ会おう」
梁田麗佳:「ああ。忘れるな」
梁田麗佳:「次はクリスマスに、ブッシュ・ド・ノエルを」
梁田麗佳:ウィンクして、階段を登っていく。

◆Ending04:秋塚譲治

GM:N市第1区。駅前。喫茶『ロクサーヌ』
成塚時恵:「……ええ……と」 メニューを見ながら、眉をひそめる。
成塚時恵:「難しいですね。おすすめはどれですか? 秋塚くん」
秋塚譲治:「……ん? あぁ」 一瞬だけ呆けていた。
秋塚譲治:「これとか結構、いけるって話だぜ」 とメニューを指差す。
成塚時恵:「では、これで。……最近の飲料は複雑化しすぎていると思いませんか?」
秋塚譲治:「ああ、そうだなぁ。店によって呼び方が変わるし色々と覚えることが多いよな」
成塚時恵:「統一化の必要を感じますね。……でも、この街は本当に大きくなりました」
成塚時恵:「信じられますか? 昔は少し規模のある漁村だったんですよ」
秋塚譲治:「漁村、か。イマイチピンとこないな」
秋塚譲治:「何度かこの辺りには来たってことだろうけど……」
秋塚譲治:「お前から見て、どうなんだ? 人々の営みというか、その速さってのはさ」
成塚時恵:「どんどん速くなっていっています。私は置いて行かれないように必死。あの人の……大都技術大尉の気持ちも、少しわかります」
成塚時恵:「同じ速度で生きてくれる人がいれば。そう思うのは、誰だって……。違いますか?」
秋塚譲治:「ん……まだまだ若造の俺には分かんねぇ話だ」
秋塚譲治:「ただ……そうだな、隣には誰か居て欲しいってのはある」
秋塚譲治:「こんな仕事をしているとな、それくらいは考えるさ」
成塚時恵:「また女性を口説く話ですか?」
成塚時恵:明らかに冗談を言っている。
秋塚譲治:「あー……いや」 とあまり軽口が乗らない様子だ。
秋塚譲治:「……あのよ、これからお前はどうするんだ?」
秋塚譲治:「もう事件は解決したし、概ね決着はついただろう。そう思うと、な」
成塚時恵:「……。どうでしょうね。ファルスハーツには戻れませんから」
秋塚譲治:「だったら……こっちに来るか?」
成塚時恵:「UGNは亡命を、受け入れてくれるでしょうか?」
秋塚譲治:「それは大丈夫だろう、それくらい受け入れられないほど狭量じゃないさ」
秋塚譲治:「なんなら俺だって、力を貸す」
成塚時恵:「私は、実験台に戻りたくはない。もう2度と……」
成塚時恵:「あなたが約束できますか? クロックワークス。秋塚譲治。あなたが?」
秋塚譲治:「いつだったか、お前の願いを聞いたことを俺は覚えてる」
秋塚譲治:「だから……お前に取っちゃ何回も聞いたようなセリフだろうけど言うぜ」
秋塚譲治:「お前の居場所を俺が作ってやる」
成塚時恵:「ふ」 顔をゆがめる。
成塚時恵:泣いているのか、笑っているのか、秋塚さんには判断できないかもしれない。
成塚時恵:「何度信じても、……何度疑っても、……それでも」
成塚時恵:「私はそういう優しい言葉を聞いていたい。それなら、秋塚くん」 秋塚さんをにらむように見る。 「あなたが守ってくれるなら。喜んでエスコートされましょう」
秋塚譲治:「ああ、約束する」
秋塚譲治:「今回みたいにまるっきり完璧にとはいかねえだろうけど、それでも」
秋塚譲治:「お前を守るよ。成塚時恵」
成塚時恵:「情熱的ですね」 はっきりと笑う。
成塚時恵:「なぜ、そこまで断言してくれるの?」
秋塚譲治:「…………そいつぁ」
秋塚譲治:いつもならば『美人の頼みを断るなんてとんでもない』というところだが
秋塚譲治:「……強いて、言うなら。決着がついていないからな」 顔が赤い。
秋塚譲治:理由など答えられる訳がない。少なくとも目の前の女には絶対に。
成塚時恵:「……何と、決着を?」
秋塚譲治:「そりゃあ、色々だよ。男には色々あるんだよ」
秋塚譲治:そう、初めて会った時。そのスキを突いて攻撃を仕掛けなかったのは
秋塚譲治:再会した時、すぐに力になろうとしたのは
秋塚譲治:過去を聞いて憤ったのは
秋塚譲治:言うまでもない、決着などとうについている。ついているが、
秋塚譲治:それでも引き分けくらいに持ち込みたいのは男としてのちっぽけなプライドだろう。
成塚時恵:「色々……」 前髪を指でねじる。
秋塚譲治:「それより、成塚の方こそなんで俺を頼ってきたんだ」
秋塚譲治:「腐れ縁ってほどでもないし、初対面はああだっただろ」
成塚時恵:「それは、まあ」
秋塚譲治:「なんだ、俺がいい男過ぎて真っ先に思い浮かんだとかか?」
成塚時恵:「……あっ。そういうこと言う? ……秋塚くんが言わないなら、私も言いません」
成塚時恵:「残念ですね。あなたは千載一遇の機会を失いました」
秋塚譲治:「あ、いや。待ってくれ……あー……」 タンマをかけるようにして悩む。
成塚時恵:「秋塚くん」
秋塚譲治:「……なんだ?」
成塚時恵:「次の仕事では。きっと、もっと格好つけてくれるんでしょう?」
成塚時恵:「私には時間がありますからね」
秋塚譲治:「……あー、くそ、敵わねぇな」 ぼそりと呟いてから
秋塚譲治:「ああ、次もバシッと仕事を片付けてくる」
秋塚譲治:「仕事で関わった女が惚れるくらいにな」「だから……あー」
秋塚譲治:「……見逃すなよ」
成塚時恵:「……。ええ。きっと。そうでしょうね」
成塚時恵:「見逃しません。約束です」 不器用に微笑む。
秋塚譲治:「……本当に、敵わねぇな」 口元が僅かに緩む

◆Ending05:阿形雪実

GM:N市。第5支部。
GM:いくつかの後始末を終えて、梁田麗佳は帰還する。
GM:今日は、それを出迎える者がいる――。
梁田麗佳:「ここが第五支部だ。支部内にも部屋は用意してあるが、市内に下宿も……」
梁田麗佳:阿形さんを後に連れつつ、歩いていく。
阿形雪実:薄いバッグに荷物を詰めて、そこにやって来ている
阿形雪実:荷物は大してない。本当にない。
阿形雪実:そんなに長い滞在になるつもりでもなかったし、そもそもこういう暮らしなので私物はすくない
阿形雪実:「ん。ありがと支部長。んー、でもそうねえ。」
阿形雪実:「そりゃ支部がそういうトコロとはいえ、あんまり24時間仕事漬けっぽくなるのはなあー」
???:ガタン!!
???:突然その目の前、天井の板が落ちる!
阿形雪実:みたいなことを言って支部長について歩いていた時、天井が落ちる!
阿形雪実:「うわっ!……な、何?え、何!?」
阿形雪実:ビックリだ。そんな古くは見えないのに……!
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:「いや、いつもの事だ」
阿形雪実:「え、マジで?ここそんなしょっちゅう天井落ちんの?大丈夫なの!?」
???:すとっ
???:「やあやあおかえりなさいませ支部長どの!」
???:天井の穴からマスクで顔半分を隠した黒髪の少女が降りてくる。
阿形雪実:「……ニンジャ!?ニンジャナンデ!!!?」
梁田麗佳:「その登場はやめろ、いちいち埃が舞う」
阿形雪実:「あっ、支部長が普通だ!そうか、こういう系のコなんだ……」
???:「やー失敬失敬!忍者のサガというものでござるよ!む!やや!この方が!」
???:ずいずい近づいて阿形さんを撫で擦り撫で擦り
???:「阿形殿!とっても可愛らしいでござるなぁ!」
阿形雪実:「わ、わわわ、何、何?うおおやめてーーー」
梁田麗佳:「……名前くらい名乗れ」
???:「あ、またも失敬失敬……」
上坂シラハ:「上坂シラハと申します!阿形雪実どの、ようこそ第五支部へ!」
上坂シラハ:「拙者は先輩にござるので、是非是非頼ってくだされば!」
阿形雪実:「お、おおお……(解放された)おお、おお……(感心するように頭からつま先まで見回し)」
上坂シラハ:「そう注目されると照れますな……えへへ」
阿形雪実:「……こほん。上坂シラハさん!オッケー、阿形雪実です!よろしくね!」挨拶用の決まった角度!
阿形雪実:「今回、第5支部で色々お世話になることになったチルドレンでさ。色々教えてくれるなら、こりゃあ嬉しいかな」
上坂シラハ:「存じ上げております!何やら此度の任務では八面六臂の大活躍であったとか!」
阿形雪実:「お、聞いてる?もう聞いちゃってる?さすがニンジャ、耳が早いねえ~」
上坂シラハ:「左様にござる!耳が早い!忍者ゆえ!」
上坂シラハ:「阿形どのはノリが良さげで嬉しいでござるなあ~」
阿形雪実:「だしょだしょ?このノリの良さで、そりゃあもう数々の仕事をちぎっては投げチビっては泣き……」
梁田麗佳:「まあ丁度いい…こっちは報告書の手配がある」
梁田麗佳:「阿形に支部を案内しておけ、上坂」
上坂シラハ:「かしこまりにござる!」
上坂シラハ:「ではこちらへこちらへ、支部を案内致します!」
上坂シラハ:……和気藹々と話しつつ
上坂シラハ:支部の中を阿形さんと共に巡っていくが
上坂シラハ:「こちらが食堂にござる!おすすめはコロッケそば定食で……」
阿形雪実:後について、支部を見て回る
阿形雪実:「コロッケそば。あ~、あたしも好きだけどさあ。そんなおいしいならJK的にカロリーが……」
阿形雪実:「カロリーが……」
阿形雪実:「あー、あはは……」
阿形雪実:「……」
上坂シラハ:「……あー、阿形どの?」
上坂シラハ:「どうかされたでござるか?」
上坂シラハ:「何やら、上の空であるような……」
阿形雪実:「ごめん、ちょっとはしゃぎすぎちゃったかな。」
阿形雪実:「何か、うん、そうね、あたしも自分で空回ってると思ったんだ」
阿形雪実:「さすがニンジャ、その辺はお手の物か。」
阿形雪実:「いや、あたしの『フリ』がちょっと白々し過ぎたのか……?」
上坂シラハ:「阿形殿。」
上坂シラハ:ぎゅっ!
上坂シラハ:強く、手を取り引き寄せる
上坂シラハ:「これは忍者故にではござりませぬ」
阿形雪実:「おぅわ!うお、え!?」引き寄せられる!でも振り払えない!……それだけの、元気がない!!
上坂シラハ:「拙者も以前、胸の内を打ち明けられず」
上坂シラハ:「周囲の仲間へと心配をかけたもの」
上坂シラハ:「そして阿形殿も、この支部の敷居をまたいだ以上、拙者らの仲間!」
上坂シラハ:「……何か心に思うことあらば」
上坂シラハ:「打ち明けてみては……くださらぬでしょうか」
上坂シラハ:真っ直ぐに君を見つめている。
阿形雪実:「上坂さん……」
阿形雪実:「んー……まあ、そうね……」あまりに真っ直ぐな瞳だ。
阿形雪実:平時なら見つめ返せただろうが、今日はちょっと、難しい
阿形雪実:「……ありがとね。」
阿形雪実:「そうね、まあ初めて会った上坂さんになら、むしろ話しやすいか。」
阿形雪実:「適当に支部内とか見回りがてら、聞いてくれる?」
上坂シラハ:「はっ!……御意にござる」
上坂シラハ:と、支部の階段を登り、屋上へ。
上坂シラハ:街の景色が綺麗に見える場所だ。
阿形雪実:「……あたしさー、今回の仕事でさ、見た目あたしと同年代な女の子と関わったのデスが」
阿形雪実:「まあこれがちょっとヒドイ奴でさ」
阿形雪実:後ろについて、窓から外を見ながらとつとつと語る
阿形雪実:「色々あってぶっ飛ばして……後は上の方に任せて、これ自体はそれで終わりなんだけど」
阿形雪実:「そのコはマジどうしようもない奴で、ぶっちめたことは全然後悔してないんだけど……」
阿形雪実:「何だろね。引きずっちゃってさ。モヤモヤして、ちょっとどう解消しようかなって。」
上坂シラハ:「それは……なるほど」
阿形雪実:「そのコさ、あたしと友達になりたかったんだって」
阿形雪実:「ビックリしたわ。あたしと『友達』だってさ。そういやチルドレンやってる身じゃん?」
阿形雪実:「今まで真正面からそういうこと言うコ、あんまりいなかったなってさ。」
阿形雪実:「……いてもこんな仕事だし、あたしの方から深入りしなかったっつーか」
上坂シラハ:「阿形殿」
阿形雪実:「……ん?ああ、ごめんね。いきなりこんなハナシ、やっぱリアクション困るよねえ……」
上坂シラハ:「それで阿形殿はどう答えたのでござるか?」
上坂シラハ:「拙者はそれが聞きたいでござる」
阿形雪実:「……え……」
阿形雪実:「……うん。あたしはね、もうマジむかついてたし、心からそう思ったし」
阿形雪実:「『友達にはなれない』って、そういったわけ」
阿形雪実:「ウソなんかじゃないよ。今でもそう思ってる。本当に、腹が立ったんだ。でもさ……」
阿形雪実:「あーっ、もう、未練がましいったらありゃしない。何でこんな引きずってるんだっつーの……!」
上坂シラハ:「……成る程。得心が付いたでござる」
上坂シラハ:「阿形殿、それは確かに阿形殿の本心であったのでしょう」
上坂シラハ:「けれど、拙者思うに」
上坂シラハ:「友達になれるか、そうでないか。世の中それだけで割り切れる関係ばかりではない」
上坂シラハ:「そうではないでしょうか、阿形殿」
阿形雪実:「あ……」
上坂シラハ:「仮に友達にはなれなかったのだとしても……やはり」
上坂シラハ:「阿形殿とその者の間にあったのは、心の繋がりであったのでは」
阿形雪実:「繋がり……」
上坂シラハ:「拙者は何も知りませぬ。ただ、今思い悩む阿形殿を見ていたら」
上坂シラハ:「……なんとなく、そう思うにござるよ」
阿形雪実:「あー……うん、そっか。そう、ねえ……」少しづつ、噛んで含むように聞き
阿形雪実:「そう、ね。なるほど繋がりか……そうね、確かに」
阿形雪実:屋上への階段を上りつつ少しづつケンが抜けて行く
上坂シラハ:「もうその者に言葉は届かないとしても」
上坂シラハ:「心の中に残った繋がりを大事にすることは出来まする」
阿形雪実:「そうだね、そう思えば、何だかちょっと楽になったし、納得できたわ」
阿形雪実:「……正直さ、あたし、その子と友達っぽいことできたの、本っー当に短い間だったけど。」
阿形雪実:「楽しかったんだよね。なんか」
阿形雪実:「だからさ、マジで許しちゃおけないし今でもはらわた煮えくり返ってるけど」
阿形雪実:「ちょっとどうにか出来なかったのかって思ってたのかも」
阿形雪実:「無理なのにね、もうあんな殆どジャームみたいな奴。でもそうか、繋がりか……」
阿形雪実:「ありがと。何かすっきりしたわ。このモヤモヤ自体はきっと完全には晴れないけど、付き合い方は見えて来た感じ」
上坂シラハ:「少しでも阿形殿の気持ちが晴れたのなら」
上坂シラハ:「先輩としてこれほど嬉しいことはござりませぬ」
上坂シラハ:笑って、屋上の扉を開く。
上坂シラハ:吹き込む風が頬を撫でる。
阿形雪実:「うわっ。……ははっ、気持ちいい!」
上坂シラハ:「ようこそ、第五地区へ」
上坂シラハ:「これからよろしくお願いござる!阿形殿!」
阿形雪実:見渡すは大N市。その美しき風景
阿形雪実:今日から自分の本当の意味での仕事場で、そして自分が守るべき街だ
阿形雪実:「こちらこそ、よろしくお願いしますぜ、シラハちゃん!」
阿形雪実:「阿形雪実、実(サネ)の文字がシブいっしょ?着任します!よーっしやるかー!」

『奈落を砕いて、逆さまに振って』終