『フェイクムーン・バイス #2』

『フェイクムーン・バイス #2』


メインログ | 雑談

特別ルール


【浸蝕値】
OPは全員60固定、シーンを進める毎に80→100→130と上昇する。
ダイス、エフェクト使用による上昇はなし。

【同時登場人数】
シーンに登場出来るPCは2名まで。
次のシーンに進めるPCは1名のみ。
つまり同シーンに登場した場合、どちらかが脱落となる。

【脱落条件】
戦闘によってHPが0となった場合脱落。
尚、この脱落によってキャラがロストすることはない。

【戦闘開始】
《2d10+最大能力値》の大小によって先手、後手を決定する。
行動値は関係なし。

【エンゲージ距離】
エンゲージ距離はお互い1d6を振り、その差×2mが与えられる。
つまり同値なら同エンゲージ。

【シャドウジェム】
戦闘で勝利した場合、PCは倒した相手の力が宿るオリジナル使い捨てアイテム《シャドウジェム》を獲得します。
使用タイミングはイニシアチブ。同エンゲージにPCの複製体を出現させ、戦わせる事が出来ます。
要するにストライカー。
シャドウはメインプロセスを行うか、そのターンのクリンナッププロセスで消滅します。
一つに付き1シーン1回使用可能。

【ロイス】
新規取得は不可。
戦闘復帰以外での使用が可能。


キャラクターシート

GM:PC1:本郷 みかん
GMキャラクターシートURL
GM:PC2:阿形 雪実
GMキャラクターシートURL
GM:PC3:神楽 樹
GMキャラクターシートURL
GM:PC4:竜宮 彩香
GMキャラクターシートURL

PC1:OP

GM:---
GM:N市に産まれたからには、誰もが一生に一度は夢見る『地上最強の男』
GM:フェイクムーン・バイスとは、「地上最強の男」を目指す格闘士のことである!
GM:『フェイクムーン・バイス』 #2
GM:---
GM:ということでぐだぐだ企画内企画、大乱闘フェイクムーン・バイスはっじまっるよー
本郷 みかん:わあい
GM:今回は先着順!本郷→阿形→神楽→竜宮のPC順で参りましょう
GM:ザクザク進めていくぞ!まずは本郷さんのOP(一回戦)から!
本郷 みかん:了解ですッ!
GM:侵蝕値は60固定!参りましょう!
GM:---
GM:星辰館高校・屋上
GM:---
GM:――君は気がつくと、見慣れた屋上に立っている。
GM:空はどこまでも暗い群青色。霞雲が金色の月を横切る。
本郷 みかん:月を──
本郷 みかん:「あれ?」
本郷 みかん:月をつかもうとしていた、気がする。
本郷 みかん:なぜそんなことをしようとしていたのか。
本郷 みかん:──それは、さっぱりわからないのだけれど。
本郷 みかん:夜風が傷にしみる。いつもみたいに、擦り傷だらけの顔。
本郷 みかん:いつもどおり。何をしていたのか、それだけが思い出せない。
GM:どうしてこんな場所に立っているのか
GM:君にはここまでの記憶がない。
GM:屋上の出入り口には無数の黄色いテープが張られている。
GM:その模様は、2人分のピクトグラムに斜線の入った見慣れないアイコンだ。
本郷 みかん:「あの」
本郷 みかん:「誰か。誰かいませんか」控えめな声。
GM:――たん。
GM:その声に応えるように背後から足音。
”イクリプス・ミラー”:「……」
”イクリプス・ミラー”:屋上の手すりの上に、白い仮面で顔を覆った少女が立っている。
本郷 みかん:身体が勝手に反応している。ひねるように跳んで、身構える──
本郷 みかん:「誰……えッ」
本郷 みかん:真っ黒な姿。骨のような、異形の仮面。でも。
本郷 みかん:夜風になびく髪も、女の子らしいなで肩の影も。たしかに見覚えがあるもので。
本郷 みかん:ちがう。
本郷 みかん:──私は知っている。
本郷 みかん:「とき……こ?」
”イクリプス・ミラー”:ずる ず
”イクリプス・ミラー”:声を投げかけられ、全身を黒い影の膜が覆う。
”イクリプス・ミラー”:「……たい…」
”イクリプス・ミラー”:「壊したい……」
”イクリプス・ミラー”:「壊したい壊したい壊したいッ!!」
”イクリプス・ミラー”:「……壊させて……」
本郷 みかん:聞き間違えるはずもない。
本郷 みかん:──ごめん。遅くなって。
本郷 みかん:「ごめん」
”イクリプス・ミラー”:たっ
”イクリプス・ミラー”:重力を感じさせない跳躍、浮かぶように
”イクリプス・ミラー”:宙を翻って、仮面が君へと迫る。
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:手順ダイスです。2d10+最大能力値をどうぞ。
本郷みかん:はい!
本郷みかん:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 15[9,6]+4 → 19

本郷 みかん:19です。
”イクリプス・ミラー”:エネミーは10固定、本郷さんの先手となります。
本郷 みかん:「ごめん、秋古。何があったのか知らないけど」
GM:まずは共通のセットアップから
本郷 みかん:──急いできたけど、こんな時間になっちゃった。
”イクリプス・ミラー”:なし。
本郷 みかん:何か使うものがあった気がするけど(錯覚です)、なし。
本郷 みかん:──すぐ、解放してあげるから。
GM:先手、メインプロセスをどうぞ
本郷 みかん:「少しだけ……痛いよッ」
本郷 みかん:えーと。距離があるなら戦闘移動で接敵です。メジャーで通常攻撃!
GM:あ、そうだ!
GM:相対距離決定!忘れちゃならない1
GM:1d6どうぞ
”イクリプス・ミラー”:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2

本郷 みかん:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4

GM:では距離4m。あらためてメインどうぞ。
本郷 みかん:じゃあ改めて。そのままパンチ!
本郷 みかん:7dx7+4 《コンセントレイト》《インスタントボム》《アドレナリン》
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[1,4,4,5,5,9,10]+10[6,10]+6[6]+4 → 30

本郷 みかん:出目が走った。30!
”イクリプス・ミラー”:ガードします。
”イクリプス・ミラー”:ダメージを!
本郷 みかん:「いぃぃぃやあッ!」
本郷 みかん:4d10+2 装甲無視
DoubleCross : (4D10+2) → 21[8,10,1,2]+2 → 23

本郷 みかん:出目は普通、23点!
本郷 みかん:踏み込んで、身体を開いて、かちあげるような軌道の右の拳。
”イクリプス・ミラー”:HPは30!まだ耐えます!
”イクリプス・ミラー”:ぐしゃっ!!
”イクリプス・ミラー”:右胸を貫かれながらも、止まらない。
本郷 みかん:少しだけ、泣きそうな顔。かけがえない親友を躊躇なく撃てたっていうのの。
本郷 みかん:なんで──
GM:後手手番に入ります
”イクリプス・ミラー”:無形の影。射撃攻撃を行います
”イクリプス・ミラー”:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,2,5,6,7,10]+5[5] → 15

”イクリプス・ミラー”:対応を!
本郷 みかん:オートアクションで結晶の篭手(クリスタルシールド相当)準備、ガード!
”イクリプス・ミラー”:至近距離なので火力が上がるぞ!ダメージ!
”イクリプス・ミラー”:2d10+7
DoubleCross : (2D10+7) → 16[6,10]+7 → 23

”イクリプス・ミラー”:殺意高ッ!?
本郷 みかん:12点止めて11抜け! まだ立ってる!
”イクリプス・ミラー”:貫いた腕を掴み取り、至近距離でショットガン射撃!!
”イクリプス・ミラー”:ガン!ガンガン!!
本郷 みかん:「ッ……! まだ、まだあッ!」
本郷 みかん:不自然な動きで押し付けられたショットガンを、結晶で覆われた腕で押しのける。
本郷 みかん:脇腹から血をまきちらしながら、吠える。
”イクリプス・ミラー”:「……壊す…壊す…」
”イクリプス・ミラー”:「……壊すッ!!」
”イクリプス・ミラー”:ぶちぶちぶちっ!!
”イクリプス・ミラー”:癒合した血肉の張り付いた腕を抜き取り
”イクリプス・ミラー”:本郷の体をコンクリートの床に擲つ!
”イクリプス・ミラー”:だんっ!
本郷 みかん:「あうッ!」弾き飛ばされて、バウンド。屋上入り口の建屋に激突する
本郷 みかん:「ん、ぐうッ……!」
GM:クリンナップ処理がないため
GM:---
GM:ラウンド2
GM:---
GM:再び手番を決定します。ダイスをどうぞ。
GM:エネミーは10固定。
本郷 みかん:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 12[9,3]+4 → 16

本郷 みかん:かろうじてまた先手。
GM:ではセットアップから先手行動をどうぞ
本郷 みかん:セットアップなしの、メジャーで通常攻撃!
本郷 みかん:7dx7+3
DoubleCross : (7R10+3[7]) → 10[2,3,3,5,5,6,9]+6[6]+3 → 19

本郷 みかん:達成値19!
”イクリプス・ミラー”:ガード!
”イクリプス・ミラー”:ダメージを!
本郷 みかん:2d10+2 装甲無視
DoubleCross : (2D10+2) → 12[5,7]+2 → 14

”イクリプス・ミラー”:ではダメージ30到達。HPが0に。
”イクリプス・ミラー”:脱落します。
本郷 みかん:「こんのォーーーーーーッ!」
本郷 みかん:壁を蹴って、推奨の拳を。仮面を割るような軌道で振り抜く──
本郷 みかん:──背筋を強烈な悪寒が走り抜ける。だめだ。これは
”イクリプス・ミラー”:「……」
”イクリプス・ミラー”:一歩、踏み出す。
”イクリプス・ミラー”:拳を迎え入れるように、額を合わせる。
本郷 みかん:「あ──」
本郷 みかん:時間が鈍化する。
本郷 みかん:結晶に覆われた拳が、親友にしか見えない黒い影に直撃する。
本郷 みかん:ガラスが割れるような音が響く
本郷 みかん:──胸元に激痛が走る。これは錯覚だ。
”イクリプス・ミラー”:「……みかん」
本郷 みかん:「秋古……?」
”イクリプス・ミラー”:「まだまだ……これから……」
”イクリプス・ミラー”:「……でしょ?」
本郷 みかん:振り抜いた拳の先。親友だったはずのものは、どんどんぼやけて……
”イクリプス・ミラー”:ぐしゃり。
”イクリプス・ミラー”:曖昧な笑顔を浮かべたまま、黒い影となって崩れた。
本郷 みかん:呆然と立ち尽くしている。
本郷 みかん:──本当は。違う。いまここに立っているのは。
本郷 みかん:──本当は? 何が?
GM:パキン。
GM:その背後で、何かが砕けるような音。
本郷 みかん:振り向く。
GM:テープは消えている。ノブが回るようになる。
GM:君は屋上から出ることが出来る。
本郷 みかん:「……誰が、何をしているのかは知らないけどッ」
本郷 みかん:不安を飲み込む。そうだ、まだまだこれから。"これ"は始まったばかり。
本郷 みかん:「ひとの親友にあんなことさせて、ただで済ませるわけがないッ!」
本郷 みかん:勢いよくドアを引き開ける。

PC2:OP

GM:---
GM:第十三地区・地下研究施設
GM:---
GM:君は迷路のような道を歩き続ける。
阿形雪実:「……ここ」
GM:錆と黴、そして微かな血の匂い
GM:君はこの場所を……知っている。
阿形雪実:「……まったく、ついこの間だってのに」
阿形雪実:「なんでまた、こんなことになってるのかね、っと」
阿形雪実:以前訪れた時と、同じ道を辿る。まったくため息が出る。
阿形雪実:何とか、この記憶との付き合い方が見えてきた頃だったのに。
GM:君の進む先に、人影がある。
”ローディーズ・ドア”:「やあ」
”ローディーズ・ドア”:君より少し背の低い、人懐っこい笑顔。
”ローディーズ・ドア”:その猫のように目を細める笑みを、君は知っている。
阿形雪実:「……よ。うーわ、見たくもない顔に会っちゃった。」
阿形雪実:「そりゃ、いきなりこんな所に来てさ。まさかとは思ったけどさ」
阿形雪実:この顔にまた会ったとしたら。自分は何をどう感じるだろうか
阿形雪実:こいつに感じるものは色々複雑だが、やっぱり憎まれ口が出てしまった。うん、まあそうだろうなあ……
”ローディーズ・ドア”:「酷い挨拶だなあ。見た目には結構自信あるんだよ?」
”ローディーズ・ドア”:「そんなに酷い顔でもないと思うけど」
”ローディーズ・ドア”:「というか結構かわいいよね、僕って」
”ローディーズ・ドア”:「かわいいって言ってみてよ、ねえ」
阿形雪実:「そこは事実として認めてあげなくもないけど。」
阿形雪実:「あたし的に見て嬉しい女の子の顔は、もうちょっとキレイめ系なの」
”ローディーズ・ドア”:「そうなんだ。でも友達って見た目で選ぶものじゃないよね」
”ローディーズ・ドア”:「つまりそこは必要条件じゃない、つまり」
”ローディーズ・ドア”:「やっぱり僕と阿形さんは友達になれるね?」
阿形雪実:「顏で選ぶものじゃない。……ま、そうね。でもまあ」
阿形雪実:「佐苗ちゃんは、も少しコスメとかアクセとか研究してみるべきじゃん?」
阿形雪実:「今度その手の雑誌とか、差しいれたげてもいいけど?」
阿形雪実:ついつい口が回ってしまう。悔しいがまあ、その辺は「合う」部類に入るのだろう。
”ローディーズ・ドア”:「それって僕の友達になってくれるってこと?贈り物をくれるんだから、そうだよね」
阿形雪実:「ざーんねん、そりゃ無理だわ」
阿形雪実:さっぱり、曇りのない顔で言う。……お、言えた。何か言えたぞ。
阿形雪実:「そりゃシューカンされてる人になんか送るのは友達じゃなくたってするっしょ。」
阿形雪実:「早い更生をお祈りしてってやつ」
阿形雪実:言えたは言えたけど、ううーん次会った時も言えるか。どうかなあ……
”ローディーズ・ドア”:がっかり、という顔
”ローディーズ・ドア”:「本当に残念だよ……ショックだ」
阿形雪実:「うっわ白々しい。ちょっとスゲなくしたってすぐ復活するくせに」
”ローディーズ・ドア”:「そうだね。僕は諦めが悪いから」
”ローディーズ・ドア”:「それにこの間とは違うアプローチを、僕も考えついたんだ」
”ローディーズ・ドア”:ずずずず
阿形雪実:「むむ?」
”ローディーズ・ドア”:虚空から巨大な機銃を引き出し、抱える
”ローディーズ・ドア”:「強いショックを脳に与えたら、眼の前の相手への印象も変わるかもしれない」
”ローディーズ・ドア”:にっこり
阿形雪実:「いやいやいや!違ってないじゃん!何かこの間もそれ出したよね!?」
”ローディーズ・ドア”:「楽しみだな~今度こそ友達になれるぞ~」
”ローディーズ・ドア”:じゃっ きん!!
阿形雪実:「やべーわ。ヤバい子だヤバい子だとは思ってたけど、やっぱヤバかったわ。」
阿形雪実:「ま、そっちがその気なら分り易いよね。こいっての!」
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:手順ダイスです。2d10+最大能力値でどうぞ。
阿形雪実:ウィー!
阿形雪実:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 9[7,2]+9 → 18

”ローディーズ・ドア”:エネミーは10固定。
GM:阿形さんの先手です。
”ローディーズ・ドア”:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

阿形雪実:ダイス合計:6 (1D6 = [6])
阿形雪実:同数!
GM:1ラウンド、セットアップから。
阿形雪実:セットアップなし!
GM:メインプロセスをマイナーアクションからどうぞ!
阿形雪実:了解!よし、相手も砲だし距離は関係ないな、撃つ!!
阿形雪実:マイナーのタイミングでレッドテンペスト展開、メジャーアクションは《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!
阿形雪実:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,9,9]+10[7,10]+7[7]+4 → 31

”ローディーズ・ドア”:ガード、ダメージを!
阿形雪実:4d10+27
DoubleCross : (4D10+27) → 17[2,7,2,6]+27 → 44

阿形雪実:44装甲無視!
”ローディーズ・ドア”:HPは30!一撃KO!
阿形雪実:やった!
GM:演出をどうぞ!
阿形雪実:佐苗ちゃんが砲を構えた瞬間、周囲の虚空から現れた複数の漆黒の杭が砲を貫き、破壊する!
阿形雪実:そして――
阿形雪実:「――やッ!!」
阿形雪実:サイドスローで放ったトラのストラップが空中で変形、黒い針の歪みが、佐苗ちゃんの胸を貫くよ
阿形雪実:そしてあたしにはバックファイア!
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

阿形雪実:「い痛つつ……」
阿形雪実:「……まったく、この距離での撃ち合いで、佐苗ちゃんがあたしに勝てるワケないじゃん。この間やったっしょ」
阿形雪実:頭を押さえつついう。取り敢えず何か策とかはなかったみたい。よかった
”ローディーズ・ドア”:「……っ」
”ローディーズ・ドア”:貫かれて、数歩よろめき。
”ローディーズ・ドア”:「僕は諦めないよ、阿形さん」
”ローディーズ・ドア”:「諦めることだけは…………。」
”ローディーズ・ドア”:ずぷん
”ローディーズ・ドア”:影に溶けて消える。
阿形雪実:「はいよォ。また来なね。あんたの性根が直るくらいの間なら、あたしがつきあってやっからさ」
阿形雪実:影に溶ける佐苗を見送りつつ。さて
GM:カチン。
GM:大都佐苗の背後にあった扉のノブから音。
GM:ここから外に出られそうだ。
阿形雪実:「お、やった!へへーボスキャラ突破はこうじゃなきゃね!」
阿形雪実:扉を開けるよ!

PC3:OP

GM:---
GM:第六地区・巨大レネゲイド杉
GM:---
GM:巨木の下に、君は立っている。
GM:どうやら今は花粉は飛んでいないらしい。くしゃみが出たりはしない。
神楽 樹:……あの時は大変だった。後で詳細は聞いたが、まさか外出できないほどの状態になるとは
GM:人の姿はなく、そして君がどうしてここに立っているのかの記憶もない。
GM:ただ木の幹に、一枚のプレートが嵌め込まれている。
GM:2人並んだピクトグラムに斜線の入った、見慣れないマークだ。
GM:そして君は、広がる枝の下から出られない事に気付く。
GM:見えない壁で塞がれているようだ。
神楽 樹:「……?」しかし状況は不明。夢か、現かもわからない。
神楽 樹:ただ。──ひとまず、厄介な話には違いない
春日恭二:「ケヒィイ~ッ……一体これは何なのだ」
春日恭二:オールバックに眼鏡の痩せた男が、反対側の樹の下にしゃがみこんでいることに気付く。
春日恭二:「ぬッ!貴様……」
春日恭二:「UGNエージェントの予感!!」
神楽 樹:「……はぁ」顔は変わらないが。相当にガッカリした声色が漏れた
春日恭二:「ぬぁっ、何だそのがっかり顔はァ!」
神楽 樹:「察しろ」
春日恭二:「何を!?」
神楽 樹:露骨に機嫌が悪くなっている。
春日恭二:「ゆ、許せん、その態度」
春日恭二:「大物エージェントの威厳を分からせヒャァ~~ッ!!」
春日恭二:カマドウマが如く跳躍!君に襲い来る!
神楽 樹:「そんなキャラだった……?」もしかして花粉が頭に入ってしまったのだろうか
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:手順ダイスです。最大能力値+2d10どうぞ。
神楽 樹:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 12[2,10]+6 → 18

春日恭二:エネミーは10固定。
GM:神楽さんの先手。
GM:相対距離を決定します、1d6どうぞ。
神楽 樹:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5

春日恭二:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5

GM:では同エンゲージ、ゼロ距離からスタート!
GM:セットアッププロセス。
春日恭二:なし。
神楽 樹:80%未満のためなし
GM:ではイニシアチブを経て先手メインプロセス、マイナーからどうぞ。
神楽 樹:マイナーにて《破壊の爪》《完全獣化》
神楽 樹:「――やる気なら」左手の指輪をひと撫で
神楽 樹:「問答無用」
神楽 樹:メジャーにて《コンセントレイト》《漆黒の拳》で攻撃
神楽 樹:10dx8+4
DoubleCross : (10R10+4[8]) → 10[1,2,5,5,5,7,7,7,9,9]+10[2,10]+5[5]+4 → 29

春日恭二:ガードを選択、ダメージどうぞ。
神楽 樹:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 12[4,5,3]+10 → 22

神楽 樹:振るわん、装甲無視22
春日恭二:致命には至らず!耐える!
神楽 樹:結晶の拳を撃ち込む。が、足りない
神楽 樹:「……油断しすぎた?」
春日恭二:「ぐふっ!この程度のパンチは」
春日恭二:「受けなれているわァアアアア~ッ!」
春日恭二:返す刀!後手手番!
春日恭二:マイナーなし、渇きの主のみで攻撃。
春日恭二:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,10]+6[6] → 16

春日恭二:リアクションをどうぞ!
神楽 樹:ドッジを試みる
神楽 樹:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[3,3,5,5,6,8,8,9,10]+8[8]+1 → 19

春日恭二:躱された!!
春日恭二:「お命頂戴ィ!!」
春日恭二:バキバキバキッ!!
春日恭二:いつもの鉤爪パンチ!
神楽 樹:「踏み込みが甘い」
春日恭二:「ふごぉ!」
春日恭二:ずしゃーーー
春日恭二:「ゆ、UGNの新型は化物かァ…!?」
春日恭二:すっ転びつつも、君を睨む!
神楽 樹:(……実力は確かにあるのに、ここぞが足りないというか)
GM:---
GM:2R目、手順を決定します。
GM:2d10+最大能力値でどうぞ。
神楽 樹:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 7[1,6]+6 → 13

GM:では再度先手
GM:セットアップは省略、メインプロセスをマイナーからメジャーまでどうぞ。
神楽 樹:マイナーなし、再び《コンセントレイト》《漆黒の拳》で
神楽 樹:10dx8+4
DoubleCross : (10R10+4[8]) → 10[2,2,2,4,5,6,7,8,8,10]+10[4,9,9]+10[5,8]+6[6]+4 → 40

春日恭二:殺意!ガード!
春日恭二:ダメージを!
神楽 樹:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 24[4,6,5,4,5]+10 → 34

神楽 樹:装甲無視の34
春日恭二:HPが0に……脱落!
神楽 樹:徐々に感覚を戻す。戸惑いの感情を戦闘の高揚感が埋めて行く
神楽 樹:結晶化した拳を握り込み。踏み込む。大地の感触があるならば、やれる
春日恭二:「こいつッ…動きが…!」
神楽 樹:もう一度右腕を。突き出して。ガードごと撃ち抜く
春日恭二:「!?」
春日恭二:「ぼぎょぉっは!!」
春日恭二:バキィン!!
春日恭二:派手に吹き飛ばされ、地面に落下!
春日恭二:「バカな…この私がァ…がくっ」
春日恭二:ずぷん。影に溶けて消える。
GM:からん、からん。
GM:樹の幹からプレートが落ち
GM:見えない壁も消える。
神楽 樹:「ふ──」吐息。緊張を徐々に解き、四肢が本来の形を表面上取り戻して
神楽 樹:「……さっぱりわからないけれど」
神楽 樹:「進むしかないのなら、そうしてあげる」

PC4:OP

GM:---
GM:第五区画・倉庫街
GM:---
竜宮彩香:choice[スーツ,軍服,学生服,メイド服]
DoubleCross : (CHOICE[スーツ,軍服,学生服,メイド服]) → スーツ

竜宮彩香:この服ですね
GM:コスプレチャート!?
竜宮彩香:格ゲーなら…スキンが選択できるのは当たり前じゃろがい!!
GM:最近流行りの衣装チェンジ系格ゲーというわけね
GM:エロ衣装でろ!DOAみたいなの!!
GM:それはともかく
GM:君の周囲には、迷路のようにコンテナが並んでいる。
GM:コンテナの間を抜けて進んでいくと…その先に
内海霧江:「!」
内海霧江:シスター服を来た少女が立っている。
竜宮彩香:「…久しぶりね。」
竜宮彩香:「この街も、あなたも。」
内海霧江:「お前、お前は」
内海霧江:その表情が、驚愕からみるみる内に変化していく
内海霧江:瞳に燃えているのは…敵意だ。
竜宮彩香:敵意を敏感に感じ取っている。敵意に囲まれて生きてきたからだ。
竜宮彩香:「どういう風の吹きまわしかしら。」
内海霧江:「あの人の敵……!好都合だ!ここで倒す!!」
内海霧江:腰を落とし、柄に手をかける。
竜宮彩香:ため息を一つ吐き、霧江を見据える。
竜宮彩香:「悪いけど、魚屋のように優しくは出来ないわよ。」
内海霧江:「???」
内海霧江:「何の話だ!私を混乱させる気だな……!」
内海霧江:「倒すッ!」
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:2d10+最大能力値をどうぞ
竜宮彩香:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 16[6,10]+4 → 20

竜宮彩香:いい出目!
内海霧江:エネミーは10固定、そちらの先手です
内海霧江:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4

竜宮彩香:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1

GM:相対距離は6m!
GM:セットアップからどうぞ
内海霧江:エネミーはなし
竜宮彩香:ではセットアップでコーリングシステム使用。スカイキッドに搭乗。
竜宮彩香:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》!
竜宮彩香:セルスタッフ:アサルトとサポートスタッフを使用。判定達成値+2、攻撃力+3!
竜宮彩香:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,4,7,8,8,9]+10[2,5,9,10]+3[2,3]+1 → 24

内海霧江:ガードします
竜宮彩香:ダメージ!色々有効!
竜宮彩香:3d10+20+10+3
DoubleCross : (3D10+20+10+3) → 19[1,8,10]+20+10+3 → 52

内海霧江:死ぬに決まってんやん!
内海霧江:即死!
竜宮彩香:刀を構え突撃してくるキリエの足元から何かがせりあがり、
竜宮彩香:”ラインゴルト”への進入を阻む。
竜宮彩香:それは大理石の柱の如く巨大な大砲。
内海霧江:「なッ…」
内海霧江:刀を盾にしようとするが…
竜宮彩香:「”ラインゴルト”(わたし)の前に立つものは決してただでは返さない。」
竜宮彩香:「代価は高いわよ。」発射
竜宮彩香:光芒がコンテナ地帯を覆う闇を切り裂く。
内海霧江:ずどぉっ!!
内海霧江:土手っ腹を吹っ飛ばされて、体が真っ二つ!
内海霧江:「また……捨てられちゃう……」
内海霧江:地面にぶつかる前に、影となって溶け消える。
竜宮彩香:「……。」その言葉に眉を顰める
竜宮彩香:「精巧だけど、趣味の悪い偽物ね。」
竜宮彩香:「こういうのが出回ると一番困るのよね。商売人としては。」
GM:パタンパタンパタンパタン。
GM:ハリボテのように、コンテナが次々に倒れていき
GM:君は迷路を後にすることが出来る。
竜宮彩香:偽物の街を進む。何かに導かれるように。あるいは、
竜宮彩香:竜の牙を研ぐための相手を探すために。
GM:---
GM:さーて
GM:ここからが本番!とっても楽しい第二試合へ!
GM:全員1d100どうぞ!
本郷みかん:1d100
DoubleCross : (1D100) → 80

神楽 樹:1d100
DoubleCross : (1D100) → 68

阿形雪実:1d100
DoubleCross : (1D100) → 68

竜宮彩香:1d100
DoubleCross : (1D100) → 17

GM:最大値は本郷さん!
GM:対戦相手の指定をどうぞ!!
GM:そしてここで倒した相手は
GM:決勝でのストライカーとなる!
GM:強い味方となってくれる相手を選ぶか
GM:御しやすい相手で堅実な突破を狙うか!
GM:さあ誰を選ぶ!
本郷みかん:といってもまあ……うーん。
本郷 みかん:うん。決めました、阿形さんを指名。
阿形雪実:ぐぇへへへへアハァー……
GM:おおー!
GM:では対戦組み合わせが決定!
GM:本郷みかん VS 阿形雪実
GM:神楽樹 VS 竜宮彩香
GM:早速参りましょう!ドラマの二回戦!

ミドル:本郷みかん VS 阿形雪実

GM:---
GM:星辰館学園・美術室
GM:---
GM:真っ白な石膏像や、描きかけのキャンパスが並ぶ美術室。
GM:そこで君たちは出会う。
本郷 みかん:「高校の美術室……かなあ? 来るの初めて……」
GM:後に入ったものが脚を踏み入れた途端に
GM:がたん。
GM:扉はひとりでに閉じ、そこに再びあのテープが張り巡らされる。
阿形雪実:「……わ」
阿形雪実:「なにこのテープ、いきなり貼って来た……」
GM:扉やテープに触れようとしても、触れることは出来ない。
本郷 みかん:「ええと。こんにちは」
本郷 みかん:「あなたも迷ってる人ですか?」傷らだけの顔に人懐っこい笑顔。
阿形雪実:「えーっと……よ、こんにちは。あ……てことはキミも?」
阿形雪実:「そうなのそうなの!何かさっきまで地下にいたのにさー」
阿形雪実:「今度は急にここ、学校でしょ?迷ったって言えば迷ってるんだけど……」
本郷 みかん:「私はさっきまで屋上で。あはは、空間むちゃくちゃですねこれ」
本郷 みかん:「じゃあ、この事件の黒幕、知ってます?」
阿形雪実:「黒幕。そうだよね。やっぱ誰かが仕組んでるのか、これ」
阿形雪実:「黒幕……黒幕。ごめん、あたしも心当たりないわー。正直何がどうなってんのかって感じ」
GM:そう話す君たちは
GM:少しずつ、視界の端
GM:部屋の隅に黒いシミのようなものが広がっていくのに気付くかもしれない。
GM:ガタン。ずず。
GM:石膏像が、闇の穴に呑まれて消えていく。
阿形雪実:「む」
本郷 みかん:「一人じゃなきゃ部屋から出さない、っていうのは確かみたいです」
阿形雪実:「一人じゃなきゃ出られない、ね……」消える石膏を見ながら
本郷 みかん:「ごめんなさい。ここで立ち止まったら、私、自分が許せないから」
本郷 みかん:「本郷みかんです。あなたの名前、聞いてもいいですか」
阿形雪実:「本郷みかんちゃんね。阿形雪実。ユキサネちゃんって呼んでもいいよ☆」
本郷 みかん:「じゃあユキサネちゃん、行きますッ」身構える
阿形雪実:「うおお、問答無用か!色々説得できないか考えてたけど、仕方ないか!」
阿形雪実:袖から滑り出て来るスマホ!準備OK!
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:手番を決定します
GM:お互い2d10+能力最大値!
本郷みかん:2d10+4 行動決定ー
DoubleCross : (2D10+4) → 14[8,6]+4 → 18

阿形雪実:2d10+9 行動値ー
DoubleCross : (2D10+9) → 11[3,8]+9 → 20

阿形雪実:18と20、結構僅差だった……!
GM:では阿形さん先手!
GM:お互い1d6どうぞ
本郷みかん:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

阿形雪実:ダイス合計:5 (1D6 = [5])
GM:では距離は2m!セットアップから!
阿形雪実:なしっす!
本郷 みかん:ありませんッ
GM:ではメイン!マイナーからメジャーまで阿形さんどうぞ!
阿形雪実:了解!ではマイナーで演出上、ちょっとだけ距離を取る!3mだけ下がって距離5m!レッドテンペスト!
阿形雪実:「でもそういう姿勢、結構好きよ!じゃあお互い恨みっこなしね、みかんちゃん!」
阿形雪実:はつらつと、気負う物なしに言う。ではメジャー!《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!
阿形雪実:11dx8+4
DoubleCross : (11R10+4[8]) → 10[1,4,5,5,5,5,6,7,9,9,10]+10[1,2,10]+6[6]+4 → 30

阿形雪実:ど、どうだ!
本郷みかん:うーん30、30かあ。
本郷 みかん:んー。ダメージが腐りきれば捌けるんだけど確率1%未満? 賭けてらんないなあ。
本郷 みかん:いいや。何もなしで沈むよりマシ。振り込むだけ振り込もう、《アドレナリン》に賢者の石起動!
本郷 みかん:9dx8
DoubleCross : (9R10[8]) → 7[2,2,2,3,3,4,4,6,7] → 7

本郷 みかん:やっぱ邪念があるとダメだあ。ダメージください。
GM:ふるわない!!
GM:ダメージどうぞ!
阿形雪実:オス!
阿形雪実:4d10+27
DoubleCross : (4D10+27) → 29[9,9,6,5]+27 → 56

阿形雪実:た、高え……
GM:HP0に!
GM:では、本郷さんがここで脱落!
本郷 みかん:「ダメかあ」
本郷 みかん:賢者の石から力を引き出そうとして、おかしな感覚に襲われる。あるべきものがない、ような。
阿形雪実:後方へと跳ぶ、同時スマホの画面上を恐ろしい早さで指がフリックする
阿形雪実:着地と同時、空間上から飛び出した漆黒の杭が既にみかんちゃんを貫いている。
本郷 みかん:「そっか。これって」
本郷 みかん:「ユキサネちゃん、気をつけて。ここはたぶん」
本郷 みかん:言いかけてパリーンと砕け散ります。
阿形雪実:「……ん。わかった」ごめん、は言わない。口から出そうになったけど、耐えた
GM:砕けた破片のひとつ。
GM:灰水晶が勝者の手の中に納まる。
GM:《SG:本郷みかん》を手に入れました。
阿形雪実:手に入れます!
阿形雪実:「……ふぅーっ」息。その眼には怒り、怒り。
阿形雪実:「この黒幕とやらは、あたしが何としてもぶちのめすよ。見てて、みかんちゃん」砕けた破片を手にし、言う
阿形雪実:(「……けど」)
阿形雪実:(「ここは多分、か……みかんちゃん、何か気づいたみたいだけど……」)
GM:パキン。
GM:テープも消え、扉は開くようになる。
阿形雪実:「あ」扉の開錠に気付く。次へ向かいましょう!

ミドル:神楽樹 VS 竜宮彩香

GM:---
GM:星辰館高校・体育館
GM:---
GM:ワックスの敷かれた滑らかなオレンジの床板。
GM:講堂の真ん中には、ぽつんとバスケットボールが転がっている。
GM:後から入ってきた方が扉を閉じると共に
GM:カキン。
GM:再びどこからともなくテープが張り巡らされる
神楽 樹:入り口より足を踏み入れ。どこか懐かしげに、視線を回す
神楽 樹:「高校、か」卒業して二年経つ。あれだけ通っていた場所も、少し遠い場所で
竜宮彩香:choice[スーツ,軍服,学生服,メイド服,ブルマ]
DoubleCross : (CHOICE[スーツ,軍服,学生服,メイド服,ブルマ]) → メイド服

竜宮彩香:体育館の壇上からスカートを抑えながら降り立つ。
竜宮彩香:身に纏うのはミニスカートのメイド服だ。エプロンには可愛らしい字で『あやか』と書かれている。
神楽 樹:その中に現れたメイド服。……ん?
竜宮彩香:その視線は全く意に介していない。
竜宮彩香:「こんばんは。あなたはここの生徒?」
神楽 樹:「……高校なら二年前に」
神楽 樹:もっとも。その時から見た目はもう変わっていない
竜宮彩香:「へえ…。この妙な結界も当時からあったの?」
神楽 樹:「さぁ。……その手の話には、疎かった」
竜宮彩香:「私、学校には詳しくないけれどこれがおかしいのは分かるわ。」黄色のテープを見ながら
神楽 樹:「そう。おかしいことばかり。……夢のようで」
GM:ずず ず
GM:視界の端、バスケットゴールが影に飲まれつつある。
竜宮彩香:「抜け出し方、分かる?」
神楽 樹:「予想はある」
竜宮彩香:「経験上、」銃を抜く「どちらかが倒れればいいみたいだけど。」
神楽 樹:足を肩幅に。半身。意識を集中させて
神楽 樹:「なら」
神楽 樹:「……一合、それで決まるはず」
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:それぞれ2d10+最大能力値と1d6をどうぞ
竜宮彩香:4+2d10
DoubleCross : (4+2D10) → 4+10[7,3] → 14

神楽 樹:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 14[4,10]+6 → 20

竜宮彩香:ウワッ
竜宮彩香:先手を取られた!
竜宮彩香:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

神楽 樹:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5

GM:さあここで!!
GM:神楽さん先手!竜宮さん後手!相対距離4m!!
GM:参りましょう!セットアップから!
神楽 樹:80解放、《フルパワーアタック》
竜宮彩香:コーリングシステム起動。スカイキッドに搭乗。
GM:では神楽さんのメインプロセスへ!マイナーからメジャーまでどうぞ!
神楽 樹:マイナーにて《破壊の爪》《完全獣化》
神楽 樹:《コンセントレイト》《フレイムタン》《漆黒の拳》《神獣撃》、視界射程の白兵攻撃
神楽 樹:11dx8+4
DoubleCross : (11R10+4[8]) → 10[1,3,3,5,5,6,7,9,9,9,9]+10[6,6,7,8]+10[10]+7[7]+4 → 41

竜宮彩香:ドッジ。初期ロイスの祖父と神城さんを切ってダイス+10、C値-1。
竜宮彩香:12dx9
DoubleCross : (12R10[9]) → 10[1,1,2,4,5,6,7,7,7,8,8,9]+7[7] → 17

竜宮彩香:ギャー!!
神楽 樹:ダメージ
神楽 樹:7d10+16
DoubleCross : (7D10+16) → 49[9,3,10,9,10,4,4]+16 → 65

神楽 樹:貫通65
竜宮彩香:死ぬ!
GM:では…竜宮さんがここで脱落!
神楽 樹:「──ッ」
神楽 樹:四肢から噴き出す炎が体育館の一角を埋める。熱に浮かされるよう、踏み込んで
神楽 樹:「……貫く!」
神楽 樹:拳の先、魔眼を形成。普段爪先に生じる小規模なものではなく、拳大のそれは肥大化して
竜宮彩香:「………っ」火炎と煙により外部からの支援射撃が届かない。
竜宮彩香:地下から切り札の遺産、黄金瑠璃鈿背円筒鏡を呼び出すも
竜宮彩香:一歩遅れる!
神楽 樹:振り下ろしの拳が空を切る。同時、魔眼を解放。
神楽 樹:魔眼内部、大気の加重圧縮により発生した超皞熱の線が、巨大構造体へ向かって放たれた
竜宮彩香:大砲が、炎の前に倒れる。
竜宮彩香:竜の息の根は、息吹を吐く前に止まった。
竜宮彩香:「そん…な………。」
神楽 樹:「……正直に言うなら、危うかった」
神楽 樹:一手、こちらが遅れたら。砕け散ったのは自分の方だ
竜宮彩香:手元にある拳銃も、懐にある短機関銃も、
竜宮彩香:スナイパーも、支援射撃も、衛生砲も、そして黄金瑠璃鈿背円筒鏡も
竜宮彩香:竜の牙は全て折られた。
GM:ジジジジッ バシュッ
竜宮彩香:ごぼっ、と血の塊を吐き、
竜宮彩香:「”ラインゴルト”はあなたのものよ。」
竜宮彩香:「好きに使いなさい…宝石屋。」
竜宮彩香:その言葉を最期に消滅する。
竜宮彩香:最期まで、その顔には笑みが浮かんでいた。
GM:君の手の中に、灰水晶が収まる。
GM:《SG:竜宮彩香》を手に入れました。
神楽 樹:「……」
神楽 樹:余計な言葉は、必要ない
神楽 樹:口に出せばおそらく、それは彼女の遺志を汚す
神楽 樹:水晶を握り込み。最後に、彼女の立っていた場所を見て
神楽 樹:背を向けて。歩を進めた
GM:---
GM:神楽さんが二回戦突破。
GM:そして決勝!神楽さんVS阿形さんとなりました
GM:どちらさんもよござんすね!
神楽 樹:行きます
阿形雪実:ウェーイ!
GM:では!
GM:お二人とも浸蝕は100になり…

クライマックス:阿形雪実 VS 神楽樹

GM:---
GM:星辰館高校・校庭
GM:---
GM:校庭では、見慣れない巨木が静かに月の光を浴びている。
GM:血のように紅い花びらが、音もなく降りしきる中
GM:君たちは対峙する。
GM:桜の周囲を円のように取り囲むのは、例の図柄が記された無数の標識や衝立。
GM:大樹の根本から、地面へと闇がジワジワと染みつつある。
阿形雪実:「こんな木、あったかなあ。ないよねえ……」校庭で、なかった筈の木を見上げて
神楽 樹:「……月が綺麗、辺りを言うべき?」
阿形雪実:「おおー、ブンガク的。こんな状況じゃなけりゃそれもよかったんだけどねー」
阿形雪実:「……よっ」軽い調子で、神楽さんに手を挙げて挨拶しよう
神楽 樹:しばしの間。
神楽 樹:少し考えた様子の後、真似するように手をあげて
阿形雪実:「お姉さん、ええーと……あ、神楽さん!?第六の!」
阿形雪実:「直接会ったことはない……筈だよね、筈だけど、話は聞いてるよー」
阿形雪実:「各支部で活躍してる人は、名前くらいはね」
阿形雪実:「あとはまあ、うん……(最近結婚したとかしないとか。ここまでははっきり確認できたわけではないので、言葉を濁す)」
神楽 樹:「……それは、どうも」
神楽 樹:「確か。……阿形、雪実。でよかった?」
神楽 樹:記憶を遡る。第五に配属されたチルドレン、と聞いた記憶がある
阿形雪実:「あ。あたしのことも知っててくれたんだー。嬉しいじゃん。」
GM:ずずずず
GM:影は君たちの足元に迫りつつある。
阿形雪実:「はぁー、本当、こんな所で遭わなきゃなぁ……」
阿形雪実:辺りを侵蝕する影に目線だけを差しつつ
神楽 樹:「……同意見」
神楽 樹:「ただ。状況がわからないにせよ」
神楽 樹:「──打破すべきため、進むしかない」
神楽 樹:「都合はいい。私も、貴方もチルドレン」
神楽 樹:「訓練のようなもの。……もっとも、手加減もないけれど」拳が。徐々に硬質化してゆく
阿形雪実:正直自分はこんな事を仕組んだヤツにめちゃくちゃむかついてるので、張り倒すのにここは譲ってください。
阿形雪実:大丈夫、絶対貴方の心は無駄にしません
阿形雪実:……というこちらの言い分は、うん、ダメだなこれは。そりゃそうだよね。
阿形雪実:旦那さん(やっぱりいるんだろう、きっと。この気迫は、うん)も待ってるだろうし
阿形雪実:「はいよォー了解!」じゃっと現れるスマホ!
阿形雪実:「ごもっとも!それじゃあ一つすっきり決めますか!さあこいっ!」
神楽 樹:「改めて。第六支部、神楽樹」
神楽 樹:「……全力で」構え。炎が、闇に揺らぐ
阿形雪実:「第五支部新入り、阿形雪実!オススメの呼び方はユキサネちゃん!やぁってやろうじゃん!」
GM:---
GM:【接 敵】
GM:---
GM:お互い2d10+最大能力値、そして1d6どうぞ!
神楽 樹:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 9[4,5]+6 → 15

阿形雪実:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 11[3,8]+9 → 20

神楽 樹:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5

阿形雪実:ダイス合計:3 (1D6 = [3])
阿形雪実:橘さん「3!」
GM:ダディアナザン!?
阿形雪実:つい……
神楽 樹:木の陰から誰かが見ている…
GM:ゾウダイキョリハ…ハァ…!4mデァ!ウェ!!
GM:ということで、阿形さん先手で参りましょう
GM:セットアップ!
阿形雪実:ありませぬ!
神楽 樹:《フルパワーアタック》
GM:では先手のメインプロセスへ
GM:阿形さんどうぞ!
GM:マイナーからメジャーまで!
GM:あ、その前に
GM:大事な大事なイニシアチブ!シャドウジェムの使用もここです!
GM:それぞれありますか!
阿形雪実:あ、はい!
阿形雪実:みかんちゃんにスタンバってもらおう!……こ、こう使うんですよね?
阿形雪実:ガードしてくれても、殴ってくれてもいい!行動に文句は言わないぜ!
本郷 みかん:「うわッ、っとおッ?!」
阿形雪実:「いきなりごめんね!ちょっと手伝ってよ。この人相当“使う”みたいだからさっ!」
阿形雪実:行動の一瞬の合間に素早く呼び出す!
神楽 樹:「──なるほど、そういう効果」
神楽 樹:では、こちらジェム起動
竜宮彩香:「そういうこと。契約料は負けてあげる。」
竜宮彩香:大砲と共に神楽の傍らに現れる。
神楽 樹:「……悪いけど、付き合ってもらう」
GM:それでは阿形さんのエンゲージに本郷みかん、神楽さんのエンゲージに竜宮彩香が出現!相対距離4m!
GM:ストライカーの行動順は、後手の行動後イニシアチブに
GM:ストライカー同士手番ダイスを振ってもらいます。
GM:改めて阿形さんのメインプロセスに入ります!
GM:マイナーからメジャーまで!どうぞ!
阿形雪実:ではマイナー、エンゲージからは動かず、レッドテンペスト。
阿形雪実:そしてメジャーでは《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!
阿形雪実:対象神楽さん!
阿形雪実:12dx7+4 100%仕様!
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,5,5,8,9]+10[4,7]+10[7]+6[6]+4 → 40

神楽 樹:せめてものドッジを試みる
神楽 樹:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 9[1,1,1,4,5,5,7,7,9]+1 → 10

竜宮彩香:神楽さんをカバーリングします。
阿形雪実:5d10+31
DoubleCross : (5D10+31) → 20[3,4,1,2,10]+31 → 51

竜宮彩香:死にます!
阿形雪実:竜宮さーーーん!!!!!
神楽 樹:CEO、無駄にはしません
GM:ではジェム竜宮さんが消滅!
GM:演出どうぞ!
神楽 樹:「……!」速い、予想以上。普段であれば躊躇わず受けるが──
竜宮彩香:「最高に贅沢な使い方よ。この砲を…」神楽の前に砲台が現れて攻撃を阻む。
竜宮彩香:「ただの壁にするなんて。成金趣味ね。」
神楽 樹:「普段は節約してるから、つい」
阿形雪実:ジジッ
阿形雪実:砲が現れた瞬間、空間に黒い『線』のようなものが走る
阿形雪実:ごがん、ごがん! 線に沿って砲身が折れ曲がる!
阿形雪実:「!!」
阿形雪実:(「斬れなかった!?なますにするつもりでやったのに!何あのキャノン砲!!」)
竜宮彩香:「金も石も砲台も所詮道具。生かすも殺すもあなた次第。」
竜宮彩香:「あなたは”ラインゴルト”にふさわしい女かしら、宝石屋?」最期ににぃと笑って消える
阿形雪実:(「まずい、これじゃあたしの“視線”が通らない――!」)
阿形雪実:目論見が外れた、攻撃の仕様上、こちらに「射線」は存在しないが、これは慌てる!
阿形雪実:レッドテンペストバックファイア!
阿形雪実:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

GM:ではそのまま返す刀、後手手番へと!
GM:神楽さんどうぞ!
神楽 樹:定番、マイナー《破壊の爪》《完全獣化》
神楽 樹:……予感は潰したい、《コンセントレイト》《フレイムタン》《漆黒の拳》《神獣撃》
神楽 樹:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,5,6,6,6,8,8,9]+10[6,7,8]+10[1,10]+5[5]+4 → 39

神楽 樹:1惜しい
GM:こっちも走る!
GM:今回は二人とも出目がいいな…
阿形雪実:ギニャー。避けて、みましょう!玉野椿さんと佐苗ちゃんのロイス、二つ使用。クリティカル2下げる!
阿形雪実:4dx8+1
DoubleCross : (4R10+1[8]) → 10[1,3,4,10]+10[8]+7[7]+1 → 28

本郷 みかん:コンマ以下の可能性にかけて、クリスタルシールド準備しつつ《砂の結界》! カバーしますッ!
阿形雪実:グググ、避けられない!あっ、みかんちゃん!!
神楽 樹:ダメージッ
神楽 樹:8d10+21
DoubleCross : (8D10+21) → 53[9,10,7,3,6,8,9,1]+21 → 74

神楽 樹:貫通74ッ
本郷 みかん:そりゃあ耐えられない!
阿形雪実:みかんちゃーーーん!!
本郷 みかん:躊躇なく、超高熱の一閃に割り込む。
本郷 みかん:「ユキサネさん、まだ……だよ!」一瞬だけ、結晶の篭手が励起。射線を真上に殴り飛ばす。
阿形雪実:「みかんちゃん!!」
本郷 みかん:「……最後まで! 確かめていって!」
本郷 みかん:樹さんも一瞬だけ、人懐っこい笑顔と目が合ったかもしれない。
神楽 樹:──奇妙な感覚があった。胸元にある、“それ”が同類だと認めていたのか
神楽 樹:ゆえに全力で行った。……気を抜けばやられる
阿形雪実:「みかんちゃん、そんな、無茶は――!!」
阿形雪実:もう倒れてしまっているのに、このみかんちゃんはジェムに宿った姿なのに、叫んでしまう
本郷 みかん:恐怖の色はない。覚悟なら、あったかもしれない。
本郷 みかん:今度は。結晶のように砕け散るのではなく、輪郭が解けて影の塊になって消滅する。
阿形雪実:「――――っ」光に消えるみかんちゃんをその目に焼き付け
神楽 樹:「……」
GM:ではそれぞれの攻撃は相殺され…仕切り直し!
GM:2ラウンド目に入ります。再度手番決定!
GM:手番ダイスどうぞ!
神楽 樹:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 12[2,10]+6 → 18

阿形雪実:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 10[4,6]+9 → 19

阿形雪実:ギ、ギリギリ!
GM:ひぃーっ!1差!
GM:では手番変わらず、阿形さんから先手!セットアップ!
阿形雪実:ありません!
神楽 樹:いつもの《フルパワーアタック》の構え
GM:それでは阿形さんメインプロセス!どうぞ!
阿形雪実:よし!では先程とかわらず、《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》で!
阿形雪実:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,3,3,3,5,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,5,5,7]+3[3]+4 → 27

阿形雪実:ぐえーっ!
GM:ここで…回避もあり得る出目!!
GM:神楽さんのロイスは無傷!
神楽 樹:…タイタス二つ消費、C8でドッジ!
神楽 樹:9dx8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[3,3,3,6,8,10,10,10,10]+5[1,2,4,4,5]+1 → 16

神楽 樹:やはり回避は苦手だったようだ
阿形雪実:うおお
GM:届…かず!
GM:ではダメージ!
阿形雪実:3d10+31
DoubleCross : (3D10+31) → 18[4,7,7]+31 → 49

EXst:即死!
GM:神楽樹…脱落!
GM:演出どうぞ!
阿形雪実:焦熱の閃光の中、前方を睨みつける!
阿形雪実:眩しい、見えない。だが相手はこの瞬間にも次の構えを取っているだろう、この一瞬が、惜しい!
阿形雪実:なら――みかんちゃんが殴り飛ばした閃光の残滓の中を駆ける。目指すは――!
阿形雪実:僅かな隙の間を突っ切る。……これじゃスマホの操作も間に合わない、ぶっつけ本番だ
阿形雪実:光の余波を“にらむ”!一種あいた巨大な漆黒の孔が光を全てのみ込む!直後、神楽さんの懐に飛び込んで
阿形雪実:光を頭上に殴ったみかんちゃんの動きを写したかのような動きで、手の上に発生した黒い孔を直接、神楽さんのボディに叩き込むです!
神楽 樹:「────」目の前で光が消える。拳を引き戻す。間に合うか、間に合わせるか
神楽 樹:いいや。きっと、これは
神楽 樹:「……やっぱり、あとひとつか」
神楽 樹:衝撃。防御姿勢を取ることもできず。阿形の一撃が己の身に沈む
GM:バシュッ!!
GM:勝者は阿形雪実。《SG:神楽樹》を入手しました。
阿形雪実:「……ううぅ~~っ」 緊張感から解放され、その場にへたり込む
阿形雪実:外傷はない。だが疲弊は相当なものだ
阿形雪実:「あぶ……なかったぁ~~~何このヒトめっちゃこわい……ありがとねみかんちゃん……」
GM:そして…闇は広がり
GM:大樹の真上、巨大な月が……頭上へと迫る。
GM:---
GM:シーン終了。クライマックス2へ。全員浸蝕は130だ!
GM:よろしいですか!
本郷みかん:はーい
神楽 樹:OK
阿形雪実:はい!

クライマックス2

GM:---
GM:???
GM:---
GM:月に照らされ降り立つのは…
GM:色鮮やかな単衣装束を纏う、白い肌の少女だ。
"夜露君":「久しゅうございます……愛しき人……」
"夜露君":恍惚とした表情で、空中から君を見つめている。
"夜露君":「お待ち申し上げておりました……千代に、幾年にも…」
"夜露君":うっとり。
"夜露君":「さあ、この夜露と共に永久の褥を……」
阿形雪実:「ううぐぐ……」気合を入れて立ち上がる。次の……相手だ!
阿形雪実:「はいはーい!次はあんたね!で、うん……そうか、『あんた』か」
"夜露君":「?どうかなさいましたか?」
"夜露君":「貴方様の愛する夜露にございます……」
"夜露君":淀んだ目で、不思議そうに君を見つめている。
阿形雪実:そう名乗られた訳でもない。もしかしたらこれまでのヒトと同じく、連れてこられた被害者なのかもしれない。……否!
阿形雪実:わかる。一目でわかる。この禍々しさ、あまりに倒錯した空気!こいつが、これを仕組んだ黒幕だ!
阿形雪実:「うっさい。どういうつもりか分らないけど……あたしは、あんたを知らない。夜露なんて知らない」
"夜露君":「!!」
"夜露君":「こ、このパターン……」
"夜露君":「い、いいえ!しっかりしてくださいまし!」
"夜露君":「貴方様こそが我が国一の大弓取り!この夜露の……愛する……」
阿形雪実:「一応、聞いてやるわ。どういうつもりでこんなことしたワケ?いやこれだけで何となく想像つくけど」
"夜露君":「……」
"夜露君":「はぁ……はぁああ……」
"夜露君":「また違う……また……これで……何度の……」
阿形雪実:「……いや、いいや。わかった、わかったわ。」
阿形雪実:「何をどうやったか知らないけど、とにかくあんたがこのはた迷惑なやつだってのはよーくわかった」
"夜露君":「口惜しや……おお……口惜しや……!!」
"夜露君":メキメキメキ
"夜露君":額から2本の巨大な角を飛び出させる!
阿形雪実:「おおー、変身した変身した。いいわ、あんたみたいなやつはそうこなくっちゃね!」
阿形雪実:「そんなブッサイクな変身したところで、何がどうできるかなんて思わないことね!あたしは!それ以上にガンギレてんの!」
阿形雪実:なぜだろう、相手はこんな空間まで展開できる強大な能力者だ。だが、だが今のあたしなら……負ける気がしない!
"夜露君":「口さがなし……!やはりあの御方ではない!」
"夜露君":「許すまじぃいいいい!!」
GM:ずずずずずず
GM:景色の全てが闇へと飲み込まれていく。そして……
GM:月と鬼、そして君だけが残る。
GM:---
GM:【最 終 接 敵】
GM:---
GM:手番ダイスをどうぞ。
GM:1d6も!
"夜露君":エネミーは20固定
阿形雪実:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 13[4,9]+9 → 22

阿形雪実:ダイス合計:4 (1D6 = [4])
阿形雪実:22と4! あ、20とかエネミー普通に高い!
阿形雪実:ありがとう実験体……!
"夜露君":こ、超えやがった!!?
GM:嘘でしょ阿形さんが先手!
GM:相対距離は…
"夜露君":1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

GM:2m!近い!
GM:セットアップから!
阿形雪実:セットアップはナシ!
GM:ではイニシアチブ!
GM:3人前のジェムから、誰を選ぶ!
阿形雪実:一回に付き一人か!よし、では今戦った神楽さんを早速!
GM:では神楽さんが同エンゲージに!
GM:そのまま阿形さんのメインプロセス!
阿形雪実:ではこちらの手番だ、マイナーアクション、エンゲージを出る!後方に5mほど離れる
GM
夜露君
2m
神楽
5m
阿形

GM:こうですね
阿形雪実:オッス!
阿形雪実:そしてメジャー。《コンセントレイト》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》!
阿形雪実:13dx7+4 130%!
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,5,6,6,7,8,9,9]+10[6,6,6,9]+6[6]+4 → 30

阿形雪実:むむむむむ……!
"夜露君":《浄玻璃の鏡》により、RC回避!
阿形雪実:こ、こい!
"夜露君":13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,2,2,2,2,2,3,5,5,9,9,10,10]+9[4,9]+4 → 23

"夜露君":うぐぅ~~!
"夜露君":ダメージを受けます!
阿形雪実:あぶない……!!
阿形雪実:4d10+31
DoubleCross : (4D10+31) → 21[3,4,10,4]+31 → 52

阿形雪実:装甲無視!
"夜露君":ま、まだ耐えるぞ!
"夜露君":流石にワンキルされるほどのがっかりではない!
阿形雪実:当たってよかった……でもつよい!
阿形雪実:「ごめん、神楽さんフォワード頼んだ!」同じチルドレンに、端的に伝えて後方へ跳ぶ。
神楽 樹:「──呼び出しも早いとは」彼女の傍ら、白い髪を揺らして降り立ち
神楽 樹:「了解」返事は短く。意識はもう切り替わっている
阿形雪実:そして後方から、スマホををフリック、四方からと飛び出した漆黒の杭が、夜露君を貫く!
阿形雪実:そう、このフォーメーションだ。これがあたしの本来の戦い。
阿形雪実:ここに来てから一人だったけど、みかんちゃんに続いてまた仲間が出来た
阿形雪実:ありがたい。力が湧いてくる!
"夜露君":「ああ…うぐ…!」
"夜露君":「この…作られただけの…まがい物の…影法師どもがァーーーーッ!!」
GM:手番は後手へ!
GM:その前にイニシアチブ!
GM:ありますか!
阿形雪実:あ、ここでもイニシアチブ!呼べるのなら、あたしのエンゲージに竜宮さんを呼ぼう。出来ない感じならなしで!
GM:OK!
GM
夜露君
2m
神楽
5m
阿形・竜宮

GM:こうなりますね
"夜露君":では手番!
"夜露君":マイナーで極光螺旋。メジャーでコンセントレイト:ウロボロス+飢えし影+混色の反乱+世界を喰らうもの
"夜露君":シーン攻撃!対象は全員!
"夜露君":12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,6,6,6,8,9,10]+10[1,7,9]+2[1,2]+5 → 27

竜宮彩香:ドッジ!
竜宮彩香:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,4,5,7,9] → 9

神楽 樹:こちらもドッジ
神楽 樹:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[2,3,3,4,5,5,7,7,9,9]+1 → 10

阿形雪実:避けます!ロイス使えましたよね、C2下げる
GM:使えます!浸蝕は130だ!
GM:ダイスボーナス4つだぞい
阿形雪実:よっしゃー!
阿形雪実:5dx8+1
DoubleCross : (5R10+1[8]) → 10[2,2,7,7,8]+3[3]+1 → 14

阿形雪実:邪念……ダメ!!
GM:カバーは!
竜宮彩香:カバーリング宣言します
竜宮彩香:阿形さんカバー!
阿形雪実:ありがとうございます!!
"夜露君":ではダメージ!
"夜露君":3d10+32
DoubleCross : (3D10+32) → 13[4,7,2]+32 → 45

阿形雪実:またでかい……
竜宮彩香:死ぬ!さよなら!
阿形雪実:竜宮さーーーん!!!!!
"夜露君":ずずずず 
"夜露君":ずぉおおおおあああああっ!!
"夜露君":無数の影の腕が、津波のように湧き上がり
"夜露君":地上の全てを引き裂き、なぎ倒していく!
阿形雪実:「っ!」まずい!焦る!
竜宮彩香:「いいえ。」
竜宮彩香:阿形の前に黄金の巨砲が現れる。
阿形雪実:「竜宮さん!お金持ちの……!!」
竜宮彩香:それは黒い荒海の中、光を放ち船を導く灯台のごとし。
竜宮彩香:「この黄金の塔は崩せないわ。」
竜宮彩香:「ここから後ろは私の国。私の領地。私のもの。」
阿形雪実:「まぶしい……すごい……!」勇気が湧いてくるまさに闇を切り裂く黄金の巨砲だ
竜宮彩香:黒い海が凪ぐのと同時に黄金の巨砲にヒビが入り、崩壊していく。
竜宮彩香:「さ、行きなさい。竜の黄金を荒らすものにふさわしい罰を。」
阿形雪実:「あ……」黄金の塔が崩れて行くのを、見ていることしか出来ない。だが……
阿形雪実:「うん!ありがとね!思いっ切りやってやる!」
GM:神楽さんと竜宮さんが脱落!
GM
”夜露君”
7m
阿形雪実

GM:再び戦場はリセット!
GM:全手番終了のイニシアチブ!ありますか!
阿形雪実:みかんちゃんを呼ぶ!!
本郷 みかん:はい! 出てきます!
GM
”夜露君”
7m
阿形雪実・本郷みかん

GM:未行動の本郷さんの手番へ!
本郷 みかん:これ、行っちゃっていいですか。ユキサネちゃん!
阿形雪実:うん、いいよ!みかんちゃんも一緒に戦って来たんだもん、やっちゃって!
本郷 みかん:……はいッ!
本郷 みかん:マイナーで前進、メジャーで《コンセントレイト》《アドレナリン》《インスタントボム》《オーバードーズ》! 割り込んで手持ちロイス両方共タイタス化して昇華、C低下に叩き込みます!
本郷 みかん:13dx5+4
DoubleCross : (13R10+4[5]) → 10[1,1,1,2,2,4,6,6,7,7,8,9,9]+10[2,4,7,7,8,8,9]+10[1,2,7,7,8]+10[1,6,9]+10[5,8]+10[2,7]+4[4]+4 → 68

本郷 みかん:これなら! 達成値68
竜宮彩香:回ったー!
神楽 樹:いけぇー
"夜露君":浄玻璃回避ッ!!
"夜露君":13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 9[1,3,3,3,4,5,6,6,6,7,9,9,9]+4 → 13

"夜露君":ぬああああっ!ダメージ!!
本郷 みかん:7d10+8 装甲無視
DoubleCross : (7D10+8) → 28[1,5,3,10,3,1,5]+8 → 36

本郷 みかん:だあ、出目が低い!足りる?
"夜露君":ふふふ
"夜露君":足りましょう!撃破です!
"夜露君":HPは65固定。
本郷 みかん:よしッ!
本郷 みかん:ユキサネちゃんの声が聞こえる。さっきまで、確か他の人達と戦っていたはずで。
本郷 みかん:意識は途切れ途切れ。景色も変わっていて。胸にあった熱はもうなくて。
"夜露君":「許すまじ…許すまじ…!」
"夜露君":ずぉおおおおっ!
"夜露君":無数の腕が、繭の如く守る!
本郷 みかん:「ごめん。あなたのこと、よく知らないけど。でも」
本郷 みかん:悲しそうだ、というのだけはわかるから。それと。ユキサネちゃんは、まだ終わっていないことも知っているから。
本郷 みかん:「少しだけ……眠っててもらうよッ」
本郷 みかん:撃ち抜かれて空っぽの胸から、最後の熱を絞り出す。自分が自分だった証拠(ロイス)が消えていく。
本郷 みかん:まだ。足は動く。拳は握れる。前へ進める。石はなくても、命はなくても、夢の中でも、この手は届く。
本郷 みかん:「いっ……けええええええええええええええッ!」
本郷 みかん:体ごとぶつかるような渾身の右拳が、折り重なった無数の壁を貫通する──
本郷 みかん:一瞬だけ、振り向いた。ユキサネちゃん、でよかったよね。
阿形雪実:うん。合ってる。おお、何か照れくさいな。振り返ったみかんちゃんを見返して
本郷 みかん:ごめん。がんばって。もし、──に会ったら
阿形雪実:えっ、なに?なんだって? ──、さん?
阿形雪実:「みかんちゃん!」叫ぶ
"夜露君":「あ……あああ……」
"夜露君":「あなた方は影法師…この帳が消えれば…」
"夜露君":「あなた方も……」
"夜露君":崩れ去りながら呻く。
本郷 みかん:打ち消すように。
本郷 みかん:「ばいばい! またね!」
阿形雪実:「うん、うん!またね!」そう、これが最後じゃない。最後じゃない、筈なんだ。だから──!!
GM:やがて、雲がかかるように月は暗闇に染まり
GM:天も地も、黒に消え
GM:君たちもまた……闇へと溶ける。

ED:阿形雪実

GM:……。
GM:君、阿形雪実はベッドの上で目を覚ます。
阿形雪実:「う、あ……」一瞬、状況がわからない。でも
GM:夢の中で呼んだ誰かの名前も、やがてぼんやりとした寝起きの意識に消えていって
GM:……日常がやってくる。学校に行かなくては。
阿形雪実:「……はぁー、よかったぁ……」夢だったのだ。よかった、あんなことが、実際に起こらないで
阿形雪実:「……よしっ!」起きる。さあー今日もガッコーだぞ!
GM:---
GM:星辰館高校
GM:2-E教室
GM:---
GM:君は朝礼前のざわめく教室で
GM:1人の女生徒に目が留まる。
GM:その髪に着けているブローチ。
GM:それに何故か、ひどく
GM:見覚えがあるような。
GM:夢の中の、誰かが着けていたブローチと同じ。…誰が?
阿形雪実:「オハヨー。イェーイオハヨーっ」クラスメイトにアイサツだ。デキるJKは朝から違うのだ。そんな中で
月影 秋古:「おはようございます」
阿形雪実:「…………あれ?」
月影 秋古:「…………?」
月影 秋古:あまり話したことのなかった相手だ。顔色が悪い。ただ、それはいつものことだった気がする。
月影 秋古:見るほど、へんてこな髪留めだ。
月影 秋古:銀色に見えるけれど、もともと明るいオレンジだったのが、塗装がぼろけているのをそのままにしているらしい。
月影 秋古:黒い髪には、むしろそっちの色合いのほうが馴染んでいるけども。
阿形雪実:「う、うん。おっす、おはよう!ええと、月影さん、だよね」
阿形雪実:よかった名前覚えてた。あまり話したことのない相手だったけど覚えてた。……あれ?月影、さん?
月影 秋古:「……はい。阿形ユキサネさんですよね」
月影 秋古:どこかで聞いたような発音。
阿形雪実:「うん、そうそう阿形ユキサネ。よかったーっ、転校して来てそこそこ経ったけど、名前知られてなかったらどうしようって思っちゃった」
月影 秋古:「有名だと思いますよ。阿形さん」
阿形雪実:「そお?ヘヘッマジで?そりゃ嬉しいな──っと……ねえ、あのさ月影さん」
月影 秋古:「はい……私に、何か?」
月影 秋古:首をかしげる。
阿形雪実:「……ううん、何でも……いや、何だろう。何かな……」近場の席に着きつつ
月影 秋古:「はい」
月影 秋古:視線で追いかけて、それでもたりなくなると体ごとひねってくる。
月影 秋古:少し小動物のような動きにも見える。
月影 秋古:首をかしげる。
月影 秋古:「何でしょう」
阿形雪実:「その髪留め。そう、その髪留め、それさ。」
阿形雪実:「そう、かわいいって言うか……かわいい、んだけど」
月影 秋古:「ああ。これですか……かわいいですか? あんまり、言われたことがなくて」
月影 秋古:「でも、ありがとうございます。昔……もらったんです」
月影 秋古:「大事な友だちから」
阿形雪実:ああ、知らなかったのはあたしの方だな。
阿形雪実:こんな、言いにくいけどこんな忘れがたい子、クラスにちゃんと居たんじゃんか──
阿形雪実:一連の動作を見つつ、思う
阿形雪実:「……そう、そうなんだ。友達から。……ともだち」
阿形雪実:思いっ切り自分の目元をこする
阿形雪実:何だ、今一瞬、涙が出そうになった。友達。何だ一体──
月影 秋古:「……あの」
月影 秋古:「使いますか?」
月影 秋古:淡い橙色のハンカチを差し出す。
阿形雪実:「あ、ああごめん!いやー寝不足かな、ちょっとあくび出ちゃって。ナミダがね、うん──!!」
阿形雪実:「……うん、ありがと」素直に受け取る。お言葉に甘えて、ちょっとだけ拭く
阿形雪実:「……あのさ」
月影 秋古:「はい」
阿形雪実:「その髪留めね、あたしにも何だか覚えがあるんだ。そう、あたしの──」
阿形雪実:何だろう、思い出せない。誰が、どんな関係だったか。思い出せない。でも、でもそれは、何となくこう呼ぶのがいい気がした
阿形雪実:「あたしのね、友達もつけてたような気がしてさ。中々思い出せないけど、そんな感じの髪留めをね──」
月影 秋古:「それは。……偶然だね。阿形さん」
月影 秋古:頷く。にこりともしない、いや、少し笑ったか?
阿形雪実:「ユキサネでいいよ。かわいいっしょ」
月影 秋古:「ユキサネさんだと、ちょっとお侍みたいですね」
月影 秋古:冗談を言ってるのか何なのか。表情がいまいち読みにくい。
阿形雪実:「実と書いて『サネ』ね。誰がつけてくれたか、あたしも思い出せないけど……コフー(古風)で渋くて、気に入ってんだ」
月影 秋古:「変わってるけど、素敵な名前だと思います。……それと、素敵な偶然、かな」
月影 秋古:「ユキサネさん。あとで少し、お話しませんか?」
阿形雪実:冗談なのかそうでないのか。けど、悪い意味はないと思う。きっと
阿形雪実:「ははっ、そーね。素敵な偶然。よし、じゃあ昼休みか、何なら放課後どっかいこっか。いいお店、知ってんだ──」
GM:---
GM:フェイクムーン・バイス #2
GM:阿形雪実/本郷みかん ED
GM:---
GM:Thank you for your pray!
GM:---
GM:ゲームセット!
GM:お疲れ様でしたー!
本郷 みかん:お疲れさまでしたッ!
阿形雪実:お疲れ様でーす!
神楽 樹:お疲れ様でしたー